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ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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大南信也さん: 「理想の未来を先に描けば、今何をすべきかが見える」 逆指名で山の町を活性化 自由

2013年09月01日 23時32分21秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「フロントランナー NPO法人グリーンバレー理事長 大南信也さん(60歳) 「逆指名」で移住者を呼び込む」という記事がありました。

小さな町の将来を、専門家に計算してもらい、必要な移住者を呼び込んでいる町があるそうです。

大南信也さんは、徳島県神山町で生まれました。

お父さんは神山町で建設会社を経営していて、長男でした。

日大理工学部を卒業後、スタンフォード大学大学院に進みます。
大学院修了後、神山町に帰り、家業を継ぎました。

神山町は、徳島市から車で50分、山に近い人口6300人の町です。

アメリカから帰国後、建築業の仕事のかたわら、神山町の様子を見てきました。
道路ができて便利になると、人が都心に出ていってしまうのに気がつきました。

女優さんが、最後に演じる役の年齢から逆算して、子ども時代を演じたと話しているのを聞きます。

「それまでは、活動を続けていれば何か変わると思っていたけれど、数年で成果が出ないと続かなくなる。
でも、理想の未来を先に描けば、今何をすべきかが見えるのではないかを気づきました」

人口減が避けられないのなら、正しい割合での人口減をめざそう。

専門家に依頼し、2035年に小中学校が複式学級とならないために必要な移住者数を逆算してもらいました。

毎年、5世帯の20人(子ども10人を含む)が移住すればいいことが分かりました。

この5年間で、44世帯の82人を誘致しました。

若い夫婦、町に必要な仕事を持つ人を、時には逆指名で移住してもらっています。

移住者たちが「自分たちが楽しむ」という雰囲気ができ、「神山的なるもの」に惹かれて移住する人が増えているそうです。

東京のIT企業、映像制作会社など10社が、神山町にサテライトオフィスを置いています。

大南さんは、今年3月、郷土愛をはぐくむことをテーマにした安倍内閣の有識者会議のメンバーに選ばれた ということです。
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地方の町がだんだん人口が減るのは、全国で問題になっています。

うまくコントロールできている例があるのですね。


大南さんはどんな方だろうと、「大南信也」さんで見てみました。

最初に、「大南信也 (shinyaominami) on Twitter」とツイッターのサイトが出てきました。
(https://twitter.com/shinyaominami参照)

60歳という年齢で、ツイッターを使いこなしていらっしゃるのに驚きました。


2番目に、「イン神山 » 大南 信也」と大南さんのホームページがありました。
(http://www.in-kamiyama.jp/author/ominami/参照)

「神山で暮らす」という項目もあり、移住に興味がある方のための「お試しハウス」の紹介もあります。

大きな音を出してもOKの物件もあるようです。


これを見て感じたのは、「自由がありそうだ」ということです。

都会の人が地方に移住するとき、その地方のやり方に都会の人が合わせなければならないケースが多いです。

地域の草取り、朝起きる時間帯、不幸があったときに仕事を2~3日休んで協力する習慣、プライベートをどれだけ重んじるか。

買い物・学校・病院・図書館の便もですが、そういう人間関係が最も都会人にとってはカルチャーショックです。


大南さんは、大学で都会を、大学院で外国を経験されています。
その寛容さが、もしかすると神山町がうまくいっている理由のひとつかもしれないと思いました。


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果物: 益田ミリさんは桃 人気はいちご、桃、梨 食べ放題(タカノフルーツ2625円、千疋屋4200円)

2013年08月25日 22時50分08秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「オトナになった女子だちへ 益田ミリ こんな会話だったのね」という記事がありました。

著名な大人世代の女性に、日常の話題を書いてもらうコーナーです。

今回は、イラストレーターの益田ミリさんが好きな果物のことを書かれていました。


「果物の中で一番好きなの、桃なんですよね~」で始まっています。

編集者の男性も「えっ、ボクもですよ!」ということで、
原稿の受け渡しはフルーツパーラーで桃のパフェを食べながらということになったそうです。

「おかやま夢白桃のパフェ」を食べ、

「次に好きな果物は?」
益田さんは、柿 
男性は、梨か巨峰かさくらんぼ  ということです。
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一番好きな果物が「桃」というのは意外でした。

そういえば、知人も「一番好きな果物は桃、結構高いけど自分用に買っちゃった」と言っていました。

桃が好きな方って、多いのでしょうか。


「フルーツ 人気」で見てみたら、

「図録日本人の好きな果物ランキング」というサイトが4番目に出てきました。
(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0334a.html参照)

「社会実情データ」という本川 裕(ほんかわ ゆたか)さんという男性が、個人で統計をまとめられているサイトです。
NHK放送文化研究所世論調査部「日本人の好きなもの」(2008年)が資料とあります。

それによると、
女性(20~29歳)いちご、桃、梨
女性(30~59歳)いちご、桃、梨
女性(60歳以上) みかん、いちご、柿
男性(20~29歳)いちご、桃、梨
男性(30~59歳)いちご、梨、みかん
男性(60歳以上) みかん、いちご、柿

男女とも、20~59歳は、いちごが1番人気で、桃、梨
60歳を超えると、みかんが一番人気、いちご、柿

おもしろい結果です。
それぞれ10番まで書かれているので、そちらも興味深いです。

若い世代に人気の梨が、なぜか60歳以上は10位
若い世代にさくらんぼがあり、20代女性は特にバラエティーに富んだ選択をしています

自分だったら、何かなと考えました。
グレープフルーツ、バナナ でしょうか。


「フルーツ」と入力していたら、「フルーツ 食べ放題」というのが自動的に出てきました。

「フルーツ 食べ放題」も人気のようです。

「タカノフルーツバー(フルーツバイキング) 新宿本店|新宿高野」が最初に出てきました。
(http://takano.jp/parlour/bar/参照)

東京新宿の「タカノフルーツパーラー」では、8/1~8/31でフルーツバー(バイキング)を行っているそうです。
ポタージュ、ジャンバラヤ、パスタ、タンドリーチキン等と共に、フルーツ、ケーキ、ジェラート、サラダ、パン、ドリンク付きです。

お好みに応じてお好きなだけ召し上がれるバイキングメニューです。
※ご利用時間90分間
お一人様・税込¥2,625(本体価格¥2,500) と書かれていました。

これは大変お得なようです。


「世界のフルーツ食べ放題 - 千疋屋総本店」という千疋屋総本店のサイトもありました
(http://www.sembikiya.co.jp/viking/honten.php参照)

高級果物で有名な千疋屋総本店も食べ放題があるのですね。

こちらは、「大変好評につき8月・9月開催分は満員となっております。」ということです。

4200円コースで、
•マンゴカレー又はコロニアルカレー
•ミックスサンド/季節のオードブル/ショートケーキ 
に加え、
飲み物、世界のフルーツやそれを生かしたヨーグルトやエード がお代わり自由で食べられるようです。

千疋屋のフルーツを自由に食べられる機会はそうはないように思われます。


夏バテしている体に、果物のビタミンは効きそうです。


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麦茶: 大麦(六条)の実を焙煎 血液サラサラ、抗酸化作用 お茶漬け、ゼリー 飲み屋のメニューに

2013年08月04日 22時22分18秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「元気のひけつ 麦茶って何? 夏の水分補給にぴったりな冷たい麦茶」という記事がありました。

麦茶は、カロリー0、カフェイン0に加え、体に良く、血液サラサラの効果もあるのだそうです。


麦茶は、大麦の実を焙煎したものを煮出して作ります。
他のお茶(紅茶、緑茶)は、葉っぱを煎じて作ります。

大麦は、六条(穂の実の列が6列)と二条(穂の実の列が2列)があります。
「六条」大麦が麦茶になり、「二条」大麦がビールや焼酎の原料になります。


茶の葉に含まれるカフェインが0です。
ビタミンB1、B2、カルシウム、食物繊維を含み、アルキルピラジン(焙煎で生じる)は血液の循環をスムーズにする作用があります。

「ノンカフェインに加えて、ノンカロリー。けれど魅力的な栄養素がいっぱい」
(満留幸男・全国麦茶工業協会組合専務理事)

残った麦茶は、ゼリーなども作れる  とのことです。
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最近は、パックをガラス容器の水に入れるだけで麦茶が作れるようになりました。

原料が何だろうとは、考えもしないで飲んでいました。

そういえば、子どもの頃は、母親がやかんに大麦の粒を入れて、麦茶を作っていました。


麦茶が体にいい飲み物とは知りませんでした。

「麦茶」で見てみました。


「麦茶は地味にすごい健康飲料 生活習慣病の予防効果も期待可(NEWS ...」というライブドアニュースの記事が2番目に出てきました。
(http://news.livedoor.com/article/detail/7862463/参照)

2013年7月16日の記事です。

血圧降下作用のあるギャバ(GABA)も含まれている。
抗酸化作用──つまりがんや脳卒中、心筋梗塞などの原因にもなる活性酸素を攻撃する成分が含まれており、生活習慣病などの予防効果も期待できる。
お茶漬けや茶粥など料理への使い勝手も実はいい

とありました。

血圧を下げ、抗酸化作用があるのなら、積極的に飲もうかという気持ちになります。
麦茶のお茶漬けって、あるんですね。


「全国麦茶工業協同組合」のサイトが、6番目に出てきました。
(http://www.mugicya.or.jp/参照)

麦茶のゆるきゃら「ムギティー」くんがトップページにいます。

「麦茶ができるまで」
「麦茶の効能」
「麦茶の歴史」など、子どもの自由研究にも使えそうです。

麦茶は、江戸時代末期には庶民の気軽な飲み物になっていて、
パックではない粒の麦茶の作り方も紹介されていました。


家庭でも職場でも、夏になると冷蔵庫で作っている麦茶は、無害なだけでなく、体にいい飲み物なんですね。
飲み屋さんのノンアルコールメニューに、「麦茶」を加えたら、案外いけそうな気がします。


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朝井リョウさん: 作家 「誰かに読んでほしい、感想がほしい」 24歳 顔写真が載るなんて大事件かbeか

2013年07月28日 22時31分17秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「フロントランナー 鋭いまなざしで若者世界描く 作家 朝井リョウさん(24歳)」という記事がありました。

24歳で直木賞作家の浅井さんは、「小説をほめられたい」という気持ちで、幼稚園の頃から小説を書いているのだそうです。

朝井リョウさんは、1989年(平成元年)に岐阜県で生まれました。

幼稚園の頃に、お姉さんのまねをして物語を書き始めました。

小学校6年生のとき、担任の先生に
「日記というよりも、まるで小説を読んでいるみたいです」
という感想をもらい、とても嬉しかったそうです。

小学校6年生で初めて文学賞に応募し、中学生、高校生でもずっと小説を書いてきました。

感想がほしかったので、評価のコメントがもらえる賞を選んで投稿しました。

「小説すばる新人賞に応募したのも、1次通過者の名前が発表されるから。

誰かに読んでほしい、感想がほしい、という気持ちがずっとありました」

「売れたくてたまらないけれど、有名になりたいとか、もてたいという願望はないんです。

僕は小説をほめられたい。多くの人に読んでほしい。
賞は全部ほしい。直木賞の次は本屋大賞をとりたい」   ということです。
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とても頭のいい方だと感じました。

自分の気持ちをこんなに分かりやすく説明される、言葉にされるというところからすばらしいと思いました。


24歳という年齢の方が、人からの反応を強く欲しいと思われることに驚きました。

若い男性は、自分の好きな世界で、自分(と仲間内)で満足する人が多いのではという印象を持っていました。


また一方で、自分を客観的に見る視点も持っていらっしゃると記事にありました。

サイン会で握手しているときも、「調子に乗ってんじゃないよ」ともうひとりの自分が見つめているそうです。


若くして、エネルギッシュで、いろいろな面を持つ朝井さん、どんな方だろうと思いました。

「朝井リョウ」さん見てみると、


「朝井リョウ (asai__ryo) on Twitter」とツイッターが2番目に出てきました。
(https://twitter.com/asai__ryo参照)

ツイッターをしていらっしゃるようです。

多くの人とやり取りをしている中、昨日(7月27日)には、
「フロントランナー」に掲載していただきました。新聞にこんなでかい顔写真が載るなんて大事件かbeか、です
と書かれていました。



「「若手社員は神じゃない」 直木賞作家 朝井リョウ氏が語る就活 :日本経済新聞」という日経新聞の記事も4番目に出てきました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1700N_X10C13A1000000/参照)

2013年1月18日の記事です。

『何者』で第148回直木賞を受賞されたことを受けてののインタビューです。

『何者』は、就職活動をする青年が主人公ですが、ご自分の就活のときは、

3歳上のお姉さんに相談すると
「『40年いるかもしれないんだよ』と言われ、ハッとしました。僕のなかでは内定がゴールになっていたことに気づいたんです」。長く働きたい会社という視点で就活を再開し、内定を得たのが今の会社だ。

とありました。


朝井さんのお話は、ピカッと光って、惹きつけられる箇所が必ずあるように感じました。

朝井さんが書かれた小説を読んでみたいと思いました。


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第23回参議院選挙: 自民党と公明党で70議席以上を確保 これからどうなる 低投票率の理由は

2013年07月21日 21時22分00秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「経済・憲法・原発 問う 参院選きょう投開票」という記事がありました。

今日、7月21日(日)は、第23回参議院選挙の投票日で、即日開票されます。


今回の選挙の改選数は、選挙区73、比例区121です。

自民党・公明党が非改選と合わせて過半数となるためには、両党で63議席以上が必要です。
自民党だけで過半数となるには、72議席以上が必要  とのことです。
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投票には行かれましたか?


今回は、周囲で聞く範囲では、「自民党が勝つでしょう」という意見がほとんどでした。

私も同様に感じました。

今まで経済(景気)は、何をしても動かなかったのに、安倍さんのアベノミクスで、少なくとも動きはしました。

これがずっと続くか、良い方向に行くのかは分かりませんが、少なくとも他の党よりは自民党(安倍総理)政権であるほうが、経済が活発化する可能性が高そうに感じます。


意外に感じたのは、投票率が途中(午前11時、午後4時)の時点では、前回(3年前)より少ないとテレビニュースで伝えていた点です。

「参院選投票率 2.86ポイント低く」というNHKニュースのサイトもありました。
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/t10013184952000.html参照)

総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.73%と、前回3年前の選挙より2.86ポイント低くなっています。

とありました。


どうして投票に行かない人が多かったのでしょうか?

大きな流れが決まっている場合は、自分が投票してもしなくても大勢に影響がないと考える方が多くなるからでしょうか。


現在、午後9時時点で、

自民党 61議席
公明党  9議席
民主党 10議席
維新の会 5議席
みんなの党 5議席
共産党  4議席
その他  3議席

残り 25議席

とテレビニュースで伝えています。

最終結果が分かるのは、もうしばらくかかりそうです。
これからどうなっていくのか、見ていきたいと思います。


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「しんかい6500」:大西洋にかつて大陸があったと発見 有人潜水調査船 3人乗り 世界の海の98%調査可能

2013年07月15日 22時41分14秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「科学 生命の謎に深く迫る 超深海・熱水域で有人調査」という記事がありました。

「しんかい6500」が世界一周の旅を続けていて、大西洋では大陸が沈んだ痕跡も見つけたのだそうです。

「しんかい6500」は、人が乗れる潜水調査船で、海洋研究機構(JAMSTEC)に所属しています。

2013年1月5日に、支援母船「よこすか」(「しんかい6500」を運搬、整備、支援)とともに、日本を出発しました。

1月~3月 インド洋海嶺を調査
4月~5月 ブラジル沖を調査
6月下旬 カリブ海を調査
8月   一時帰国予定
10月~ トンガ海溝・ケルマディック海溝を調査予定

ブラジル沖で、海底の地質を調べたところ、花崗岩(かこうがん)が見つかりました。
花崗岩は、「大陸の痕跡」と見られます。

現地で記者発表したところ、「アトランティス大陸を発見か」と世界のメディアに取り上げられたそうです。

トンガ海溝は、世界で2番目に深い海溝なのだそうです。

「6500メートルより深い海は全体の2%だけ。しんかい6500ならほとんどの海域を調査できる」
(土屋利雄・JAMSTEC海洋工学センター観測技術担当役)  ということです。
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日本の潜水艦(有人)が、地底で大陸を発見したとは知りませんでした。


「しんかい6500 大陸発見」で見てみました。

「アトランティス大陸あった? しんかい6500、陸特有の岩発見 - MSN産経ニュース」が3番目に出てきました。
(http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2013/05/07Atlantis/参照)

2013年5月7日の記事です。

ブラジル・リオデジャネイロ沖の大西洋にある海底台地で、陸地でしか組成されない花崗岩が大量に見つかり、かつて大西洋上に大陸があったことが判明したと、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)とブラジル政府が6日発表した。

平朝彦・海洋研究開発機構理事長の話 南大西洋は今まで一回も潜水調査されておらず、特に深海は未踏の場所だった。

とのことです。


伝説のアトランティス大陸とは、年代が違っていることが分かったものの、実際にかつて大西洋に大陸があり沈んだということが分かったようです。
JAMSTECとブラジル政府が、世界で初めて発見したとのことです。


有人潜水調査船ということですが、いったい何人乗れるのでしょう?

「しんかい6500」で検索すると、

「「しんかい6500」<研究船・探査機<研究船・施設・設備<JAMSTEC ...」というJAMSTECのホームページのサイトが2番目に出てきました。
(http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/shinkai6500.html参照)

乗員数 3名(パイロット2名/研究者1名)

7時00分 作業開始
11時30分 海底到着、調査開始
14時30分 離底(上昇開始)
17時00分 海面浮上、揚収作業

朝7時に作業を開始しても、実際に潜って調査できるのはたった3時間なんですね。
(その間、食事やトイレはどうされるのでしょう?)

記事には、「水深が2千メートルを超えると海水温は1~2度に下がる。防寒服を着込み、弁当を食べているうちに」とあり、食事はお弁当のようでした。


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筆保弘徳・芳村圭『天気と気象について』:台風「地球上で最大最強かつ長寿の渦巻き」 熱い本

2013年07月07日 22時32分01秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「読書 天気と気象についてわかっていることいないこと 筆保弘徳・芳村圭<編著> 「空のカラクリ」に挑む熱意」という記事がありました。

読書欄の新刊についての書評です。

作家の川端裕人さんが、気象に関する最新研究の本を紹介されています。


筆保弘徳・芳村圭<編著>『天気と気象についてわかっていることいないこと』(ベレ書房、2013年)は、

7人の気象学者が、天気・気象についての最先端の知識を報告していて、

「温帯低気圧」は、気象学の世界では旬の話題で、日本列島の近くの海洋が「ホットスポット」として地球規模での熱移送に寄与している。

「台風」は、「地球上で最大最強かつ長寿の渦巻き」
「梅雨前線」は、5千キロの長さとなり、「世界最長の前線」

「我々は結構、極端な場所に暮らしていると分かる」  ということです。
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日本が気象の世界で、「結構、極端な場所」とは知りませんでした。

気象は、最近は気象予報士になる人が増えた一方、私たちはテレビで見る天気予報で聞く範囲しか知りません。


「気象 日本」で見てみると、

「日本気象協会 tenki.jp」のホームページが最初に出てきました。
(http://tenki.jp/参照)

「経営理念」は、日本気象協会は、気象・環境・防災・情報サ-ビスを通じて、安全・安心・快適な社会づくりに貢献します。
「事業紹介」は、テレビ出演(気象予報士)の「予報」や「防災」など


役所の「気象庁」と一般財団法人である「日本気象協会」は、互いにどういう関係になっているのだろうと感じました。

気象の分野で研究した方たちが就職されるのだから、互いに知っている人材も多いのではと思います。


「公益社団法人 日本気象学会」のホームページが、9番目に出てきました。
(http://www.metsoc.or.jp/参照)

「学会紹介」「概要」をクリックすると、
1882年(明治15年)5月に東京気象学会として創立し,1888年(明治21年)6月に大日本気象学会と改称しました。

第2次大戦後著しく減少し一時は1,000名以下となりました。この苦難の時代も過ぎて,現在では会員数3,600名を越え,また2013年(平成25年)4月1日からは公益社団法人の認定を受けて,学問的にも社会的にも大きな機能を果たしています。

とありました。


記事(書評)に、「こと科学的な知識については、中学校理科で止まってしまうことが多い」とあるように、気象学を勉強したいときは何学部に行けばいいのかはなかなか思い浮かびません。

とても熱意を持って書かれたとあるこの本を、読んでみたいと思いました。



ヤギ乳: サザエさん 「一家に一頭」 アレルギー少ない 世界では増えている 農場遠足・ファームステイも

2013年06月30日 23時07分51秒 | 新聞
週末の朝日新聞beに、「サザエさんをさがして ヤギ乳 「貧者の乳牛」食糧難を救う」という記事がありました。

ヤギは、第二次大戦直後は「一家に一頭」とよく飼われ、現在も世界では増えているのだそうです。

1950年(昭和25年)2月8日夕刊のサザエさんは、東京に住む一家が近所のヤギ乳を利用していて、「きのうのヤギのおチチとてもうすかったわ」と瓶を女の子に返しながら言っています。


中西良孝・鹿児島大学農学部教授によると、

「戦中から戦後にかけて、食糧難を切りぬけるたんぱく源として目をつけられ、それこそ『一家に一頭』を旗印にして飼育を奨励されていました」

ヤギ乳は、消化されやすく、アレルギーの原因物質もないので、飲んでも、おなかを壊しにくい。

しかし、乳牛の10分の1の量しか乳をしぼれないため、その後は飼育が減ってしまった。

たんぱく質であるうえに、糞は堆肥の素になり、草とりまでしてくれるヤギは、世界中で増えている。


記事では、
「日本ではなぜ、激減する宿命を背負わされたのか。いぶかしくてならないのである」  ということです。
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小学生1年生の頃に飲んだヤギ乳のことを思い出しました。

山間部の農家のお宅で、温めて少し砂糖を入れたものをいただきました。
牛乳とは違った風味に、「ヤギの乳も飲めるのか~」と驚いた記憶があります。

その後、ヤギ乳は人の母乳に近いんだよとも聞きました。


今のヤギ乳はどうなっているのでしょう?

「やぎ乳」で見てみました。

「山羊乳の魅力 | トピックス~フード・ペプタイド」というサイトが最初に出てきました。
(http://topics.foodpeptide.com/?eid=1283352参照)

北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)による食品についてのサイトです。

観光地などでは乳用ヤギの飼育とヤギ乳製品の販売も行われている。

アレルギーは、「αS1-カゼイン」(牛乳アレルギーの原因タンパク質のひとつ)が、ヒトの母乳や山羊乳には存在しない。
「β-ラクトグロブリン」(アレルゲン性の強いタンパク質)が山羊乳中にも存在するため、アレルギーの心配がまったくないというわけではない。

ヤギ乳は、その匂いが問題にされることがあるが、餌などを工夫することによってかなりマイルドにすることができる。

と書かれていました。


「やぎミルクのチーズ、ヨーグルトとミニヤギのルーラルカプリ農場」というサイトが4番目に出てきました。
(http://www.yagimilk.com/参照)

岡山市郊外で、ヤギを飼育し、遠足・ファームステイを受け入れ、プリン・ヨーグルト・ソフトクリーム等も販売している農場です。

農場オーナーの小林さんのブログもあります。

大変意欲的に牧場経営をなさっているようです。

アクセス方法のページに、
「年中無休
◇入場料はいただいておりません。
何かお買い物をして頂ければうれしいです。
正直なところ公共施設ではございませんので収益がないと運営ができません。
応援してください!!」

とあり、かえって好感を持ちました。
近くであれば、訪問してみたいと感じました。


やはりヤギ乳は、効率という点では採算が難しいのかもしれません。
上記の農場では、特色のあるチーズを生産することで、全国の有名レストランに納品しているようでした。

日本は肉についても、柔らかく匂いのないものが好まれる傾向があるので、それも影響しているのかもしれないと思いました。


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近藤誠一さん: 文化庁長官 世界遺産富士山+三保松原 石見銀山 「思考回路を把握し、利用する」

2013年06月23日 22時29分05秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「富士 万感の絶景 「三保松原 奇跡信じてた」 文化庁長官奔走 一体性アピール」という記事がありました。

富士山が三保松原を含めて世界遺産に登録されたのは、近藤誠一・文化庁長官のコミュニケーション説得があったのだそうです。

6月22日(土)に、プノンペン(カンボジア)で開催されている世界遺産委員会で、富士山を世界遺産に登録することが決まりました。

三保松原(みほのまつばら)は、4月に行われた国勢記念物遺跡会議(イコモス)では、除外勧告をされていました。

今回のプノンペンでは、近藤誠一・文化庁長官が、先頭に立って三保松原を含めた富士山の魅力を伝えました。
木曽巧・ユネスコ日本政府代表と共に、各国の大使の性格を読みながら接触を重ねました。

6月22日に審議が始まると、「三保松原は重要で価値のある場所だ」という日本の主張を、各国が支持を表明しました。

近藤長官は、驚きながら、「これ、どこかで体験したな」と感じたそうです。

6年前に、石見銀山の世界遺産登録に成功したときの体験です。
このときも、最初はユネスコの諮問機関が登録延期を勧告したのを、アピールにより評価を変えることができました。

近藤長官は、7月で文化庁長官を退任する予定で、「登録が実現して感慨無量です」  ということです。
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富士山の世界遺産登録、おめでとうございます。

無理と言われていた三保松原を、逆転で認めさせた近藤長官の手腕がすばらしいです。

石見銀山が認められたのも、近藤長官のご活動があったのですね。


いったいどういう方なのでしょう?

「近藤誠一」さんで見てみました。

「あらゆる分野を統合する知の体系をつくる読書 文化庁長官 近藤誠一氏 ...」という日経新聞の記事がありました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFG170A3_X11C12A2000000/参照)

2012年12月23日の記事です。

外務省広報文化交流部長、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使、駐デンマーク特命全権大使などを歴任し、外務省出身としては初めて文化庁長官に就任した

とあります。

文化庁のホームページなどによると、

昭和21年(1946年)3月24日生まれ。
昭和46年 東京大学教養学部教養学科イギリス科卒業
昭和47年 東京大学大学院法学政治学研究科中退し、外務省入省

記事では、日本の古典、夏目漱石の『草枕』、新聞の書評を参考にして哲学や文学、国際政治・経済、宇宙科学や物理学、数学、遺伝子の本も読むと書かれていました。

広い教養のある方のようです。


近藤さんのコミュニケーション能力の秘訣を知りたいと思いました。

「近藤誠一 コミュニケーション」で検索してみると、

「日本の発信力~危機管理力としてのコミュニケーション戦略 - GLOBIS.JP」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.globis.jp/2008参照)


「GLOBIS.JP」という世界的なビジネスをめざす人向けのサイトの記事です。

近藤さんは、東日本大震災に逢ったとき、「この危機をチャンスと捉えて日本の良いイメージを打ち出すような発想を、日本の誰かがするのか?」と考えたそうです。

「危機にあたって「これぞチャンスだ」と、発想を転換出来る日本人が少ないですよね。
そういった発想力を養うために大切なのは普段のコミュニケーションです。」

「コミュニケーションには言葉、つまり論理によるコミュニケーションと、感性でやりとりするコミュニケーションの2種類があると私は考えています。
で、日本人は感性、要するに右脳を使った対話が元来は得意で、言語コミュニケーションがあまり得意ではありません。」

「彼らがどんな思考回路なのか。そこを把握したうえで、どのように伝えていけば良いのかが大切になります。相手の、少しねじ曲がった日本観を「どのように利用してやろうか」という、そのぐらいの発想でなくてはいけないと思います。」

とありました。

近藤さんは、相手(特に外国人)の考え方のクセ・思考回路を把握し、それを利用して、論理的なコミュニケーションで説得していく という方法を取られているようです。

日本の外交、文化の世界にこのような方がいらっしゃるのは、すばらしいことです。

もちろん、近藤さんお一人だけでなく、他の優秀な方、スタッフの力があってのことだと思います。
一方で、組織はそのトップがどういう人かで、だいぶ様子が変わるという面もあるように思います。

写真を拝見すると、細身でロマンスグレーの知的な雰囲気の方です。

日本が世界で認められる際に、近藤さんのような方たちの活動が大きく影響しているのだと感じました。


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3Dプリンター: 「一家に一台」 市場規模は1兆円へ パナソニックも家電量産に 64チタン合金も

2013年06月16日 20時47分11秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「米発 3Dプリンター革命 自動車部品・おもちゃ…簡単に生産 市場規模、8年後に1兆円へ」という記事がありました。

「3Dプリンター」は、自動車・飛行機の部品といろいろ作れ、市場規模は8年後には1兆円になる成長産業なのだそうです。

「3次元(3D)プリンター」の世界は、アメリカ企業がリードしています。

世界シェアは、アメリカの「ストラタシス」社と「3Dシステムズ」社が、ほぼ2分しています。

「ストラタシス」社の取引先は、アメリカ軍、自動車大手、航空機会社、医療向け器具・歯の模型を作る中小企業。
「3Dシステムズ」社は、約10万円の卓上タイプを発売し、「1家に1台」の時代が来るというメーカーもあります。

「3Dプリンター」の市場規模は、
2012年 22億ドル(約2,100億円)
2021年 108億ドル(約1兆円)  となる見込みです(アメリカ調査会社)。


オバマ大統領も、「3Dプリンター」を後押ししています。

昨年夏に、「全米積層造形技術革新機構」(NAMII、ナミ―)を設立しました。
今後、こうした拠点を全米で15カ所作り、技術者を育てる計画です。

今年2月の「一般教書演説」で、「製造業の革命はアメリカから始まる」としました。


アメリカの製造業も、「3Dプリンター」の導入を行っているそうです。

「GE」(ゼネラル・エレクトリック)社は、昨年、3D関連の部品製造会社を買収し、
新型ジェットエンジンの燃料ノズルを製造します。

「フォード」(自動車)は、エンジン部品などを試作中

「ボーイング」(航空機)も、取組みを始めた  ということです。
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「3Dプリンター」は、最近、耳にするようになりました。

そんなにすごいものなのでしょうか。


「3Dプリンター」で見てみると、

「パナソニック、家電量産に3Dプリンター活用」という日経新聞の記事がありました。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1200C_V10C13A6MM8000/参照)

2013年6月16日と、本日の記事です。

パナソニックは「3Dプリンター」が樹脂や金属の立体物を容易に作れる特性を生かし、家電製品の大量生産に活用するのだそうです。

樹脂部品の生産に必要な金型を「3Dプリンター」で作り、生産コストを3割程度削減します。

「3Dプリンター」を家電など大量生産品で使う初めてのケースとなり、この手法は今後、自動車産業などでも広がる可能性がある。

ということです。


金属も作れるのですね。
ネットのサイトでは、プラスチックの材料を入れ、層を重ねてフィギュアなどを作る様子が紹介されているので、プラスチック中心だと思っていました。

「3Dプリンター 金属加工」で検索してみました。

「人とくるまのテクノロジー展2013:3Dプリンタは自動車の金属部品開発に ...」という記事がありました。
(http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1305/30/news015.html参照)

「MONOist」というものづくりのスペシャリスト用のサイトです。

3Dプリンターによる金属部品の直接製造が可能になった。

3次元電子ビーム積層造形装置「ArcamA2」(スウェーデンArcam製)を使って、長さ200×幅200×高さ350mmまでのサイズの金属部品を3Dデータから直接製造できる。
使用可能な金属材料は、64チタン合金(Ti6Al4V)、純チタン、チタンアルミニウム(Ti-Al)、コバルトクロム(CoCr)である。

電子ビームを使うArcamA2は、従来の鋳造や加工といった手法では難しい、複雑な構造を持つ金属部品の製造も可能だ。

と書かれていました。


具体的にどのように電子ビームを使って、金属加工ができるのかは、残念ながら分かりませんでした。
写真には、内部にメッシュ部分があるような複雑な金属が並んでいます。

台所に電子レンジが来たときのように、工場に「3Dプリンター」が来たら、大きな変化が起きるのでしょうか。

これからも興味を持って見ていきたいと思いました。



井上あさひさん: NHK「ニュースウオッチ9」キャスター 定食好き 手紙を読む 服は1週間分打ち合わせ

2013年06月09日 22時26分13秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「元気のひみつ キャスター 井上あさひさん」という記事がありました。

各界の方に、元気でいられる秘訣を聞くコーナーです。

今回は、NHKの夜9時のニュース「ニュースウオッチ9」のキャスター、井上あさひさんです。

井上さんは、1981年生まれ、岡山県出身です。
お茶の水女子大学を卒業後、NHKに入局されます。

放送は夜9時からですが、昼過ぎに出社し、視聴者からの手紙を読むそうです。
その後は、その日のニュースをチェックし、あいまいな点がないよう調べ、自分の考えもまとめておきます。

放送が始まると体力勝負なため、食事はしっかり食べます。
NHKの社員食堂で、しっかりした定食(トンカツ定食が特に好きだそうです)を食べる とありました。
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「ニュースウオッチ9」で、大越キャスターの隣に並ぶ井上あさひさん、
すらりとした美人で、お名前が「あさひ」さんと印象的なことで、すぐに覚えました。

2011年4月からなので、担当されて2年が経ったことになります。


知的なイメージですが、意外とトンカツ定食(量も多いそうです)好きな面もありそうです。

「井上あさひ」さんで見てみました。


「井上あさひ - アナウンサーを探す - NHK アナウンスルーム」というNHKのアナウンス室のサイトが3番目に出てきました。
(http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/search/detail.cgi?id=69参照)

「初任地のエピソード」
「好きな食べ物」 ごまだんご
「わたしの“喜怒哀楽”体験」 番組をご覧になった方や、前任地・鳥取からのお手紙は、いつも私を励ましてくれます
「趣味、特技」  お琴
「わたしがちょっぴり自慢したいこと」 人の顔を覚えるのが得意    とありました。


「News Watch 9 ブログ:NHK | 井上あさひ - NHKオンライン」と「ニュースウオッチ9」ブログが4番目に出てきました。
(http://www9.nhk.or.jp/nw9-blog/800/参照)

写真入りで、衣装の打ち合わせの様子などを書かれています(2011年06月22日)。
ニュースで着る衣装は、スタイリストさんがいて、1週間分をまとめて「衣装合わせ」をするのだそうです。

2011年06月02日のブログでは、友人宅で料理をする様子があります。
あさひさん、横顔も素敵です。


素顔は庶民派で、居酒屋メニューが好きだったり、バスで渋谷駅から通勤したりと紹介したサイトもありました。

人柄を知ると、毎日見るキャスターの方もより親しみを感じます。
これからも、応援したいと思います。


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オウムとゾウ: 踊ることができる動物 アシカも? 「リズムに合わせる行動」と「音声模倣能力」

2013年06月02日 23時37分25秒 | 新聞
今日の朝日新聞「GLOBE」に、「踊るのはヒトとオウムとゾウ?」という記事がありました。

「GLOBE」は、2週間ごとに入ってくる日曜版です。
今回は、「世界は今日も踊っている!」というテーマでした。

踊りに関する様々なエピソードが紹介される中に、小さいそこだけ肌色のスペースに記事が書かれていました。

リズムに合わせて踊れるのは、ヒト、ゾウ、オウムだけなのだそうです。


関義正・科学技術振興機構研究員によると、

「ヒトは、リズムに合わせて踊るとき、音の間隔を予測してわずかに先に動いている。
同じ能力が確認されている動物は、実はオウムの仲間とゾウしかいないらしい」

「人間とオウムとゾウ。一見バラバラだが、外部の音を自分の声で再現できるのが共通点だ。
「リズムに同調する能力が副次的に養われたのではないか」と関は見る」

ということです。
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うーん、意外な組み合わせ。

確かにオウムは音楽に合わせて踊る映像はYoutubeにもたくさん紹介されていますし、声をまねるのは有名です。

でも、ゾウは踊りを踊るのでしょうか?声をまねるのでしょうか?


「象 踊る」で見てみると、

「タイの旅⑭ 象の曲芸《 踊る象のフラフープ 》 - YouTube」というYouTubeが3番目に出てきました。
(http://www.youtube.com/watch?v=zmKJB9NnW_0参照)

タイを旅行された方が、現地での象のショーをアップされたものです。
鼻で輪を回したり、列になって進んだりしていますが、オウムのように「ノリノリ」とはいかないように見えます。


「踊ることができる動物」で検索してみると、

「「ビートに合わせて踊れるアシカ」の研究:動画 « WIRED.jp」というYouTubeが最初に出てきました。
(http://wired.jp/2013/04/03/sea-lion-beat-keeping/参照)

ピーター・クックというカリフォルニア大学サンタクルーズ校付属ロング海洋研究所の鰭脚類認知・感覚システム研究室の大学院生が、
「ロナン(Ronan)」という4歳のメスのアシカを使って実験しています。

アシカのロナンが、音楽に合わせて上手に頭を上下させ、エサをもらっています。


「アシカは音声模倣能力があるとは知られていない(というか少なくとも、人間の発声を模倣することは明らかにされていない)ので、ロナンの実証可能なリズムをとる能力は予想外だったという。」

「これまで、人間以外でリズムをとることがわかっている動物は、踊るオウム「スノーボール」(文末に動画)のように、並外れた音声模倣能力を備えた鳥だけだった。そのため科学者らは、こうした技能の習得には音声模倣能力が必要だと考えてきた。」

とあります。


これによると、リズムに合わせて踊り、音声模倣能力があるのは「オウム」だけとされていたことになります。

「アシカ」も踊れ、音声模倣能力の有無は関係ないかもしれないようです。


「踊る動物」の研究の世界でも、「音声模倣能力」が関係するか否かは諸説あるのかもしれないと思いました。


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磯田道史さん: 「1700年ごろまでの近世武士は行動的で決断が速かった」 1707年大地震+富士山

2013年05月26日 22時43分16秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「磯田道史の備える歴史学 防潮堤を造った人々」という記事がありました。

歴史学者の磯田道史さんの連載コーナーです。

江戸時代も1700年くらいまでは、武士も行動的で決断が速かったのだそうです。


今回は、「防潮堤」がテーマでした。

「江戸時代、津波の被害をうけた後、緊急対策として、あっという間に津波防潮堤を建設した歴史がある」と説明されています。


九州の大分県の佐伯の小さな(2万石)大名の話題です。

もともとは森氏といいましたが、豊臣秀吉の命で毛利氏(中国地方)を水攻めにした際、縁あって毛利氏と名乗ることになります。

1707年(宝永4年)10月4日に、宝永津波が佐伯を襲います。
佐伯の城下町は、3.5~4mの津波の被害を受けてしまいました。

6代目藩主・毛利高慶は、すぐに城下町全体を防潮堤で護ることを決意します。

津波の被災17日後から着工し、2カ月の突貫工事で新堤防を完成させました。
新堤防1.3kmを含む総延長4kmの防潮堤が完成したのだそうです。

「赤穂浪士もそうだが、おおむね1700年ごろまでの近世武士は行動的で決断が速かった。

しかし平和が続き、世襲が重なると、近世武士は次第に行動が格式張ってきて「機能的」でなくなる傾向がみられた」

ということです。
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江戸時代の武士は、ずっと効率なんて考えずに、形式を重んじてきたような印象がありました。

1700年くらいまで、と数字を示されたのも興味深いです。


1700年がどういう時期なのだろうと、「1700年 日本史」で見てみました。

「日本の歴史 - Wikipedia」が3番目に出てきました。

クリックすると、江戸時代は「1603–1868」年と、右側に出ています。

江戸時代約300年の最初から1/3のところにあたるようです。


「日本の歴史データ:1700年-1799年 - ムラウチドットコム・村内伸弘の社長日記」というブログも、2番目に出てきました。
(http://m.murauchi.info/weblog/1968/02/post_145.php参照)

村内伸弘さんという日本史好きの社長さんが、1700年-1799年の日本の歴史データを示していらっしゃいます。

1707年(記事で佐伯に津波が来た年)を見てみると、なんと「富士山噴火」とあります。
津波と富士山噴火の年だったのですね。


「1707年」と打っていたら、「宝永地震」「宝永噴火」と出てきました。

「宝永地震、東海地震、東南海・南海地震、連続地震」というサイトが出てきました。
(http://www.bo-sai.co.jp/houeijisin.htm参照)

「防災システム研究所」(東京)のサイトです。

「東海・東南海・南海地震が同時発生

 宝永地震は、宝永4年10月4日(1707年10月28日)、中部、近畿、四国、九州の広い地域にまたがり、東海地震・東南海・南海地震が同時に発生し、地震の規模はマグニチュード8.6と日本最大級の巨大地震と推定されている」

「地震後49日目に富士山が噴火(宝永の噴火)
 宝永地震から49日後の宝永4年(1707年12月16日)、富士山で大噴火が起こった」

と書かれていました。


1707年は、日本最大級の地震が起き、その49日後には富士山で大規模な噴火が起きた年だったようです。
(「赤福」創業の年でもあるようです)

大きな地震と富士山の噴火が続けて起きることもあるのだと、認識を新たにしました。


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成田空港: 5月20日開港35年 空港ターミナルは全国トップ(売上高700億円)ショッピングセンター

2013年05月19日 22時19分29秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「成田 競争の空を飛ぶ ソラナカ260店に年3000万人」という記事がありました。

5月20日に開港35年となる成田空港は、全国1位のショッピングセンターの側面も持つのだそうです。

成田空港は、1978年(昭和53年)5月20日に開港しました。
国内最多の、世界38の国・地域98の都市とつながり、航空会社は83社が乗り入れています。

航空会社が自由に空港、路線、便数等を決められる「オープンスカイ」(空港自由化)が世界の潮流となっているのだそうです。

国際線では、旅客は減少傾向にあり、世界の航空会社はお客さんの獲得競争を繰り広げています。

国内線でも、格安航空会社(LCC)2社が参入し、6月までに13都市に飛ぶようになります。
地方からLCCで成田に出て、韓国や台湾へ行き、食事やコンサートを楽しむ人も出てきています。

成田空港ターミナルの商業施設は、約260店舗あり、年間3千万人が訪れます。
2010年の売上高は、700億円で、百貨店を除く全国のショッピングセンターで1位です。

「旅行じゃなくてもナリタへ行こう!」

夏目誠・空港会社長は、「エキナカ」を育てた経験があり、今は「ソラナカ」を800億円にする計画  ということです。
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成田空港が、ショッピングセンターとして楽しいところとは知りませんでした。


「成田空港」で見てみると、

「成田国際空港公式WEBサイト」が最初に出てきました。
(http://www.narita-airport.jp/jp/参照)

「レストラン・ショップ」のタブがあるので、クリックしてみました。
「カテゴリートップ」を見ると、出国手続き後に利用できる免税店のリスト(数店)は出てきます。

しかし、あちこち探しても、一般のお客が利用できるお店やレストランの情報が出てきません。


「成田空港 ショッピングだけ」と検索してみると、

「レストラン・ショップ | 成田国際空港公式WEBサイト - Narita Airport」がトップに出てきました。

すぐ下に、「第1ターミナル 中央ビル 4F」「 第2ターミナル 本館 4F」「第2ターミナル 本館 3F」とあります。

「第1ターミナル 中央ビル 4F」をクリックすると、18店のレストランが出てきました。
「第2ターミナル 本館 4F」では、18店のレストラン
「第2ターミナル 本館 3F」では、14店舗(ユニクロ、お土産屋、書店など)


記事にあった「空港ターミナルには、約260店の商業施設があり」の全体像、具体的にどういう店舗が入っているのか
しばらく探してみましたが、残念ながら分かりませんでした。


「サブウェイ 成田空港第1ターミナル南ウイング店 SUBWAY ... - 食べログ」には、
店員さんが外国の女性で成田らしかった  と書かれていました。


成田空港ターミナルの商業施設サイトを、もう少し分かりやすいのを作ってください とお願いしたいです。
(私の探し方が悪いようでしたら、すみません)

成田空港には、海外に出発する人か見送りの人、見学の人が行くところかと思っていました。

楽しそうなら、行ってみたいと思っています。


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熊本県: 「くまモン」 米「森のくまさん」最高得点 なぜ勢いがあるのか? 知事の人柄(知識)も

2013年05月12日 22時49分10秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「be report 北海道と九州のコメ 実力急上昇」という記事がありました。

おいしいお米に、北海道と九州のお米が新品種で参入し、人気なのだそうです。

北海道と九州のお米は、かつては安いお米として知られていました。


北海道は、「寒さの影響でコメはパサパサ」と言われてきました。
しかし、平均気温の上昇で、栽培に適した風土になりつつあります。

「ゆめぴりか」「ななつぼし」が、日本穀物検定協会の「食味ランキング」で「特A」を取りました。


九州のお米は、「鳥またぎ米」(鳥も食べない)と言われました。

「質より量」の伝統がありました。
1995年に、コメの流通が自由化され、「質」に注目するようになりました。

熊本県の「森のくまさん」は、食味ランキングの「特A」の中でも最高点を獲得しました。

「特A」の九州産米は、

福岡県 「元気つくし」
佐賀県 「さがびより」
長崎県 「にこまる」
大分県 「ヒノヒカリ」
熊本県 「ヒノヒカリ」
熊本県 「くまさんの力」
熊本県 「森のくまさん」

猛暑に強い品種(耐暑品種)など「10年以上かけた品種改良がようやく実を結んできた」(井上眞理・九州大学大学院教授)

とのことです。
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北海道の「ゆめぴりか」がおいしくて人気らしいというのは聞いていました。

熊本の「森のくまさん」は、最高得点を取るほどおいしいのですね。


このところ、熊本県は「くまモン」など勢いがあります。
どうしてなのでしょう?


「熊本県 勢い」で検索してみると、

「急上昇中? 熊本県 - 小倉農園 東金なごみ米 - ogura-nouen」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.ogura-nouen.com/2013/02/24/%E6%80%A5%E4%B8%8A%E6%98%87%E4%B8%AD-%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C/参照)

千葉にある小倉農園を経営している小倉博也のサイトです。

「森のくまさん」が最高得点を出した
「くまモン」の昨年の売り上げ11倍超の293億円

熊本県、勢いついてますねぇ~。

関係者の方々はお忙しと思いますが、今が勝負の時なのかもしれません。
大きい波に乗せてしまえば、その後は比較的安定感を保って展開が出来ると思いますので、是非とも頑張ってもらいたいです。

と書かれていました。

なぜ熊本県に勢いがあるかを解説した新聞や雑誌の記事は、残念ながら見つけることができませんでした。


もしかして、県知事さんの影響かと、「熊本県知事」で見てみると、

「ようこそ知事室 - 熊本県」と熊本県のホームページの知事室がトップに出てきました。
(http://www.pref.kumamoto.jp/site/tiji/参照)

知事の蒲島郁夫(かばしま いくお)さんは、

平成20年4月に熊本県知事に就任し、現在2期目
昭和54年(1979) ハーバード大学大学院(政治経済学博士号)が、最終学歴です。


知事のお人柄を知りたいと「蒲島熊本県知事」で検索すると、

「熊本県知事、蒲島郁夫さん(65)学問と政治、どちらが楽しいですか ...」という読売新聞の記事がありました。
(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1340543739027_02/news/20120923-OYT8T00565.htm参照)

蒲島さんは、
ハーバード大学大学院で政治経済学を専攻し、博士号を取得。91年、筑波大社会工学系教授。97年、東大法学部教授。2008年、県知事に初当選。12年、再選。

学者から政治家になられた方で
「学問をやり尽くしたわけではないが、学者生活を続けるより、知事として県民に尽くす方が世の中のためになると判断しました」

と話されていました。


この蒲島熊本県知事の、新しいことをビジネスとして成り立つように持っていく学問的知識と意欲が、今の熊本県の勢いのひとつの理由かもしれないと思いました。


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