夢のように駆け抜けて行った素晴らしきフジロック。私にとっての名場面として心に刻まれた10曲!!(本当に10曲なのか数えないでくださいね…)。
The Lumineers / Darlene(7/25 green)
First Aid Kit / Stay Gold(7/25 white)
The Young Philadelphians / The Hustle(7/25 orange)
moe. / Meat(7/25 heaven)
The Waterboys / Fisherman's Blues(7/26 green)
Preservation Hall Jazz Band / Bourbon Street Parade(7/26 orange)
Phil Lesh & The Terrapin Family Band / Terrapin Station(7/26 heaven)
Barbarella's Bang Bang / Cioccolata(7/26 ganban)
Ozomatli / Tequila(7/27 green)
Black Kat Boppers / Brand New Cadillac(7/27 paris)
The Skatalites / freedom sounds(7/27 heaven)
Syl Johnson & Bobby Rush / Take Me To The River(7/27 orange)
初日、グリーン・ステージで観たザ・ルミニアーズ。全てが素晴らしかったですが、メンバーの一人がPAブースの櫓の上に登ってアコーディンを弾いた「Darlene」。あんなムチャするアーティスト初めて見ましたよ!最高でした!!
でも私にとって初日のハイライトは何と言ってもファースト・エイド・キットでした。 北欧からやって来たフォーキー姉妹。私はミーハー魂を炸裂させて最前列かぶり付きで堪能。1曲目「Stay Gold」のハーモニーを聴いた瞬間から夢心地。山の中で聴く美しき歌声、極上でしたね。いまだにあの時の光景とサウンドが私の脳内をぐるぐる回っています。
そして初日のもう一組のお楽しみがマーク・リボー率いるザ・ヤング・フィラデルフィアンズでした。まるでポップとアヴァンギャルドが同居するアートのようなマーク・リボー流フィリー・ソウル。中でもヴァン・マッコイの「The Hustle」は際立ってましたね。あの有名なフレーズを嬉しそうにギターで弾くマーク・リボー。フィリー的な流麗さを感じさせつつも、どうにもこうにも尖って聴こえるマークのギターはやはり存在感抜群でした!
そしてこの日のメインディッシュはジャム・バンド界の大物モー。ヘヴンやボードウォークを散策しながらゆるゆると楽しんでいましたが、さすがに終盤になると引き込まれましたね。本編ラストに披露された「Meat」は格好良かった!
2日目は昼の早い時間からドラゴンドラに乗り込み、デイドリーミングを満喫したのですが、帰ってきたとき丁度グリーンでライヴ中だったのがザ・ウォーターボーイズでした。実は私、若い頃リアルタイムで大好きだったんです。特に「Fisherman's Blues」は私に初めてトラディショナルな魅力を教えてくれた曲だったかもしれません。そんな名曲を最後に披露してくれました。マイク・スコットの変わらぬ歌声に感激!
この日の個人的メインはニューオーリンズ・ジャズの老舗プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド。正直、フジロックでトラディショナルなジャズってどうなんだろう?とちょっと心配だったりもしていたのですが、これが1曲目から大盛り上がり。いや~、フジロックて素敵だな!って嬉しくなっちゃいましたね。特に「Bourbon Street Parade」で前方のお客さん達が一斉に傘を広げて振り出したのには驚きました!!
そして2日目トリの時間帯はもちろんフィル・レッシュ・アンド・ザ・テラピン・ファミリー・バンド。3時間に渡ってグレイトフル・デッド時代の名曲やカヴァー曲をたっぷり披露してくれました。中でもやっぱり「Terrapin Station」でしょう。イントロが鳴った瞬間に大盛り上がりでしたね。ヘヴンがグレイトフル・デッドの空気に包まれた一夜でした。
私が今回、唯一サイン会に参加出来たのが2日目深夜、場外の岩盤で行われたバーバラレス・バン・バンでした。会場外のストリートっぽい雰囲気もまた彼女達に合ってましたね。コール&レスポンスも楽しかった!バーバラはとってもキュートなシンガーでした。
最終日、グリーン1発目にいきなりハイライトが訪れました。それはオゾマトリ。しかもステージでのライヴが終わった後でした。演奏をやめずにモッシュピットに降りてきてのどんちゃん騒ぎ。しかもPAを切られても終わらず、生音だけで騒ぎ続ける。有名な「Tequila」をやり始めると、彼らを取り囲んだ観客達がすかさずブレイクに「テキーラ!!」と叫ぶ。最高でしたね。しかも彼らは観客を引き連れながらモッシュピットを出て、広大なグリーンのフィールドを横断し、オフィシャルグッズ売り場のある丘の上まで演奏しながら練り歩きましたから。天晴でした!!
そして私の3日目は再奥の地カフェドパリに入り浸りでした。ジプシー・パンクのバーバレラス・バン・バン、ロカビリーのブラック・キャット・バッパーズ、そしてニューオーリンズ・ジャズのプリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド、さらに魅惑のポールダンスまで。こんな組み合わせ、フジロックでしかあり得ませんよ!ブラック・キャット・バッパーズのやんちゃそうな黒人シンガーさんが格好良かったです!
ヘヴンで観たスカタライツの幸福感満載のステージも最高でした。そしてオレンジでのシル・ジョンソンとボビー・ラッシュによる夢の共演。正直、あまり噛み合なかったような気もしますが、それもまたスリリングで楽しかった。でも2人のハープ合戦はなかなかのものでしたよ。
さて、駆け足で振り返った私のフジロックですが、次回以降、ぼちぼちとベストアクト企画を書く予定です。昨年は満足に書けなかったので、今年は気合い入れてたっぷり書こうと思ってはいるんですが、どうなることやら…。
The Lumineers / Darlene(7/25 green)
First Aid Kit / Stay Gold(7/25 white)
The Young Philadelphians / The Hustle(7/25 orange)
moe. / Meat(7/25 heaven)
The Waterboys / Fisherman's Blues(7/26 green)
Preservation Hall Jazz Band / Bourbon Street Parade(7/26 orange)
Phil Lesh & The Terrapin Family Band / Terrapin Station(7/26 heaven)
Barbarella's Bang Bang / Cioccolata(7/26 ganban)
Ozomatli / Tequila(7/27 green)
Black Kat Boppers / Brand New Cadillac(7/27 paris)
The Skatalites / freedom sounds(7/27 heaven)
Syl Johnson & Bobby Rush / Take Me To The River(7/27 orange)
初日、グリーン・ステージで観たザ・ルミニアーズ。全てが素晴らしかったですが、メンバーの一人がPAブースの櫓の上に登ってアコーディンを弾いた「Darlene」。あんなムチャするアーティスト初めて見ましたよ!最高でした!!
でも私にとって初日のハイライトは何と言ってもファースト・エイド・キットでした。 北欧からやって来たフォーキー姉妹。私はミーハー魂を炸裂させて最前列かぶり付きで堪能。1曲目「Stay Gold」のハーモニーを聴いた瞬間から夢心地。山の中で聴く美しき歌声、極上でしたね。いまだにあの時の光景とサウンドが私の脳内をぐるぐる回っています。
そして初日のもう一組のお楽しみがマーク・リボー率いるザ・ヤング・フィラデルフィアンズでした。まるでポップとアヴァンギャルドが同居するアートのようなマーク・リボー流フィリー・ソウル。中でもヴァン・マッコイの「The Hustle」は際立ってましたね。あの有名なフレーズを嬉しそうにギターで弾くマーク・リボー。フィリー的な流麗さを感じさせつつも、どうにもこうにも尖って聴こえるマークのギターはやはり存在感抜群でした!
そしてこの日のメインディッシュはジャム・バンド界の大物モー。ヘヴンやボードウォークを散策しながらゆるゆると楽しんでいましたが、さすがに終盤になると引き込まれましたね。本編ラストに披露された「Meat」は格好良かった!
2日目は昼の早い時間からドラゴンドラに乗り込み、デイドリーミングを満喫したのですが、帰ってきたとき丁度グリーンでライヴ中だったのがザ・ウォーターボーイズでした。実は私、若い頃リアルタイムで大好きだったんです。特に「Fisherman's Blues」は私に初めてトラディショナルな魅力を教えてくれた曲だったかもしれません。そんな名曲を最後に披露してくれました。マイク・スコットの変わらぬ歌声に感激!
この日の個人的メインはニューオーリンズ・ジャズの老舗プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド。正直、フジロックでトラディショナルなジャズってどうなんだろう?とちょっと心配だったりもしていたのですが、これが1曲目から大盛り上がり。いや~、フジロックて素敵だな!って嬉しくなっちゃいましたね。特に「Bourbon Street Parade」で前方のお客さん達が一斉に傘を広げて振り出したのには驚きました!!
そして2日目トリの時間帯はもちろんフィル・レッシュ・アンド・ザ・テラピン・ファミリー・バンド。3時間に渡ってグレイトフル・デッド時代の名曲やカヴァー曲をたっぷり披露してくれました。中でもやっぱり「Terrapin Station」でしょう。イントロが鳴った瞬間に大盛り上がりでしたね。ヘヴンがグレイトフル・デッドの空気に包まれた一夜でした。
私が今回、唯一サイン会に参加出来たのが2日目深夜、場外の岩盤で行われたバーバラレス・バン・バンでした。会場外のストリートっぽい雰囲気もまた彼女達に合ってましたね。コール&レスポンスも楽しかった!バーバラはとってもキュートなシンガーでした。
最終日、グリーン1発目にいきなりハイライトが訪れました。それはオゾマトリ。しかもステージでのライヴが終わった後でした。演奏をやめずにモッシュピットに降りてきてのどんちゃん騒ぎ。しかもPAを切られても終わらず、生音だけで騒ぎ続ける。有名な「Tequila」をやり始めると、彼らを取り囲んだ観客達がすかさずブレイクに「テキーラ!!」と叫ぶ。最高でしたね。しかも彼らは観客を引き連れながらモッシュピットを出て、広大なグリーンのフィールドを横断し、オフィシャルグッズ売り場のある丘の上まで演奏しながら練り歩きましたから。天晴でした!!
そして私の3日目は再奥の地カフェドパリに入り浸りでした。ジプシー・パンクのバーバレラス・バン・バン、ロカビリーのブラック・キャット・バッパーズ、そしてニューオーリンズ・ジャズのプリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド、さらに魅惑のポールダンスまで。こんな組み合わせ、フジロックでしかあり得ませんよ!ブラック・キャット・バッパーズのやんちゃそうな黒人シンガーさんが格好良かったです!
ヘヴンで観たスカタライツの幸福感満載のステージも最高でした。そしてオレンジでのシル・ジョンソンとボビー・ラッシュによる夢の共演。正直、あまり噛み合なかったような気もしますが、それもまたスリリングで楽しかった。でも2人のハープ合戦はなかなかのものでしたよ。
さて、駆け足で振り返った私のフジロックですが、次回以降、ぼちぼちとベストアクト企画を書く予定です。昨年は満足に書けなかったので、今年は気合い入れてたっぷり書こうと思ってはいるんですが、どうなることやら…。
いえいえ「スミマセン」だなんて、とっても嬉しいですよ!!
私的にはまだまだフジロックは終わっていない気分ですし。
TaQumiさんとは色々なところですれ違っていたようですね。
乾杯出来たら楽しいですね。
ゆっくり読んでいたので。
いつもながら苗場から帰ってきてからここを拝見し、「あ、同じ場所にいたんだー」なんてあとから気付いて懐かしんでます。(ザ・へヴィー、プリザーベーション・~、ポーグスなどなど)
来年はむこうでお会いして乾杯でもしたいなー