ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

その人の立場になってみないとわからない

2024-06-12 23:30:06 | 思うこと

先日、ご紹介した、介護士のたっつんさんの✕に、このような投稿がありました。

 

1年前の出来事で、今でも忘れられない言葉というのが・・・

 

「介護なんて誰でもできるような仕事に能力のある人はもったいない」

あまりの衝撃に怒ることも忘れて、何も言えずにいると。

 

「たっつんさんは仕事ができる人ですので、介護職じゃなくてもっと稼げる仕事をしたほうがいいと思うんです」と続いた。

 

「それどういう意味ですか?」と聞き返すと

「介護なんて家族でもできるんですから、無能な人にさせておけばいいんです」と返ってきた。

 

さすがに気分が悪くなり、

「申し訳ありませんが、あなたとお話するようなことはありませんので失礼します」と伝えて、zoomを退出した。

 

自分のことを褒めるつもりで言ったのだろうけど、

人のことを「優秀」「無能」だのと言える感覚も理解できない。

 

どういう意味かを聞き返した時、その空気の変化にも気付かず、追う打ちをかけるようなことを平気で言える鈍感さ。

 

自分のことを「優秀」だと思いあがっている、その人は

少なくとも「誰でもできるような介護の仕事」さえできないと断言する。

 

そんな人の気持ちがわからないような人に、介護の仕事ができるわけがない。

 

自分自身の、介護士としての19年をバカにされた気持ち、

これまでに出会ってきた、介護士さんたちの日々の努力を・・全否定された気持ちにもなった。

 

必死の思いで、ご自宅で介護をされている、ご家族のみなさんたちのご苦労を思うと、

悔しすぎて、ほっぺたからアゴへ熱いものが伝わった・・・

 

このような内容の投稿でした(一部、割愛しています)

 

 

しかし、これは酷すぎる・・・

介護したことがないからこそ出てくる言葉。

やってなくたって、普通は、想像できるはずだけどね。

 

このことから言えるのは、

その人の立場に立ってみないとわからない・・・ということ。

 

「不登校」と同じではありませんか?

 

これまで、どれだけ、理解のない言葉を浴びせられたことか・・・

親も子も甘い・・・はっきりとは言わなくても、そんなニュアンスが含まれていたり・・・

 

やはり、なってみたいとわからないことなんだろうな・・・と何度、思ったことか。

 

落胆したり、時に憤りを感じたり・・・

でも、そんな経験をすると、「これは、こうだ」なんて、決めつけた言い方もできなくなってくる。

 

自分がそうされたくないものね。

 

けん太が不登校になってから、私の友達関係にも変化が生まれました。

 

これまで受験の話が中心だった友達とは疎遠になり、

遠方で、たまに近況をメールし合ってた友達から、連絡が来なくなったりも。

 

それは仕方がない。

求められなくなったということでして。

それだけの友達だったんですね。

 

気が付けば、私の周りにいる方は皆、優しいのです。

けん太の話も聞いてくれるし、理解も示してくれる。

 

かえって心地よくなりました。

 

大変なことはいろいろあったけど、悪い事ばかりじゃないですね。

良いことも必ずあると実感しています。

 

 

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