「適度に手を抜ける」という「要領のよさ」

これまでこのブログに、たまに登場してきたK君。

ケン太の同級生で、幼稚園から中学校まで一緒でしたが、中学校の時に、月１、２回、遊ぶ程度の仲でした。

 

高校生になり、ケン太がほとんど家にいるようになった時から、たまに家に遊びに来るようになりました。

趣味は合わないけど（オタクではない）話は合うのだとか。

 

数年前、K君はひとり暮らしを始めるために、都内に引っ越したのですが、ケン太が泊まりに行ったり、K君が泊まりに来たり（けん太の汚部屋にショックを受けてもう来ないかもしれませんが）・・・今でも関係は続いています。

会わなくてもたまに会話している声が聞こえます。

学生時代、密に遊んでいた友達が何人かいましたが、その中にいなかったK君が、今、一番連絡をとっている友達になっています。

 

そのK君。

数か月前、簿記1級の試験を受けていたようです。

過去と比較してかなり難しかったようで？結果は残念だったようです

簿記1級をもう一度とも思ったそうですが、今は、税理士の資格取得に目標を変え勉強しているようです。

なんと働きながら1日4時間、勉強しているのだとか。

 

すごく努力家ですよね。

 

高校は職業高校なので、ほぼ100％の生徒が就職する中、K君は推薦で「MARCH」の大学に進学しました。

多分、高校卒業後就職するつもりで、少しでも技術を身に付けたいと高校選択したのだと思いますが、途中で大学進学に切り替えたのでしょうね。進学する子がいない環境の中、目標を達することができたのは凄いなと思います。

K君は、テスト期間中は友達と遊ばなかったようです。

けん太は誘われたらほいほい遊んでしまいますが、K君は流されないのですよね。

 

大学在学中はドラッグストアでバイトをしていましたが、市販薬の一部を販売できる「登録販売者」の資格を取得。

「登録販売者」になり、1年以上の実務経験を積めば、「店舗管理者」になれるそうですが、それも取得。

結婚はしない。家庭は持たないので自分だけ生活できればいいと、就活は行わず。

大学卒業後も、そのままドラッグストアに勤めていました。

 

今は「税理士」という新たな目標を掲げ、日々、努力しているようです。

K君なら目標達成できるような気がします。頑張ってほしいです！

 

先日、テレビで、「自習室」を利用する社会人を取材していましたが、

一時期、コロナで家にいる時間が多かったので、何か資格をとろうと思い、勉強を始めた方が結構いました。

今は出社の日が増えたけど、出社前の１～2時間。退社後の１～２時間、そこで勉強している方も多かったです。

 

勉強するとは、こういうことなんだなと改めて思いました。

 

けん太は、地頭は悪くないと思います。

でも、勉強をしなかったので、結局、勉強はできなかったです。

 

「勉強ができる人」とは、「努力できる人」なんだと思います。

 

けん太は残念ながら「努力できる人」ではないのですが、

「努力したくない」がために？「適度に手を抜ける」という「要領のよさ」は身に付けていったようです。

 

けん太がパソコンショップで働き始めた頃、コロナ前で、外人さんがたくさん来店していたようなんです。

そこで真面目なタイプであれば、せめて簡単な会話ができるように英語を勉強しようとか？思ったりすると思いますが、

けん太は微塵もそんな気はなかったようです（笑）（英語は一番、苦手な教科。嫌い）

 

外人さんをPCの前に連れて行き、翻訳ソフトを使って、聞きたいことを入力してもらう。

（外人さんはスムーズに入力ができるそうです）

回答をケン太がPCに打ち込んで読んでもらう。

あとは、手振り、身振りでなんとか？(笑)

 

「何の問題もなし！」・・・と言ってました(笑)

 

まあ、そういう力も必要かな・・・と。

それはそれで、逞しく生きていけるからいいかもしれない・・・と思った私でした(笑)

 

 

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