近江牛のA5霜降りと礼文島のあわびが手に入りました。ちょうど天草から車エビがおくられてきたので、フランスから届いている白トリフュと合わせて、なうての創作料理人に調理をお願いしました。
勿論いつもの通りウソです。
そこで出来上がってきたお皿が何と“お好み焼き”でした。
さてこのような状況で皆さんはどう反応をするのでしょうか。勿論、料理人はこちらがえらんだ名人です。
このような時(多分ないと思うけど)は、腹を立てずに超然と微笑み、お味を楽しむのが流儀です。
mac Berichumieuxは前に手にいれたアルバム「Les conkeure d'lci」ではとてもjazz的なアコーディオンだったので、次を楽しみにしていました。
ネットで知る新しいアルバムは、何とG・ミラバッジのピアノにアンリ・テキシェとアンドレ・セカレリのリズムという、なんとも信じられない組み合わせで、配信販売ばかりでイライラしていたところやっとCDが手に入りました。
1曲目はメセニーの曲、ベルトウミューな以前もメセニーの曲を演奏していましたから、楽器はちがえど、方向が似ているのかもしれません。
ミラバッシとアコーデオンのソロが流石です。
2曲目、3曲目と結構ベルトウミューが弾きまくるパターン、2曲目がスティング、4曲目がマイケル・ジャクソン、ここでは軽やかなピアノのリズムで、マイルスの演奏を思い出します。
その後もステーヴィーに、エルトン、10CC、これって料理名人の挑戦。
この料理人の腕を持ってすれば、素材の味が損なわれる事あたわずで、そうなると素材一つ一つの吟味より、なぜ“お好み焼き”なのかのという議論のほうが意味を持ってくるようです。
5曲目、“ラ・スクムーン”のテーマと10曲目のミラバッシのピアノソロにはとても満足です。
9曲目、シンディー・ローパーの“Time After Time ”でテキシェが初めてソロらしいソロをとりますが、、ここで後半メロディも弾かせるあたりで、満足です。
セカレリさんはずっと聴こえているから満足です。
これだけのメンバーで、上がりは軽いPOP曲のよう、ふたを開けたときは戸惑いました。この料理人、あえての選曲をどこにでもあるものにして、演奏を吟味すれば味は格別、気張らない見た目とはうらはらに、食してみればウームと思います。
このように凄腕集めて、あえてお好み焼き、おいおいもっと見た目の凄いのできるでしょうが、もったいない、と思いながらもこんなお好み焼き食べたことない。
in other words / marc BERTHOUMIEUX
Marc Berthoumieux(accordion)
Giovanni Mirabassi(p)
Henri Texier(b)
Andre Ceccarelli(ds)
1. Have You Heard(Pat Metheny)5:20
2. A Thousand Years(Sting) 5:16
3. Looking Up(Michel Petrucciani) 5:07
4. Human Nature(Michael Jackson) 3:16
5. La Scoumoune(Francois de Roubaix 5:28
6. Les Choses de la Vie(Romy Schneider 4:30
7. Love's In Need Of Love Today (Stevie Wonder) 4:27
8. Your Song (Elton John) 4:55
9. Time After Time (Cindi Lauper)4:16
10. A La Claire Fontaine(Traditional French Song) 3:53
11. Bang! Zoom (Bobby McFerrin)4:35
12. I'm Not In Love(10cc) 6:02
よくおこしくださいました。私も貴殿のところにおじゃましています。
仕事帰りに行かれるBerかなり個性的な選曲ですね。
このアルバムは良くJAZZを聞いている人が楽しめるアルバムだと思います。
これからも宜しくお願いします。
はじめまして
いつも楽しく拝見させて頂いております。
Marc Berthoumieuxのアルバム大変
良さそうですね。
数年前、歌手のDee Dee Bridgewaterが
Blue Noteでライブを行ったときに、バックで
演奏されていて、非常に印象に残っています。
是非、聴いてみたいと思います。