先日「食品添加物」のセミナーを視聴しました。
添加物が認知症の原因ともなるということは、調べれば、あちこちから情報が得られます。
認知症だけでなく、癌、うつ病、発達障害、脳腫瘍、肝臓病、腎臓病、不妊症・・・etc
それらもそうです。
添加物は、商品の原材料のところに「/(スラッシュ)」の後に記載されているものです。
ひとつではなく、数種類使われているものがほとんどです。
ひとつひとつは、「安全性に問題ない」と厚労省が認可していても、それを同時に何種類かを摂取した場合はどうなのかは、あまりにも多くの添加物があるので、確認するのはほぼほぼ不可能だそうです。
そもそも日本で大丈夫とされていても、海外では使用禁止になっているものもあります。赤色2号とか・・・
そして、日本の農薬使用量は世界で3位です。(1位・・中国、2位・・韓国)
農薬使用量と発達障害罹患率が見事に一致しているそうです。
有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子どもは、ADHDになりやすいという研究結果が。
自閉症の原因は、食品添加物かもしれないという研究結果も。
調べると、怖いほどいろいろ出てきます。
決して無縁ではないということがわかります。
私たちが子どもの頃に比べると、発達系のお子さんがとても増えています。
ファーストフード、インスタント食品、スナック菓子、コンビニ弁当・・・など、「超加工食品」と言われる、食品添加物まみれの食品が多く食べられるようになってきたからではないでしょうかね。
セミナーで聞いた、興味深い話ですが・・・
ある中学校の『給食を変えただけで子ども達に変化が現れた』という話です。
その中学校は、校内暴力、犯罪、非行、無気力など、問題行動を起こす子が多かったそうです。
問題行動が出ている学生に、食事の調査をしてみると、「超加工食品」を買って食べている子が多かったそうです。
それで、給食にちゃんとした食事を出すことにしました。
それまで週1のあげぱんやソフト麺、肉中心の給食だったそうですが、週5にし、米、野菜、肉、魚のバランスのとれた和食にしたような。
野菜も無農薬や減農薬。
すると、1年で・・・
タバコの吸い殻が減り(中学校ですよ)
犯罪が減り、50名いた不登校が2名になり。
学力も全国平均より高くなった。
凄いですよね!
食事を変えただけですよ!
もちろん、給食費は上がりましたが、その効果で保護者は納得したそうです。
普段の食生活で「添加物」を完全に避けることはまず不可能です。
でも「意識を持つ」だけで変わってくるのではないでしょうか。
我が家では・・・食材全てに拘るのは難しいので、毎日使う、塩、醤油、みりん、酢、味噌、砂糖・・・など、基本調味料だけでも拘りたいと思っています。添加物が使われていない、従来の製法に基づいて作られたものを選んでいます。
醤油は、本来は1年くらいかけて発酵・熟成させるものだけど、添加物を使って、温度管理不要で早ければ4か月くらいで作るそうです。味噌も同様で、最低8か月はかかる発酵・熟成が、1か月~6か月ほどで出来、生産性をあげています。
なたね油も本来は、圧縮製法(焙煎・圧搾し和紙でろ過して抽出)ですが、一般的なものは、数種類の添加物を使って効率よく抽出しています。
その製法により、トランス脂肪酸も発生します。
従来の製法では時間も手間もかかります。
当然、値段も高くなります。
でも、添加物で心と身体の健康を害し、後々、治療費がかかってしまうとしたら?
どうでしょうね。。。
私は少しでも家族が健康的に過ごせればと願っています。
自分も認知症にならずにね


