最初から普通の量のインターフェロンをすることで、一気に副作用が出て、辛いめにあうという体験をされている方も沢山います。
最初から助成制度を使って行うには、心配という方もいるので。副作用が本当に出さない量でいけるか、量を調節してみたいという方には少量のインターフェロンで体験してから、本格的な治療へというステップアップ法がお勧めです。
超ってつけました。普通に少量だと半量とかで言う先生も多いので、この方法だと最低80分の一の量からの開始になりますので、16分の1以下なら超といってもいいかなあと思います。2014.9.3追記
月1回、ペグインターフェロンを少なめから開始していきます。当院では20分の1からはじめる方もいます。インターフェロンのすごいのは、9(180の20分の1)でも炎症を抑える事ができる人がいると言う事なんです。どんだけ人によって効きやすさに幅があるか、これだけでもびっくりです。体調が大丈夫そうだという事なら、ペガシスを次は18,30,45,90と増やしていき、90位まで増やせると半分以上の方にALTやAFPの改善が見られてきます。
これは、強ミノCを週3回しても得られない効果である事も多く、4週間で12回通院するより、月1回の通院でそれ以上の効果が出ると言う事で喜ばれています。なので、まずは1回はチャレンジして欲しいと思えます。
こんなに楽ちんならできるって言ってくれる方がほとんどです。もちろんだるくてだめだわとこの量でもいう場合もあるので、これまた幅があるなあと実感します。
道内の方であれば通院でされている方も多いです。
道外の方だと副作用が心配だと思うので、3日くらい入院してもられば、これならできそうって場合には十分感触が確認出来ます。
このときに重視しているのは、ちょっとでもしんどいなあって思うようなら無理しないでいきましょうって事です。
このやり方を応用すると、ソブリアードをリバビリンと併用で開始する前に、まずはインターフェロンが大丈夫なのを確認して、リバビリンを一つだけ飲んで大丈夫かを確認して、これならいけそうって事でソブリアードへ以降ってこともできます。リバビリンを追加する時にいろんな副作用が出てくるので、それで耐えられる量を探していくとこれならいけそうってなって、そこでソブリアードをのせていく。
量が少ない場合はもちろん効果も少ないとなる事を覚悟してやる事になりますが、最初からあきらめているよりははるかに効果的です。ウイルスを減らし陰性化ができた期間は肝臓にとって非常に貴重な回復期間となっているようです。ALTが正常値になる、倦怠感がとれるなどの症状がある方もいます。
是非、一度はインターフェロンをできるか試してほしいと言える方法かなと。
ただ、インターフェロンが向かない方には勧めませんが、少量だと大丈夫と続けられる方もいますので、何とかする方法はないかと探している方は是非ご相談下さい。
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