ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

愛する人

2004年11月12日 00時54分00秒 | 日記
おねいちゃんが、これ絶対いいらしいよ、とビデオを借りてきました。

パーキンソン病で失明していく主人公の話ですが、彼には愛する人がいるし愛されているし、やさしいお母さんもいる。

本人の苦悩はそれはそれは想像を絶するものでしょうが、きれいな映画でした*(コメント)*

そうそう題名の「解夏」という言葉に惹かれました。
おしゃかさまが雨季に托鉢に出て歩くと、生き物の幼虫や新芽を踏んづけるといけないから、寺にこもって座禅をする始めの日が「結夏」
それを解く日を「解夏」

失明する恐怖心を「結夏」と「解夏」で修行をしているという意味だと、松村達郎の和尚さんが言っていました。

ぼくはおしゃかさま大好きですから、それを聞いてなるほどと思っていました。さだまさしらしくもあります。

この先の事が見えない(目だけじゃなくても)ということが一番の恐怖なのでしょう。
木漏れ日の差し込む森の中はとても気持ちいいけど、夜、真っ暗になるとなんだかとてもこわいものね。

それにしても愛する人がいるのは、そして愛されるということはなんと心強いことでしょう~*(ハート)*

ぼくはパソのそばにいつもある、おにいちゃんとおねいちゃんの子どもの時の写真に目がいきました。

とっても可愛かったのです~*(ハート目)*