ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

淡雪

2006年02月06日 11時27分00秒 | 日記
今朝は雪が降っていました。
雪だるまを作れるほどではなくって、今はもうお日さまがさんさんと照ってきて、ストーブの部屋はぽかぽか春のように明るいです*(晴れ)*

遅くに起き出したおかあさんは、それでも雪景色をデジカメに納めていましたが、多分、どうということはない内容だったと思います。

でも、赤い山茶花に積もる雪はなぜか妖しく、デッキのガラステーブルに積もる雪はなぜかとてもロマンチックでした*(青ハート)*

春の淡雪・・・
う~ん、なんだかとても色っぽい*(ハート)*

いつか友人がふいと言った言葉がいつまでも心に引っかかっているのですが
「不倫なんていうのは両方とも夫婦がそろっていなけりゃ意味ないのよ」

3年ほど前に旦那さんを亡くした彼女、彼女の口から『不倫』定義が発せられた事におかあさんはびっくりしてしまったのでした。

とても健康で明るい人です。心に引っかかりながらそれ以上突っ込んでききだせなかったのですが興味はしんしん*(ウインク)*

お日さまが照ってきてあわてて洗濯機をまわしているおかあさん。
~ふじのたかねにふるゆきも~
   京都ぽんとちょにふるゆ~きも~~*(音符)*

ご機嫌で鼻歌を歌っています。
ストーブの上には大根とばら肉が生姜のいい匂いをたてています。
ぼくはふと、豚肉より鰤のほうが色っぽいなぁ、なんて思いました。




反射神経

2006年02月04日 13時46分00秒 | 日記
はる~はな~のみ~のかぜのさむさや~*(音符)*

ぼくのおかあさんはいつになくご機嫌で掃除機をすいすい動かしていました。

犬のしつけの本には「与える玩具は犬が遊んだ後は片付け、いつでも飼い主の命令に従えることができるようにしておきなさい」なんて書いてあったそうですが、ぼくんちでは全くそんなことはありません。

ドライのドッグフードだから、留守勝ちのぼくんちでは常に入っています。だって、ご飯よ~、って呼ばれてもぼくは気が向いたときにしか食べないし、おもちゃだって、そのへんにいつもころがっています*(ラブリー)*

あっ、ぼくの大切なきゅっきゅっと鳴るゴム製のブタを掃除機で吸い込みそうになったおかあさん*(汗)*

あわてて手元のスイッチを”強”の方へ。
逆でしょう*(びっくり1)*

停止にして吸い込み口でブルブル震えていたブタくんを引っぱりだしてもらいました。

これが車のブレーキとアクセルの間違いだったらとぞっとします。

自分の運動神経を少々過信気味のおかあさんは少しショックを受けていました。
反射神経が衰えている。。

立春、春は名のみの風の寒さです*(クローバー)*





何とかしなくっちゃ

2006年02月01日 16時57分00秒 | 日記
『絵はがきにされた少年』という本を読み終えました。

著者は毎日新聞のメキシコ市支局長、ラテンアメリカ特派員。95~2001年まで駐ヨハネスブルグ、アフリカ特派員でした(ぼくは大体、あとがきや著者プロフィールなんかを先に読んだりします)

アフリカ大陸といってもぼくはどこに何ていう国があるのか、南アフリカ以外不確かなものです*(汗)*

でも、その『絵はがきーー』というタイトルで読んでみたいと思い、その想像はあたっていました。

もしかしたら人類発祥の地というほどの長い歴史のアフリカ。そこへ先進国が次々入っていって、うまくだまくらかして搾取を続けてきたというイメージがあります。

部族間抗争や貧困の悲惨な写真を見て、著者の女の友人は「なんとかしなくちゃ…」とため息を漏らしたそうです。

平和な日本にいて、何も出来ないけど、何とかしなくちゃとぼくも思います。

だけど、彼らは自分たちの運命を恨みもしない、ただじっと甘受するだけ。それは外の世界を知らないからだともぼくは勝手に思うのだけれど、外の世界がナニモノなんだ、とも思う。

ジャーナリストのさめた目で語られるアフリカはなんともいえない、どうしようもなさがあるのだけれど、読後はなんともいえなく、ふ~む、と思ったものでした*(コメント)*

ごく普通の農家の女性の言葉「はっきり言って食糧はもらいたくないんです。届いたときは喜び、何日間かは思いっきり食べますけど、なくなったとき、とても空しい気持ちになるんです。私たちはこんなに働いてトウモロコシを作っても、結局、ただでもらったほどのものをつくれない。乏しい収穫を前に、これをどうやって分けて、どうやって食べていこうかと思っているときに、ただの食糧が来ると、もう働く気がしなくなるのです」