ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

ないものねだり~(^^;

2020-07-22 23:51:52 | 私(みぃみ)
今日は、久々に会う友達とのランチでした。

先日、いつもは病院で貰えるコレステロールの薬ですが、その時、在庫がなかったようで、処方箋が出され、調剤薬局へ行ったのです。
友達は、そこで薬剤師として働いています。

友達が「ランチしてる?」
「うん。たまにしてる~」
「私、全然行ってないの~もう、ストレスが溜まっているの~近いうちにランチしない?」と誘われ、
それから1週間です。

私、たまにランチしていますが、今、私から誘うのを控えています。
皆、お仕事していますからね。
もし私が感染していてうつしてしまったら、友達の職場にも影響することなので。
万が一のことがあったら、申し訳ないです。
誘われたら、ホイホイ、行くんですけどね

彼女は、薬剤師さんということで、もし、うつしてしまったら、ねぇ~
と思っていたんですが、逆に彼女の方も、患者さんと毎日、接しているわけでして、
自分は他の人よりも感染リスクが高いから、誰も誘えなかったと。

なるほど~そういうことかぁ~と思いましたけどね。
でも、さすがにストレスマックスだったようで、その時に私が現れたということですね



友達がなんでそんなにストレスが溜まっていたかというと、
コロナでランチを自粛していたのもあるのですが、

ご主人の悩みがメインのようです。

元々、ほとんど家で仕事をするご主人。
出社するのは月に、1、2度だそうです。

そのご主人が、奥様のことが好きでして、
一緒に出掛けたがる、いろんなこと話かけてくる、
私からしたら羨ましい話ですが、

「私をひとりにさせて~」というのが切実な悩みでそうです。

家にひとりだけ・・・ということがまずない。
仕事がお休みで、家で音楽を聞いていても、「なんていう曲?」といちいち聞いてくる。
ピアノを弾いていると、ご主人がやってきたので、止まると
「なんで止めちゃったの?弾いて~」と。

「ほっといて~」と思うそうな。
とにかく気が休まらない。

ひとりで音楽を聞いていても、音がご主人の部屋に漏れているとおもうと、
心から楽しめないんだそうな。

私がピアノを弾いていても、一度も、何か聞かれたり、話しかけられたことはない。
トールの作品ができて置いておいても、いつもスルーで、見たことはない。
「作ったんだ?」と言われたことも一度もない。
全てスル~

とにかく私のすることにまったく関心がない

でも、「そういうのがいい~」と羨ましがられました

お互いに、ないものねだりですね


でも、家にひとりだけということがない。
ひとりになりたい・・・

というのは、私もかつて味わった感覚。

不登校の時ですね。
ケン太が部屋で寝ていて、リビングにいなくても、
いつ起きてくるかわからない。予測ができない。
リビングにひとりでいても、いつも、どことなく気が休まらないのです。

本来なら、家にいないはずの子が今、家にいる。
それが常に重くのしかかっていたのだと思います。

その後、学校に向かった日に、家にひとりだけになった時、

家に誰もいない~
私だけだぁ~

あの解放感は忘れることができません。

腕と脚を広げてリビングに寝転びたい気分でした。


主人もケン太も仕事で家にいない。

当たり前のことのようだけど、当たりまえじゃないんだなぁ~

そしてランチも・・・

友達とランチしていて、楽しくお喋りして、
でも、帰宅の時間になり、家が近づくと・・・

家にケン太がいるんだ・・・

急に現実に戻されてしまう。
そして、動機が激しくなっていく・・・

気を紛らすことができているようで、できていなかったですね。


この何気ない日常がどんなにありがたいことか。
不登校を経験して、知りました

不登校になって、感謝できることが増えたように思います。





ガパオライス~





ちょっとお買い物してからの~パンケーキ。
完全に食べすぎですね

どちらのお店もガラガラでした~
ゆっくりお話ができてよかったです。


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