ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

職人さん

2012年10月08日 16時12分34秒 | 日記

「職人」とは・・・、熟練した技術によって手作業でものづくりを行うことを生業とする人のことで ある、とあるから電気工事とかは職人さんとは呼べないのかしら。でも、ものづくりではないけれど、専門の技術を持っている人のことも指すのではとぼくは思います。

で、その職人さんのこと。

今日、ケーブルテレビだけで契約していた会社と、電話やインターネットも一緒にするとお安くなる、というのでその工事をしてもらいました。

半分白髪の交じったおじさんと若いお兄さんが来て、家の中には白髪のおじさんが担当してくれました。

テレビと電話のまわりだけだろうと、そのあたりはきちんと片づけをしていたおかあさんでしたが、双方向にするブースターとやらを接続するというので、最初はお風呂場の天井裏、そこもないというので、じゃ、2階の押し入れの中だわ、と案内しなければなりませんでした。

その押し入れのある寝室にはおとうさんの脱ぎっぱなしたパジャマや洗濯してたたんではあるけれど、箪笥の上に山積みの衣類、それにまだ片付けていない扇風機やベッドの周りには積読の本や雑誌類が散らばっていました。

押し入れの、まだ上の押し入れから、かつて電気工事の人が出入りしていたのをおぼえていましたから教えると、白髪のおじさんが、中に押し込んである布団や毛布を引っ張り出して乗りこみました。が、目的のものは無かったようです。

おかしいなぁ、とおねいちゃんの部屋(これがもっとひどく散らかっている)、おとうさんの仕事部屋(もっと、散らかっている)、2階のトイレなど、全部、調べられました。

外の工事をしていた若いほうのお兄さんがお風呂場の天井裏をもう一度のぞいて発見したようでした。

白髪のおじさんがテレビの接続具合をみてくれていましたがつながらないチャンネルがあって、説明がなんだかあやふや。で、お兄さんがやるとつながりました。説明を受けてもおかあさんはあんまりよくはわかっていなかったみたいですが。

若いお兄さんに2階の押し入れの引っ張り出した布団類も片付けてもらって、最後に確認の書類にサインをしましたが、そのお兄さんが責任者の腕章をしているのに気が付きました。

白髪のおじさんが、最初は偉そうな言い方で若いお兄さんを指図しているようにみえたのでしたが、そういえば、この春先に外壁の塗装をしてもらったときも、よく観察していると、若いほうのお兄さんが主導権を持って仕事をしている、とわかりました。

それでも、若い人たちは年配の人に丁寧な言葉遣いで接しているようで好感が持てたのですが、ちょっと複雑な気分です。

外では、もっと年配のガードマンのおじさんがずっと立っていました。

工事が終わって、このあと5時からはパソコンの設定に来てくれることになっています。1台は無料、2台目からは5250円もかかるというので、ねぇ、ちょっと横でいっしょにやるから、もう1台は教えてね、と昨日の電話確認のときにお願いしたのですが、さて、うまくいくのでしょうかね。