blogとかの関係でよくJAZZを聴いている方の推薦されるアルバムはほぼ間違いないので(もちろん相手の好みを知っているから)これは今年の中でもと書かれているのをみて、あわてて買ってきました。
なんとラース・ヤンソンがピアノを弾いているし、スズック・シスターも、そういえば前に書いていたのを思い出しました。
イタリアのドラマーがリーダーのセクステットでが、ピアノトリオの演奏などもあり堅苦しくない。
イタリアのこのリーダーとラースがどのような関係かわかりませんが、ラース以外のメンバーとはかなり永く演奏し合っているようで、とても気心が知れた演奏を感じます。
1曲目、軽めのリズムにフルートのメロディ、ベースがエレベなところが少し違う感じもしますし、フルートの技量もちょっと、続くラースのピアノが軽やかに、気負いなく、そして唸ってくれていて堅苦しくない。
2曲目は、ラースの曲かと思うリーダー、ドラムスの曲、とてもいい曲で驚きます。このグループ、写真を見ると皆さん同じようなお歳、いや私も同じような歳ですが、アルバムのタイトルみてこの演奏を聴くとなんだかほのぼの、うれしくなるのです。
3曲目、ラースはゲストかと思うのですが、結構メインでリードを取っているのが不思議です。この曲ではトロンボーンのがなかなか好きな音です。
4曲目もゆったりとした4ビートで、日曜の午後オヤジたちが集まって軽くセッションしているような(失礼本当は違うでしょうが)ゆったり感、ここでもトロンボーンが良いフレーズですし、ラースが本当に楽しそうに弾くのも良い感じです。
そして続く2曲はラースの曲、最初はなんと“”この曲はホーンが入った演奏をしっていますので、それとの比較を楽しみました。ラースのアレンジが解る素敵な演奏。
次の曲はどこでしたか忘れました。
7曲目もラースの曲ではないかと思う美しい曲です。
9曲目、ファブリジオ・ボッソもイタリア・ソング・ブックで演奏していた曲、イタリアでの大衆ソングなのでしょうね、このグループでも何度も演奏した感じ、ソロが板に付いてます。
肩の力がぬけて、リラックスしながらとても楽しげな、本当に仲間が演奏していることが伝わるアルバムです。
Artist's dreams /carlo bernardinello
Lars Jansson (p)
Wally Allifranchini (sax)
Alberto Mandarini (tp)
Rudy Migliardi (tb)
Fabio De March (b)
Carlo Bernardinello (ds)
1 Luky Star
2 Romantic
3 Piccola Italy
4 T'ho Voluto Bene
5 Giving Receiving
6 Angelus
7 Il Sogno Di Gioia
8 Tu Sì 'Na Cosa Grande
9 Tintarella Di Luna
10 Pari E Dispari
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