ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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「変革」から「やり繰り」へ

2009年01月26日 07時14分34秒 | 新聞
昨日の朝日新聞オピニオン欄に、「耕論 「変革の病」去り、絶滅へ」という記事がありました。

モンスターペアレントについての考えを3人の方が述べていて、そのうちの1人、内田樹さんの意見です。

内田さんは神戸女学院大教授で、専門はフランス現代思想、映画論、武道論です。

内田さんは、モンスターペアレントは、この言葉をメディアが使い始めたときから、問題は解決に向い始めていると思うのだそうです。

もともと、日本のメディアは、学校や病院、行政という「強者」に対し、「弱者」の市民は全力を挙げてその非をあげつらうべきだと主張してきました。

問題点を指摘し、責任者を糾弾し、変革を求めることが、この国をよくする最良の方法と考え、足元をクールに分析せず、システムを全否定する傾向がありました。

手持ちのシステムを「やり繰り」して使い回すことが必要だと思います。

誰が悪いかより、自分に何ができるか、周りに困っている人がいたらとりあえず手を差し伸べようと人々のマインドが変わってきたように感じます。

「年越し派遣村」を「微温湯的で根本解決を遅らせる」というヤジは飛ばせません。

要求をメディアが後押ししてくれると思っていたのが、批判されるようになると、無理な苦情を言う親も減ると思います、という意見でした。
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体制を批判してきたように見えた朝日新聞が、こういう意見を掲載することに変化を感じました。


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大泉洋さん: 札幌の理由

2009年01月26日 06時43分36秒 | 新聞
昨日の朝日新聞地域総合欄に、「ふるさとへの手紙 大泉洋さん 居心地がいい札幌市」という記事がありました。

俳優の大泉洋さんが、東京で活動しながら、今も札幌市に住み続けている理由を話していらっしゃいます。

大泉さんは、北海道江別市で生まれ、小学校5年で札幌に引っ越しました。

札幌に住む理由は、まず、「居心地がいいから」。

東京は仕事や遊びには向いているけれど、住むには札幌くらいの情報量のがちょうどいいそうです。

2番目の理由は、「北海道はいいとろこだと、みんなに認めてほしいという強い思いがあるから」。

北海道というと、新鮮な素材、自然が注目されるけれど、景観、食材、空気といいものがもっとあると思うのだそうです。

北海道テレビが作った「歓喜の歌」というドラマは、大泉さんも出演しました。
レベルの高い作品ができ、北海道でいいものが作れる自信になった、ということです。
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大泉さんは、売れっ子の現在も、仕事のときは飛行機で東京へ行き、終わると札幌へ帰るという生活を続けていらっしゃると聞きました。

北海道への熱い思いがあるんですね。


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