初の三者面談

三者面談が終わりました。

ケン太は面談の時間まで友達と暇つぶしするとのこと。

駅からすぐの学校なので、「駅で待ち合わせしようよ」と言うと、
「なんで駅で待ち合わせするの？別々でいいじゃん」って。
「え～？？だって、教室もわからないし・・・」
「じゃあ、学校の前でいいでしょ」って

駅から学校に向かう道すがら、数人の生徒とすれ違いました。
学校の前にも生徒たちが数人。

下駄箱の付近でケン太を待っていると、
ケン太がすっと現れ、上履きに履き替えたらすぐさまエレベーターの方へ。
私には一瞥もくれず

なるほど・・・駅から歩くと母だってことがバレちゃうもんね。
他人を装いたいわけか・・・

エレベータに乗ると、他の保護者の方が乗ってきた。
「これは、○階に行きますか？」という質問に
「○階に行って階段で１階降りてください」と丁寧に答えていた。

お～！ケン太のよそ行きの顔が垣間見れたかも。


面談の部屋に入る。

先生の到着を待っている間、
ケン太が窓から外の景色を見ていたので、私も外を見ようと窓際に近づくと

「あんまり近くにこないでよ」って
先生に見られたっていいでしょが～
いつも家では近寄ってくるくせに～


まもなく先生、ご到着！

先生から、将来の目標とか、進路の希望とか、希望の資格取得の種類とか、
いろいろ質問を受けたケン太だけど、全て「まだわかりません」だって。

ただ、「将来の夢」は「お金持ちになること」だって
先生「じゃあ、お金稼げる仕事につかなきゃな。後は宝くじ当てるか」

ケン太も私もクスッと笑う。

ケン太が選んだ担任の先生。
なかなかいい先生だな～って思った。
ケン太の表情を見ていても好感触さが伝わってくる。
今まで担任していただいた先生の中で一番かも。


家に帰ってきて

「○○先生、いい先生だね」ってケン太に言うと
「○○先生好きだわ～もう○○先生以外考えられないわ。
２年も３年も○○先生がいいわ」だって。

あとは国語の先生も凄く好きで国語の授業が楽しいって。

今までケン太の口から「先生が好き」という言葉をほとんど聞いたことがない。
いつも可もなく不可もなくって感じであっさりしたものだった。

「好きだ」と思える先生に巡り合えてよかったね



話は戻るけど・・・

面談が終わってエレベーターの中。

「俺、友達と約束しているからここでさらばね」と

１階に着いたら、また私とは他人の振りして友達が待っている
ところに行ってしまったよ。

ちょっと寂しいような・・・

でも、やはり嬉しい気持ちの方がずっと大きかったよ



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