ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

ふるさと

2004年11月10日 01時25分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは築150年くらいの家で生まれ育ちました。

冬は隙間だらけで寒かったことだと思いますが、年が経つといい思い出だけが残っています。

でも、両親が亡くなって息子夫婦は郊外に引っ越してしまいましたから、その家は人手に渡り立て替えられていると話には聞いていました。

きょうはその実家の近くにいる姉とどこかドライブでも行こうと約束していました。
でも、例によっておかあさんは出かけるのが遅い*(困る)*

しかも高速道路が工事で渋滞しているので国道がとても混んでいました。
ぼくは今朝からちょっと気分が悪かったし、普段でも車はあんまり好きじゃないのだけど、おかあさんのかける中島みゆきのCDを聴きながら仕方なくお供していきました*(ラブリー)*

車で走っていて「竜田川」の紅葉もいいなぁ、と思いついて、おばさんの家に到着するなり言うと、おばさんも即同意*(OK)*

ちょっと車を走らせて、「せやけど、長いこと、郡山に行ってへんなぁ。いっぺん、行ってみよか~」

城下町というのは十字路が鉤型になっている(敵が攻め入ってきてもスピードを落とせるため)し、もともとの道幅が狭いから車から降りて歩いてみました。

まわりの道は通っているのですが、旧市街を歩くのは何10年ぶりになるでしょう*(!?)*

あまり観光に力を入れているようでもない町だけど、古い町並みがそれなりに保存されているような感じはあります。

おかあさんの住んでいた家も新しく立て替えられていましたが、なんとなく古風な感じを出していて、まぁ、許そうと思いました*(コメント)*

塩町、魚町、茶町、雑穀町、鍛冶町、大工町、紺屋町、藺町、五軒屋敷、、、

天神さんの牛、こんな小さかった~*(はてな)*

あ、ここ、お父さんがいつも買うてたお茶やさんや~*(お茶)*

このお寺に芭蕉かだれかの句碑、あったんやけどなぁ。。

遊郭の建物て、ええなぁ、なかなか~*(ハート)*

ここのおまんじゅう、おいしいねん。買うて行こか。うん。

あ、てんぷら、おいしそうやね。うん、ごぼう天がええわ~*(天丼)*

内観道場というのもありました*(ペン)*

ちいさな面積の町ですが、おばさんとおかあさんは楽しそうに歩いていました。

でも、ぼくはへとへと*(退屈)*