ある40代女性の生活

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お墓: 永代供養、自然葬、呼び寄せ墓 人気↑ 日野原さんも

2010年08月09日 07時37分40秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ルポにっぽん お墓の形 呼び寄せ墓 マンション墓 永代供養に 家族のあり方を反映 自然葬増加」という記事がありました。

お盆の季節ですが、お墓を守る人が都会に出ていったり、いなかったりで、自然葬や永代供養を選ぶなど、お墓の様子が変わってきているのだそうです。

「永代供養」は、1985年に、比叡山延暦寺(天台草本山)が開設した「久遠墓(くおんぼ)」が先駆けとされるそうです。

現在では、少子化もあり、全国のお寺に広がっています。

東京の妙泉寺の「久遠廟(くおんびょう)」も永代供養をする施設です。
檀家の女性の申し出で、建設されました。

「私が死んでも墓を守る人がいない。みんなで入れる共同の墓を作ってほしい」

9年前に80歳代の女性が言い、建設費の一部も寄付してくれました。
翌年、「久遠廟」は完成し、450人分が安置できます。

利用者の半分には、子や孫がいますが、「子どもはいるが迷惑をかけたくない」と選ぶ人も多く、来年には、2千人分を安置できる納骨堂を新たに建てる予定です。

「呼び寄せ墓」は、子どもが親を都会に呼び寄せるように、お墓を改葬するものです。

「先祖の墓地まで行くのはきつい。息子のそばなら、いつでも墓参りをしてくれるだろう」

中国地方に住む80代の男性は、長男が車で行ける場所にお墓を移し、祖父祖母の遺骨を移しました。

大手墓石販売のメモリアルアートでは、手がける墓石の20%は改装用で、地方から大都市圏への引っ越しです。

他にも、「マンション墓」(草むしりの必要がない)、「自然葬」(墓石や墓地を使わず、海などに散骨する)も増えているということです。
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たまたま、週末beにも関連の文章がありました。

日野原重明さん「98歳私の証 あるがまゝ行く わたしの「終活」植樹葬」で、現在98歳の日野原さん(聖路加国際病院理事長)も、植樹葬をする予定と書かれていました。

日野家代々の墓は、山口県萩市にあります。
日野原さんのご両親とお兄さんは、東京の小平霊園に埋葬されています。

日野原さんの長男はハワイ在住、3男もアメリカ在住です。
2男には子どもがいません。

「私の遺骨をこれらの墓地に入れても、数十年もすれば身内の墓参りはなくなり、無縁仏となるでしょう」

代わりに、生存中に好きな苗木を選び、植樹園に植える方法を選ばれました。
「樹人千年の会」にも加入し、もう選んだ苗木を植え、名札をつけている  とありました。


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