肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

新篠津医療講演 終了

2008年02月29日 | 医療講演やイベント

2月28日木 6時から新篠津の保健センターで行いました。
吹雪いたりのあいにくの天候でしたが、14名の参加でした。
保健師さんも参加してくれて、熱心に聞いていました。肝がん検診が行われていた地
区でもあり、こんな小さい町に来ていただけてとても光栄ですといっていただけてよ
かったです。
B型肝炎の患者さんがウイルスの薬について質問していたり、C型肝炎の新しい薬につ
いての質問が出るなど熱心な方が多かったです。

司会の斗南病院の由崎先生も、テンポ良く話をしてくれて非常に助かりました。

次回は3月13日当別で医療講演してきます。

4月6日 肝臓病フォーラム in 札幌 決定

2008年02月28日 | 医療講演やイベント
肝臓病フォーラム
―きっとかなう夢のためにー
 肝移植からみた肝臓病 

人一倍働き者で、我慢強い肝臓。少しぐらいダメージを受けても黙って働きつづけて
しまうので、
病気になっていることに気づきにくいのが肝臓病です。
肝臓病は、肝炎→肝硬変→肝がんと進行していきますが、実は、肝がんになる原因のほ
とんどが
C型肝炎やB型肝炎というウイルス性肝炎だということをご存知ですか?
本フォーラムでは、慢性肝炎や肝がん、移植って聞いたことはあるけどよく知らない、
肝臓病の最新
治療が知りたいという方のために、専門医がわかりやすくお話してまいります。
この機会に、ぜひご一緒に学んでみませんか?

・ 開催日時/2008年4月6日(日)午後1:00~午後4:00
・ 会場/共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目)定員650人
・ 共催/道央肝炎友の会、中空知コスモス会、中外製薬株式会社
・ 後援/札幌市医師会 肝がん検診団

プログラム

第1部 移植から見た肝臓病 移植前と移植の取り組み
 司会 KKR札幌医療センター 斗南病院 消化器内科 由崎 直人医師
1 講演  慢性肝炎とのつき合い方
札幌緑愛病院肝臓センター 川西 輝明医師
2 講演 肝がんとのつき合い方
北見消化器クリニック 菅原 謙二医師
3 講演  最新の肝移植について
北海道大学臓器移植医療部 古川 博之医師

第2部 療養体験と望ましい療養環境とは
1.患者さんの体験談
インターフェロン療法の大変さ
 繰り返し長年のインターフェロン療法でウイルス消失  浅野 幸子氏
 肝癌、肝不全をのりこえて 肝移植の経験       菊池 克也氏

2.パネルデイスカッション
 道央肝炎友の会 佐藤 弘氏 千葉の患者会  久野 郁子氏
 古川 博之医師 川西 輝明医師

聴講希望については、道新に案内が出ますので、そちらを見てください。決まりましたらブログでも紹介します。

肝炎肝癌についての相談 再掲載 カウンター

2008年02月28日 | 肝臓センター
現在、私の方も相談にのることは出来ますが、反応が若干遅くなることがありますことは、お許しください。メッセージやコメント欄を使用して、相談していただければと思います。
肝癌検診団の相談コーナー
もしくは、このブログ(肝臓病と共に生きる方を応援します)の記事のコメントのところへ相談内容を載せてくれると公開していいものは公開しますし、個人情報が載っているものは公開せずに相談にのることも可能です。メルアドを記載していただければと思います。電話での対応は時間的に難しいのでできるだけ、メールで対応していきたいと思います。

また、公開すると同じような悩みの方の解決にもなるので、公開してもよろしい場合は、その旨記載していただけると有り難いです。

私も参加しているブログのMELITの掲示版 では、慶応の肝臓専門の加藤先生も質問に答えてくれますので、活用してみてください。


カウンター

あきらめないで

2008年02月26日 | 歌の集い
ときどき、歌作ったりしています。患者さんをイメージして作った歌ですが、
いろんなことに通じるなあと感じます。
動画をみるをクリックすると歌が聞こえるかなと思います。映像はないのでお許しください。

あきらめないで  作詞作曲 あき

C       G     Am     F  G
あきらめないで きみの夢を きっとかなう きみの夢を
C       G       Am     F  G
あきらめないで いまこのときを せいいっぱい 生きる人がいる
F  G   C  Am  F  G   Em  Am
だからぼくは きみを見つめ きみをそっと ささえつづける
F  G   C  Am  F  G   C
だからぼくは きみとともに ゆめをきっと かなえてみせる

C       G     Am      F  G
そんなきみが すてきな夢を きっとかなえる その日まで
C       G      Am    F   G
ぼくはけっして あきらめない 夢を笑顔で かなえる日まで
F  G   C  Am  F  G   Em  Am
だからぼくは きみとともに きっとかなう 夢をみる
F  G   C  Am F  G   C
だからきみは いつまでも かなう夢を 信じてください

F  G    C  Am  F  G   Em  Am
あきらめないで きみのことを まってる人が いることを
F  G   C  Am F  G   C
だからきみは いつまでも 夢はかなうと 信じてください

歌の集いについて

2008年02月26日 | 歌の集い

そういえば、歌の集いについて説明したことがなかったような気がします。
今では音楽療法が、患者さんの治癒力を高めたり、精神的な安定をえられると、とても学問として認められるようになってきています。何かするにしても、学問的な根拠があると心強い、でも、そんなことが言われる前から知られていたこと。分かってる人は実践してたんですよね。しかし、積極的に広めるためには、こういった研究会や学会みたいな形が大切なんだなあと思います。

私は、歌の集いというものを1995年の4月ころからはじめました。それまでは、自己満足でフォークギターを弾きながら歌を歌っていたんです。ある日、患者さんから先生の弾き語りが聞いてみたいなと言われました。今まで、家族とか学校の音楽の時間のときとかたまにしか人に聞かせることはなくて、患者さんに聞いてもらうなんてとっても恥ずかしかったのを覚えています。

試しにと弾いて歌ってみたんです。そしたら、これはいい。今度、肝炎友の会の全道集会で弾いてくれって、300人来るからって言われたんです。ひえー、300人ですかあ。って感じでした。でも、患者さんがとっても喜んでくれるから、是非先生やってくださいって。

その頃、私は診療所の副所長をしていて、入院のある診療所だったので、お昼休みに入院患者さんを集めて、練習もかねて演奏してたんです。みんなとても喜んでくれて、歌うことでこんなに元気になってくれるなら、頑張ってみようと思ったのがきっかけでした。

私が弾き語りを一人でずっとしてたのは、これもまた、ストレス発散というとわかりやすいかもしれません。しかし、高校生の頃自分をとても責める性格で自分みたいなやつはいなくなればいいと思うような青年だったんです。それを忘れるためにギターを弾いて大きな声で歌っていた。不思議と歌った後、何とかまた頑張ろうって気持になる自分がいて、こうして今があるような感じです。

音楽は本当に不思議なものです。カラオケは嫌いだという人もいますが、どんな形でも人それぞれが気に入った音楽があるならそれは生きる力につながることがある。元気なときには音楽なんて無くても平気って思うことは多いかもしれませんが、辛い体験をしている人や、体が弱ってきてる人、悩んだりしてる人、なんらかの生命力が落ちていくような状況にある人にとって音楽は驚くような効果をだします。
ふっとした辛いときに歌を聴いて涙ぐむなんて経験がある人ならきっと分かると思います。

私はよく、自分で歌って、自分で泣いていました。それで、今があるって感じです。

医療機関などでは、格好良くコンサートといって、交響楽だとか、クラシックだとかやっていますが、そんな形にこだわることなく、患者さんと歌う、集う。それも、主治医だったりすると効果は何倍にもなってるって言われたりもします。その人のこころのそばにある音楽こそ、生きる力につながる。理屈ではない、気持を伝えていくのが歌のすごいところです。
少しでも元気になってください、楽しい時間を過ごして元気を出して欲しい、そんな思いを持って、歌の集いをしています。

フォークソングが最初は中心だったのですが、演歌が入ったり、懐メロが入ったりと患者さんと歌える歌をくわえて来ました。今では、自分の作った曲なんかもまじえて、時間を過ごしています。涙を流して聞いてくれる人がいることが少なくありません。一緒に病気と歩いて生きましょう、そんなメッセージが伝わってくれたらと思ってやっています。

クリスマスとか病院祭、介護施設のお祭りなどで、ミニコンサート形式でやっていますし、患者会の宴会では、いまは、持って行って歌ったりしています。希望する方にはCDも差し上げますヨー。今なら無料です。(いつまでも無料と思うけど)

B型肝炎集団提訴 札幌地裁皮切り11カ所、千人超に

2008年02月25日 | 肝炎救済に関連して
函館のはまなす会のホームページにB型肝炎などの肝炎問題の追加訴訟や国会での答弁などがのっています。みんなで大きな運動を作り上げていかないことがかいてます。

http://maglog.jp/hkkawa3535/Article264620.html

平成20年2月28日木 新篠津村で医療講演します

2008年02月25日 | 医療講演やイベント
肝臓病医療講演会

【医療講演】1時間 開場後30分から開始
『肝がんの不安の無くなる世の中を目指して』
 ー肝がん検診と最新の慢性肝炎と肝がんの治療についてー
講師 肝がん検診団 医師
   札幌緑愛病院 肝臓センター所長 川西 輝明先生
【医療相談】30分(医療講演の後に行います)
肝炎についてお悩みのある方やご家族の方など、医療相談だけでもお気軽にお越しください。 なお、医療相談は時間の都合上、お答えできる人数に限りがございますので、ご希望の方はお電話にてご予約いただいても結構です。

新篠津村では、以下の内容で現在準備中です。
司会 KKR札幌医療センター 斗南病院 消化器内科 科長  由崎 直人 先生
日時 平成20年2月28日(木) 午後6:00~午後8:00 (午後5:30開場)
場所 新篠津村保健センター
   石狩郡新篠津村第47線北13番地
   電話 : 0126-57-2111 (保健予防係)
参加 無料 興味のある方はどなたでも (御家族の方も是非どうぞ)

お問い合わせ 中外製薬(株) 電話(011)-271-5311 担当:遊間(ゆうま) 
共催/中外製薬(株)道央肝炎友の会 中空知コスモス会 後援/新篠津村 江別医師会

ライラの冒険 見てきました

2008年02月24日 | 映画 模型 プラモデル
ライラの冒険
先行上映のライラの冒険、家族で見てきました。3月1日公開と言うことなんだけど、今日は時間があったので映画を見に行ってきました。内容的にはポスターから、クマにまたがって冒険って感じなのかと思ってたいした感動はないかと思っていたら、しっかり泣いていました。

しかし、回りで泣いている人はあまりなく、感受性が高いなあとひとり納得していました。話はわかりやすくて子供にもおもしろさが伝わる作りで、これは子供にもお勧めって感じでした。
最初から、3部作で作っていくことが解説されていて、早く次が見たいと思えました。

ファンタジー好きの方にはお勧めですから、是非皆さん見てきてください。

今日も雪つもりましたね

2008年02月24日 | その他
雪かきが憂うつになってきた今日この頃ですよね。そろそろ、今年の分はいいんじゃないかって。つじつまがあって超えたくらいです。天気は良くなってきましたね。今日は子供たちとつき合う日ですなあ。

第34回札幌肝疾患研究会

2008年02月23日 | 学会研究会報告新聞記事など
2月21日夜 札幌の厚生病院で、札幌肝疾患研究会がありました。肝臓病の診断治療について実際に悩んだ患者さんの事例を持ち寄って勉強をする会です。
今回も、C型肝炎が原因となった劇症肝炎や原因がはっきりしない肝障害といった悩ましい経過や、肝がんの進行した人が5年以上生きているという心強い発表がありました。
たくさんの先生方が集まって熱心に勉強していて、エネルギーをもらった気がしました。

肝臓病フォーラムin札幌 検討中

2008年02月21日 | 医療講演やイベント
4月6日日曜日 札幌の共済ホール(650人まで)で午後1時から4時で、検討中です。

あいさつ 5分 道央肝炎友の会の服部氏
第1部 移植から見た肝臓病 移植前と移植の取り組み
 司会 KKR札幌医療センター 斗南病院 消化器内科 由崎 直人医師
1.慢性肝炎 インターフェロン、抗ウイルス薬の話 15分
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター 川西 輝明医師
2.肝がんの治療の話 15分
 講師 北見消化器クリニック 菅原 謙二医師
3.肝移植の話 60分
 講師 北海道大学 臓器移植医療部 古川 博之医師

休憩10分

第2部 療養体験と望ましい療養環境とは
1.患者さんの体験談 一人 10分くらい
 インターフェロン療法の大変さ
 繰り返し長年のインターフェロン療法でウイルス消失 浅野 幸子氏
 肝癌、肝不全、乗り越え、肝移植 インターフェロン療法の経験 菊池 克也氏 
2.パネルデイスカッション 30分
 道央肝炎友の会1名 佐藤 弘氏
 千葉の患者会 1名 久野 郁子氏
 古川医師
 川西医師
まとめ 服部氏
最後に 歌を歌って楽しく過ごす


北海道「弁護士による薬害C型肝炎ホットライン」期間延長のお知らせ

2008年02月21日 | 肝炎救済に関連して
川上ひろしさんのブログからの情報です。
北海道にて「弁護士による薬害C型肝炎ホットライン」期間延長のお知らせ。

現在、電話が殺到している状態で、繋がりにくいなどと各方面からお叱りを受けております。そこで、実行委員会としては2週間延長し、2回線に増設しました。

薬害訴訟のご相談はこちらへお願いします。

主催 薬害C型肝炎ホットライン(札幌)実行委員会

日時 2008年 
 2月9日(土)        午前10時~午後4時
 2月12日(火)~15日(金) 午後1時~午後4時
 2月18日(月)~22日(金) 午後1時~午後4時


↓ ↓ ↓ ↓

2月25日(月)~29日(金) 午後1時~午後4時

 3月3日(月)~7日(金) 午後1時~午後4時

専用電話 011ー280-6333

(上記期間内共通)

薬害肝炎救済制度は、何らかの証明されるものがなければ対象になりません。
証拠となるものは

当時のカルテ
受診当時のレセプト(病院で保管している医事課の請求書類)
当時の薬歴簿(病院で保管しているもの)
当時の立ち会っていた医師や看護師の証言

※これらの投薬証明書類は弁護士事務所では収集のお手伝いはできません。

肝炎肝癌についての相談 再掲載 カウンター

2008年02月17日 | 肝臓センター
現在、私の方も相談にのることは出来ますが、反応が若干遅くなることがありますことは、お許しください。メッセージやコメント欄を使用して、相談していただければと思います。
肝癌検診団の相談コーナー
もしくは、このブログ(肝臓病と共に生きる方を応援します)の記事のコメントのところへ相談内容を載せてくれると公開していいものは公開しますし、個人情報が載っているものは公開せずに相談にのることも可能です。メルアドを記載していただければと思います。電話での対応は時間的に難しいのでできるだけ、メールで対応していきたいと思います。

また、公開すると同じような悩みの方の解決にもなるので、公開してもよろしい場合は、その旨記載していただけると有り難いです。

私も参加しているブログのMELITの掲示版 では、慶応の肝臓専門の加藤先生も質問に答えてくれますので、活用してみてください。


カウンター

足寄医療講演終わりました。

2008年02月17日 | 医療講演やイベント

足寄は、銀河ホールというところで、松山千春の記念の品々が展示されている、ホールで講演会をしてきました。コンサートとか出来る会場で、立派でした。
小さい町ですが約20人の方が参加してくれました。療養相談も4人の方がが希望してくれて、肝臓病を言われているがこのままでいいのかという相談が多かったです。専門医と連携しながら診てもらうことや治療方針として今の方向でもんないないことなどを伝えて安心していただけたのではないかと思います。

帯広医療講演終わりました 約60名の参加

2008年02月17日 | 医療講演やイベント

天気が良くて、たくさんの方約60名が集まってくれました。
十勝の肝炎友の会の代表の江口さんも来てくれて、あいさつもしてくれて、こんなに関心があるんだなとびっくりしていました。これからも頑張っていかないといけないなと感想を述べていってくれたので、肝がん検診団とともに患者さんの思いを伝えていく活動を出来ればいいなあと思いました。
講演の後、3名くらいの方が、友の会に入るにはどうしたらいいのかと江口さんの所へ相談に来ていたようでした。

療養相談も1時間近く行うことが出来て、ゆっくり話が聞けました。以前インターフェロンが効果がないと話を聞いていたが今回良く効くようになってきていることを知ってうれしかったとか、帯広での専門医との連携の取り方はどうしていったらいいのかと具体的な話が出来て良かったです。今の自分たちの治療が自分にあっているんだと言うことを確認して頑張ろうと思えるのはとても大切なことだと実感しながら話を聞きました。