ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

ベラルーシの林檎

2006年04月12日 12時46分00秒 | 日記
栃木、群馬、福島がどんな位置かさだかでないぼくにとって、バルト3国といったってもっとさだかでない。

だけど、たまたま1993年第一刷発刊の岸恵子著『ベラルーシの林檎』という素敵な題名にひかれて読んだ本に少なからずの感動*(キラキラ)*

その13年の間にイラク戦争があり、日本はバブル経済崩壊後を引きずっている。その本の最後にはイスラエルとパレスチナが握手していたが。。

正直、ユダヤのこともあまり関心なかった。なんでエルサレムが問題になるのかもわからなかった。

70歳にもなって、あんなに綺麗な岸恵子さんがただのべっぴんさんではなかったことを知って、ちょっと得をした気分だ*(青ハート)*

彼女が日本脱出をしたことへの、マスコミに対する非難や弁明がましいことも感じるけれど、恐らくは日本人魂の潔さを正直に実行したに違いない。

*(星)*日本を含む東洋のよさは、削除の心得、寡黙の美。よけいなことは言わない、しない、求めない。一を聞いて十を知る。
西欧の日常では十を聞いてやっと一を納得する。鈍感なのではなく、ロジカルな明晰さが尊ばれる。
寡黙が美であるためには、寡黙の語る内容が確固としたものでなければならず、ここ一番というときへんな遠慮やどうせ言ったって、というあきらめで省略したのでは誤解はますますひろがり、不思議な人たち、となってしまう*(星)*のだそうだ。

日本人もだんだん変わってきている。しかし、ものの本質をついた寡黙な言葉には、おしゃべりなぼくはいつも憧れている*(キラキラ)*