昨日の朝日新聞に、「あの人とこんな話 フードスタイリスト 飯島奈美さん」という記事がありました。
各界の方に、現在の仕事に就くまでのことを語ってもらうコーナーです。
映画「かもめ食堂」「めがね」「東京タワー」「南極料理人」「ヴィヨンの妻」など、多くの映画でフードスタイリストとして、料理を担当された飯島奈美さんのお話です。
飯島さんのお母さんも、料理好きな方でした。
飯島さんは、専門学校を卒業して栄養士の資格を取り、食の仕事で自分がやりたい仕事は何か考えました。
紹介してくれる人があり、テレビのCMの料理のフードコーディネーターのアシスタントになりました。
「テレビCMは、神経を研ぎ澄ますような世界でした。
香りも味も視聴者には味わってもらえない。
ただ一瞬で、見ておいしいと感じてもらう「料理」です。
徹夜でやってもOKが出なくて、フラフラになるような体験もしながら、約7年間、見せることの奥深さを学びました」
その後、映画の映像制作メンバーの1人として料理を作るようになります。
スタッフと話し合いながら、料理や食器まで、時代背景や人物描写等の状況を考えて表現します。
「映画に参加させてもらってから、料理って不思議だとつくづく感じています。
例えば、スパゲティナポリタンと言っても、昭和30年代頃と今とでは何かが違う。
その何かって何だろう。
その時代の現物を知っている人に納得してもらえるような再現になっているかと突き詰めていくのも楽しいです」
映画のモツ煮込みの食材を、作る店主の出身地に合わせて変えたりもします。
家族にも、国の歴史にも物語があって、食べ物はそれを色濃く反映していると考えるということでした。
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「飯島奈美」さんで検索すると、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」が最初に出てきました。
糸井さんは、映画「かもめ食堂」に出てきたご飯があまりにおいしそうで、印象に残っていたそうです。
その後、同じスタッフが制作した映画「めがね」でも、幸せそうなご飯が何度も出てきたのを見て、糸井さんから飯島さんに声をかけたと書いてありました。
こうやって、仕事の世界が広がっていくのですね。
ご飯(料理)が、それほど印象に残るほど存在感があるとは、「かもめ食堂」や「めがね」を見てみたくなりました。
各界の方に、現在の仕事に就くまでのことを語ってもらうコーナーです。
映画「かもめ食堂」「めがね」「東京タワー」「南極料理人」「ヴィヨンの妻」など、多くの映画でフードスタイリストとして、料理を担当された飯島奈美さんのお話です。
飯島さんのお母さんも、料理好きな方でした。
飯島さんは、専門学校を卒業して栄養士の資格を取り、食の仕事で自分がやりたい仕事は何か考えました。
紹介してくれる人があり、テレビのCMの料理のフードコーディネーターのアシスタントになりました。
「テレビCMは、神経を研ぎ澄ますような世界でした。
香りも味も視聴者には味わってもらえない。
ただ一瞬で、見ておいしいと感じてもらう「料理」です。
徹夜でやってもOKが出なくて、フラフラになるような体験もしながら、約7年間、見せることの奥深さを学びました」
その後、映画の映像制作メンバーの1人として料理を作るようになります。
スタッフと話し合いながら、料理や食器まで、時代背景や人物描写等の状況を考えて表現します。
「映画に参加させてもらってから、料理って不思議だとつくづく感じています。
例えば、スパゲティナポリタンと言っても、昭和30年代頃と今とでは何かが違う。
その何かって何だろう。
その時代の現物を知っている人に納得してもらえるような再現になっているかと突き詰めていくのも楽しいです」
映画のモツ煮込みの食材を、作る店主の出身地に合わせて変えたりもします。
家族にも、国の歴史にも物語があって、食べ物はそれを色濃く反映していると考えるということでした。
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「飯島奈美」さんで検索すると、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」が最初に出てきました。
糸井さんは、映画「かもめ食堂」に出てきたご飯があまりにおいしそうで、印象に残っていたそうです。
その後、同じスタッフが制作した映画「めがね」でも、幸せそうなご飯が何度も出てきたのを見て、糸井さんから飯島さんに声をかけたと書いてありました。
こうやって、仕事の世界が広がっていくのですね。
ご飯(料理)が、それほど印象に残るほど存在感があるとは、「かもめ食堂」や「めがね」を見てみたくなりました。
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