ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

いじめは、無かった・・・

2006年02月21日 01時26分00秒 | 日記
滋賀県長浜での通園途中の園児2人が同じ園児の母親に殺害された事件はなんとも痛ましい。
琵琶湖が好きなぼくにとって、滋賀県、長浜と聞くだけで胸がビクリとする。

母親は中国籍で言葉の不自由があり、いつも疎外感を感じていたという。
「自分の子どもが仲間はずれにされていて、このままでは娘がだめになる」

娘がだめになる、どうにかしなくちゃと感じる気持ちはぼくにもわかるような気がする。
だけど、罪もないよそさまの子どもを殺しても、娘がだめになるのから救えないことくらい、どうしてわからないんだろう*(涙)*

悲しい事件が多すぎて、、、

でも、テレビで園の主任さんのような女性が「いじめは無かったです。そのように現場から聞いています」と(気のせいかもしれないけど、にこにこして答えていた)言っているのを見て、それから、新聞などにも他の保護者からはいじめは無かったと言っているという記事を読んで、ぼくはなんだかおかしいと思いました。

『いじめ』はいじめている方はあまり気にならなくて、いじめられている方が感じるものじゃないのかと。

人間っていうのは、みんながみんな同じ方向から見るんだ。
もっとも、もし、いじめられていたとしても『いじめ』と感じないであろうぼくには大きなことは言えませんが。。

雨の中、傘を差して子どもたちが下校するのに付き添って同じ数くらいのお母さんたちが一緒に歩いているのを見て、ほんとうなら、いろとりどりの傘の花開くほほえましい光景のように見えるのになぁ、と思ったことでした。