週末の朝日新聞beに、「サザエさんをさがして ヤギ乳 「貧者の乳牛」食糧難を救う」という記事がありました。
ヤギは、第二次大戦直後は「一家に一頭」とよく飼われ、現在も世界では増えているのだそうです。
1950年(昭和25年)2月8日夕刊のサザエさんは、東京に住む一家が近所のヤギ乳を利用していて、「きのうのヤギのおチチとてもうすかったわ」と瓶を女の子に返しながら言っています。
中西良孝・鹿児島大学農学部教授によると、
「戦中から戦後にかけて、食糧難を切りぬけるたんぱく源として目をつけられ、それこそ『一家に一頭』を旗印にして飼育を奨励されていました」
ヤギ乳は、消化されやすく、アレルギーの原因物質もないので、飲んでも、おなかを壊しにくい。
しかし、乳牛の10分の1の量しか乳をしぼれないため、その後は飼育が減ってしまった。
たんぱく質であるうえに、糞は堆肥の素になり、草とりまでしてくれるヤギは、世界中で増えている。
記事では、
「日本ではなぜ、激減する宿命を背負わされたのか。いぶかしくてならないのである」 ということです。
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小学生1年生の頃に飲んだヤギ乳のことを思い出しました。
山間部の農家のお宅で、温めて少し砂糖を入れたものをいただきました。
牛乳とは違った風味に、「ヤギの乳も飲めるのか~」と驚いた記憶があります。
その後、ヤギ乳は人の母乳に近いんだよとも聞きました。
今のヤギ乳はどうなっているのでしょう?
「やぎ乳」で見てみました。
「山羊乳の魅力 | トピックス~フード・ペプタイド」というサイトが最初に出てきました。
(http://topics.foodpeptide.com/?eid=1283352参照)
北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)による食品についてのサイトです。
観光地などでは乳用ヤギの飼育とヤギ乳製品の販売も行われている。
アレルギーは、「αS1-カゼイン」(牛乳アレルギーの原因タンパク質のひとつ)が、ヒトの母乳や山羊乳には存在しない。
「β-ラクトグロブリン」(アレルゲン性の強いタンパク質)が山羊乳中にも存在するため、アレルギーの心配がまったくないというわけではない。
ヤギ乳は、その匂いが問題にされることがあるが、餌などを工夫することによってかなりマイルドにすることができる。
と書かれていました。
「やぎミルクのチーズ、ヨーグルトとミニヤギのルーラルカプリ農場」というサイトが4番目に出てきました。
(http://www.yagimilk.com/参照)
岡山市郊外で、ヤギを飼育し、遠足・ファームステイを受け入れ、プリン・ヨーグルト・ソフトクリーム等も販売している農場です。
農場オーナーの小林さんのブログもあります。
大変意欲的に牧場経営をなさっているようです。
アクセス方法のページに、
「年中無休
◇入場料はいただいておりません。
何かお買い物をして頂ければうれしいです。
正直なところ公共施設ではございませんので収益がないと運営ができません。
応援してください!!」
とあり、かえって好感を持ちました。
近くであれば、訪問してみたいと感じました。
やはりヤギ乳は、効率という点では採算が難しいのかもしれません。
上記の農場では、特色のあるチーズを生産することで、全国の有名レストランに納品しているようでした。
日本は肉についても、柔らかく匂いのないものが好まれる傾向があるので、それも影響しているのかもしれないと思いました。
ヤギは、第二次大戦直後は「一家に一頭」とよく飼われ、現在も世界では増えているのだそうです。
1950年(昭和25年)2月8日夕刊のサザエさんは、東京に住む一家が近所のヤギ乳を利用していて、「きのうのヤギのおチチとてもうすかったわ」と瓶を女の子に返しながら言っています。
中西良孝・鹿児島大学農学部教授によると、
「戦中から戦後にかけて、食糧難を切りぬけるたんぱく源として目をつけられ、それこそ『一家に一頭』を旗印にして飼育を奨励されていました」
ヤギ乳は、消化されやすく、アレルギーの原因物質もないので、飲んでも、おなかを壊しにくい。
しかし、乳牛の10分の1の量しか乳をしぼれないため、その後は飼育が減ってしまった。
たんぱく質であるうえに、糞は堆肥の素になり、草とりまでしてくれるヤギは、世界中で増えている。
記事では、
「日本ではなぜ、激減する宿命を背負わされたのか。いぶかしくてならないのである」 ということです。
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小学生1年生の頃に飲んだヤギ乳のことを思い出しました。
山間部の農家のお宅で、温めて少し砂糖を入れたものをいただきました。
牛乳とは違った風味に、「ヤギの乳も飲めるのか~」と驚いた記憶があります。
その後、ヤギ乳は人の母乳に近いんだよとも聞きました。
今のヤギ乳はどうなっているのでしょう?
「やぎ乳」で見てみました。
「山羊乳の魅力 | トピックス~フード・ペプタイド」というサイトが最初に出てきました。
(http://topics.foodpeptide.com/?eid=1283352参照)
北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)による食品についてのサイトです。
観光地などでは乳用ヤギの飼育とヤギ乳製品の販売も行われている。
アレルギーは、「αS1-カゼイン」(牛乳アレルギーの原因タンパク質のひとつ)が、ヒトの母乳や山羊乳には存在しない。
「β-ラクトグロブリン」(アレルゲン性の強いタンパク質)が山羊乳中にも存在するため、アレルギーの心配がまったくないというわけではない。
ヤギ乳は、その匂いが問題にされることがあるが、餌などを工夫することによってかなりマイルドにすることができる。
と書かれていました。
「やぎミルクのチーズ、ヨーグルトとミニヤギのルーラルカプリ農場」というサイトが4番目に出てきました。
(http://www.yagimilk.com/参照)
岡山市郊外で、ヤギを飼育し、遠足・ファームステイを受け入れ、プリン・ヨーグルト・ソフトクリーム等も販売している農場です。
農場オーナーの小林さんのブログもあります。
大変意欲的に牧場経営をなさっているようです。
アクセス方法のページに、
「年中無休
◇入場料はいただいておりません。
何かお買い物をして頂ければうれしいです。
正直なところ公共施設ではございませんので収益がないと運営ができません。
応援してください!!」
とあり、かえって好感を持ちました。
近くであれば、訪問してみたいと感じました。
やはりヤギ乳は、効率という点では採算が難しいのかもしれません。
上記の農場では、特色のあるチーズを生産することで、全国の有名レストランに納品しているようでした。
日本は肉についても、柔らかく匂いのないものが好まれる傾向があるので、それも影響しているのかもしれないと思いました。
山羊の乳製品って、見ませんね。
沖縄では、山羊が食卓に登ることがあるようなのですが、こちらでは見ないです。
大切な食料だったのですね。
勉強になりました!
ポチッ
うーん。
やぎさんを見直す必要がありそうですね。
ヤギといえば…。
黒ヤギさんと白ヤギさんの永遠に続く文通?が、頭の中に出てきます。
あれは最終的にどうなったのか気になります。
ヤギを漢字で書くと、「山羊」で、何か羊の亜種のようで、山羊が肩身の狭い境遇におかれているようですが、ヤギ亜科⇒ヒツジ族、ヤギ族という順番なので、山羊はもっと自信を持つべきです。
ヤギの居る風景は、どこかのんびりして、ほのぼのしますね。
今日も、楽しい話をありがとうございました。
ポチッ
そうですね、あまり見ませんね。
ヤギ乳のソフトクリームを食べてみたいと思いました。
沖縄のヤギ料理はどんな感じなのでしょう、味わってみたいです。
ポチッ
あの歌はどうなったのでしたっけ?幼い頃に聞いたのに、記憶に残る歌ですね。
さっき検索してみたら、作詞はまどみちおさん、作曲は壇伊玖磨さんという豪華な組み合わせだったそうです。
>山羊はもっと自信を持つべきです
すごく楽しいコメントでありがとうございます。
ポチッ
学位の取得とご卒業おめでとうございます!
カナダでは山羊乳が身近なものなんですね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。