ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

底辺?だけど強みになるかも。

2017-05-19 23:14:29 | 家庭生活
映画の試写会に当選し、友達と観てきました。


これです。




この映画、ブラック企業で働く隆(工藤くん)が激務で心身ともに疲れ果て、
電車にはねられそうになるところをヤマモト(福士くん)に助けられるところから始まります。

パワハラがもの凄いです。
観ていると苦しくなってきます。

それでも辞めることなど考えない。
もっと頑張るしかないのだと思ってしまう。
できないのは自分が悪いのだと自分を責めてしまう。

自分は生きていく価値のない人間に思えてくる。
なんのために生きているのかわからなくなる。

電〇の女子社員の自殺がありましたが、
まさしくその精神状態だったと思います。

でも、ヤマモトと出会うことで、本来の明るさを取り戻していく。
なんのために生きればいいのか・・・がわかってくる。

仕事で追い詰められ、生きている意味を見失ってしまっている人を
救う映画だと思います。

友達が途中から、涙腺崩壊。
タオルを両手持ちして嗚咽を抑え、
鼻水と涙をぬぐっていました。

確かにうるっとはきましたが、そこまで泣く??



観終わったあと、ケン太と一緒に来なくてよかったかもと思いました。
あまりにも理不尽な世界に耐えられないかも。
もしかして途中で、映画館、出ちゃったりして?

それを友達に言うと、

友達も、子どもと一緒に来なくてよかったと言っていました。
これから社会に出て行く娘ちゃんが働くことが嫌になってしまうのでは?と。

でも、もしブラックだったらそこで頑張ろうとせず、そこから逃げていいと
わかっている方がいいかもね。

友達が「そうかも!」と。


家に帰ってきて、ケン太に映画の話をし、

「そんなパワハラを受けたらどうする?」と聞いてみました。

「すぐ辞めるに決まっているじゃない。だって俺、底辺だからさ。失う物なんて何もないの。
そんなパワハラに耐える必要なんてないから、速攻、辞めるよ。
今のところだって辞めようと思ったら何時でも辞められるしね」

映画の中の会社は、就活中、どこからも採用をもらえず、やっと内定を貰えた会社なんです。
もし、そこを辞めたら、もうどこにも行くところがないという恐怖。
それが自分を追い込んでしまうことにもなる。

ケン太にはそういう縛りが何もないからね。

大卒より選択肢は少ないかもしれないけど、
辞めることを恐れず、どんな仕事にもチャレンジできるんじゃないかな?

それが強みになるかもね


「理不尽に耐えられる?途中で映画館、出ちゃったりしない?」とも聞いてみると、
「大丈夫だよ。出ないよ」と。

少し距離を置いてみれるようになってきたかな。

少しずつ成長しているものですね



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