ある40代女性の生活

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外国人の選挙権: 楊逸さん 権利(選挙権)=義務(戦争時)

2010年08月19日 07時05分12秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「政談ニッポン 中 作家・楊逸さんに聞く 首相の座 軽く見える」という記事がありました。

今の日本の政治をどう見るのか、各界の外国人の方に聞くコーナーです。

『時が滲む朝』で芥川賞を受賞した楊逸さんは、1964年中国・ハルビン市生まれの中国人女性です。

中国の文化大革命では、楊さん一家も、農村での労働を強いられました。

「当時は、共和党万歳とか毛沢東万歳なら大きな声で言ってもいいけれど、不満を言ったら大変なことになった。至るところに耳がある。だれがいつ密告するかわからない。言葉は自分を苦しめるものでしかなかった。

今は共産党の悪口さえ言わなければ、多少は政治を批判できる。日本メディアは中国に批判的だが、昔の中国で暮らした私たちにとっては、ここまで前進するなんて夢のようです」

1987年に来日して、20年余りが経ちました。
有権者として、政治に関わりたいと思いますか?    という質問には、

「選挙権が欲しければ日本国籍を取るけど、私は選挙権はいらない。だって戦争があって日本国民がみんな戦わないといけないとなったとき、日本のために死ねるかというと私は死ねないと思う。すぐに逃げちゃう。

権利と義務は一体だと思うから、いくら税金を払っていても、選挙権を欲しいとは思わない」

ということでした。
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難しい問題を、はっきり自分の考えで説明される姿勢は立派だと思います。

「権利(選挙権)があれば、義務(戦争時)が生じる」という考え方は、考えたことがありませんでした。

在日外国人の参政権が話題になっています。

日本人は、外国にいても、日本(国籍がある本国)での選挙権はあります。
日本に来ている外国人の方(国籍を取得していない)は、出身国に選挙権があるのではと思います。

在日外国人が日本でも選挙権を持つと、2重になるのではないでしょうか。

税金は、消防、治安を守る(警察)、道路の保全、図書館の維持などに対する料金を支払っているのだと、理解しているのですが。


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