先週、終わってしまいましたが、NHKのドラマ「しあわせは食べて寝て待て」を見てた方、いらっしゃいますか?
一言でいえば「薬膳」のドラマです。
「一生つきあわなくてはならない病気」にかかってしまった38歳、独身の女性が、会社を辞め、無理のないパート勤めに。
築45年の団地に移り住むことになり、隣に住む大家さんが取り入れていた「薬膳」と出会います。
旬の食材を使った料理を教えてもらいながら、たおやかな団地の人間関係を通して、徐々に心身の健康を取り戻して行く。
地味ではあるけど、1日1日を大切に生きていけることの幸せに気づいていく。
そのゆったりとした時の流れが、とっても心地よく感じられるドラマでした。
最終回にこんなシーンがありました。
主人公の、さとこが、体調が悪くてソファで横になっている時に、大学時代の友人からLINEが入ります。
「久々に電話していいかな?実は話したいことがあるんだ。ダンナといろいろあって、もやもやしてて・・・私、さとこに話聞いてもらうと元気になるんだよね」と。
さとこは、一瞬、悩みながらも・・・
「ごめん。水曜日は体を休めるために休みをもらっているんだ。だから、電話もしたくないんです。本当にごめんね」
と断りのLINEを入れた。
それ以来、友達からの返信はなし。
その時のことを隣の大家さんに話します。
「大学時代の友人から話を聞いてほしいと言われたけど、断ってしまった。私は一瞬、冷たい人間だと思ったんですけど、いや、そうじゃないって考え直しました。私はやっと自分を大切にできるようになったんです。やれるだけやった。そう思うことにします」
この時の、さとこのスッキリした表情に、心の健康も取り戻せたんだなぁ~よかったぁ~と私も嬉しくなりました。
優しい方って、相手のことを思いやって、もの凄く気遣いされますよね。
冷たいと思われたくないという気持ちも含めて。
だから、「優しい」と言われる。
でも、独身女性に、ダンナさんのもやもやの話をされてもねぇ~
無理して「優しさ」を演じる必要はないですよね。
ベビーリーフ、育っています。


ザルの下には結構、根が伸びています。

我が家のピーマン、第一号・・・少しずつ大きくなってきています。


