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プロテアーゼ阻害薬「バニヘップ」について公費助成 シメプレビル後でも可能が決定

2014年12月17日 | インターフェロン療法について
プロテアーゼ阻害薬「バニヘップ」について公費助成の定義が変更になりましたのでご連絡致します。

従来、バニヘップについは過去に3剤(テラビック・ソブリアード)を投与した場合は
助成対象外とされていましたが、昨日(平成26年12月16日)付で厚労省より通知があり
「過去に3剤併用療法の治療歴はあるが、バニプレビルの再治療を行う事が適切である」と医師が判断した場合
公費助成するとの通知が出ました。

使った方がいい患者さんには朗報です。8月に出る2剤までつなげるにも使えるといいかもしれません。
 
 
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シメプレビル(ソブリアード)をペグIFN少量(2分の1以下)リバビリン減量で使ってみて 50%のSVR?!

2014年12月06日 | インターフェロン療法について
 
2013年12月6日から2014年7月までにシメプレビル(ソブリアード)の3剤併用療法をして、何かしらの減量をして治療してきた患者さん23例でのデータをみてみました。

①そのうち、インターフェロンやリバビリンを基準量では続けられないという事で、インターフェロンを減量して基準量の2分の1以下コペガスは3分の2以下となるかたを分析したところ、前治療(ペガシスやペグイントロン単独やリバビリン併用)で、ウイルスが1回は陰性化してた人5例中2例が陰性化(40%)、陰性化はしなかったけど減少した人は7例中4例が陰性化(57%)でした。超少量で治療した12例中6例が陰性化となっています。

SVR24を達成できるか、これからのフォローになりますが、本来であればインターフェロンをあきらめていた方でもこのように少量や前治療で経験から減量で楽に治療できる道を作ることも治療効果としてあげられていると思いました。耐性ウイルスの問題も言われていることから、1度はインターフェロンを使った治療をチャレンジしてみることをできれば、発がん抑制のみならず、耐性ウイルスも減らした腕治療をすることが可能にならないかなとも思います。

②リバビリンだけ減量した8例は治療終了時3例陰性化、うち1例のみSVR24となりました。

③副作用が出るために減量して前治療でウイルスが減っていなかった患者さんや初回だけど副作用が出ることがないようにと工夫してペガシスとリバビリンを減量で治療した患者さん(ペガシス2分の1以下かつリバビリン3分の2以下)は、9例すべてウイルスが陰性化を達成できませんでした。途中でウイルスが消えた方は5例でしたが、治療後再燃したり、治療途中でシメプレビル(ソブリアード)が終わった時点から再燃したりで、最終的にSVRとなっていませんでした。

SVRという点でみていくと効果は基準量には到底達しませんが、発癌や肝硬変への進行を少しでも予防する可能性がある治療として、患者さんの不安を軽減する治療として検討すべきと思われました。
基準量を使えない患者さんでの工夫での参考になれば幸いです。
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B型肝炎やC型肝炎の超少量インターフェロン療法について 2014年11月24日札幌の講演にて

2014年11月25日 | インターフェロン療法について
B型肝炎やC型肝炎に超少量インターフェロン療法について 2014年11月24日札幌の講演にて


2014年年11月24日札幌のアステイ45にて
健康でしあわせに過ごすためにの話からはじまって、
B型肝炎、C型肝炎のインターフェロン治療の工夫で、副作用を出来るだけ減らし、仕事への影響も減らす方法として、行っている治療を紹介しています。
少量インターフェロンが半量の週1回を示すことが多いので、月1回などさらに少ない量であることを強調するのに超少量と言う言葉を使っています。
インターフェロンで、出来るだけ副作用が無いようにそれでいて効果もある形で調整することも今後は重要と考えます。もちろん減量することで効果は減りますが、インターフェロンをすることがなかった人達でもこのような工夫でする気持ちになれるのであれば、肝がんを確実に減らすことが出来ると思います。参考になれば幸いです。
ソブリアードでも、副作用を出来るだけ減らしても、40%位の効果がありました。本来であればゼロだった方々のチャレンジですから、やることでの意義はとても大きいと思います。
 
 

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ソブリアード10人目 ペガシス30μg(6分の1)週1回 コペガス200mg(3分の1) 74才 SVR12週達成 2013.10.19作成

2014年10月19日 | インターフェロン療法について
 
2014年1月から開始した患者さん。74才の女性の方でした。
その前から3年くらいペガシス30μg毎週(6分の1)の少量長期を実施していた方で、陰性化を繰り返しては再燃という方でした。なので、ソブリアードを追加するだけでも効果的と予想ができました。ラエンネックの注射も副作用を軽減してくれている気がすると話していました。
ただ、インターフェロンはこれ以上増やすと下痢の副作用が強くなるため、この量が限界、リバビリンも増やすことは副作用の増大が予想されるため200mg(3分の1)でソブリアードとしました。ベースが12分の1ということになり
結果、副作用は増加することなく、24週を終了できて、終了後12週目も陰性化が持続しています。このまま陰性でいてほしいです。
週1回続けていたインターフェロンから現在開放されているので、体調も良好で。元気になって行ってる感じです。
 
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ソブリアード8人目 ペガシス45μg月一回 コペガス200mgで開始した 66才女性の患者さん 追記2014.10.19

2014年10月19日 | インターフェロン療法について
 
慢性肝炎(C型)genotype1b、高ウイルス量で、66才女性の方。心房細動発作を起こしやすい患者さん、ウイルス量は6.3から最高で7まであった方です。血小板は8万前後で、肝硬変に近い状態の方だったので炎症を抑える治療をできるだけ頑張りたいと副作用が出ない量でチャレンジして、ペガシス45を単独で月一回でもウイルス量が1.2未満検出ありまで下がっていた方なので、心房細動が起きてるときには休薬して体調を整えながらしていました。今回も体調が良くなってきたことから再開を希望され、ソブリアードを是非やってみたいとのことで、2013年12月からペガシス45μgとコペガスを200mg毎日投与して、貧血などの副作用も起きないことを確認し、2014年1月8日からソブリアードを連日で追加しました。ペガシスコペガスを1カ月した時点でウイルス量3.2まで下がってくれていて、ソブリアード開始から2週間でウイルス量を測定したら、1.2未満検出せずとウイルスが血中から消えてくれました。陰性化したことだけでも初めてなので患者さんは喜んでくれています。今のところこれなら大丈夫とつづけられています。
少しでも、肝内のウイルスが減ってくれて、最終的に陰性化してくれたらと思います。
2014.5.16
2ヶ月目に入り、倦怠感が強くなってきたため、コペガスを休薬し、経過を診ていますが、あまり変わらずとのこと。何とかしのげているので継続。3ヶ月のソブリアード終了した時点では、右肩の痛みが出てきているとのことで心臓とともに経過を診ています。
2014.8.27
6月25日に治療を終了、一ヶ月後は陰性化、2ヶ月目の診察では少し気持ちが落ち込んでいるとのことでしたが、治療後の影響ではなさそうです。
2014.9.25追記
終了後2ヶ月後も陰性化持続 症状も落ち着いている
2014.10.19追記
終了後3ヶ月目も陰性化持続。調子はOKです。

 
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ソブリアード(5人目)の前にペガシス9(20分の1)からチャレンジした患者さん 2014年1月~ 2014.10.19追記

2014年10月19日 | インターフェロン療法について
 
65才女性の方、2014年1月からソブリアードを開始しました。
この方の場合は、以前に標準量のペガシスとコペガスで陰性化して再燃、皮膚症状が強かったので、標準量のペグイントロンとレベトールを次にチャレンジして無効だったかたでした。
でも、発がん抑制を急ぐ必要がある方だったので、今回2013年12月からソブリアードに向けてインターフェロンができるか試しましょうとペガシス9の週1回とコペガス200毎日から開始、再燃だったのに1週間でウイルス量が5.3から3.2と2LogIU/ml下がり、ソブリアードを開始、この時点ではペガシス90とコペガス200にできました。それでもペガシス半量コペガスは5分の一の量です。その後陰性化は持続。6月末に終了し。終了後一ヶ月目陰性化を持続しています。
皮膚症状が悪化したため、途中でステロイド20mgを使い漸減して5mgで維持し中止としています。終了後は体調も戻っています。脱毛は終わってからの方がはっきりしているとのこと、ソブリアードの場合は6ヶ月経ってからの脱毛が多いようです。

陰性化を経験してる患者さんで、次の治療が非常にウイルスの低下が早い方を何例も経験しています。ときどきウイルス量は戻るから意味がなかったと受け止めている患者さんや医師の話を見かけますが、やった分ウイルス量が減っていると思われる患者さんがいます。なので、あきらめないで少量で反応が出たらラッキーです。

少量からで副作用を軽減してためして、本格治療へ移行することも可能な場合があります。インターフェロン療法の工夫です。副作用を出さない用にしてみたい方はこういった工夫もあることを先生と相談してみて下さい。
2014.8.29作成
終了後3ヶ月目も陰性化が持続しています。このままSVRになって欲しいです。2014.9.25追記
終了後4ヶ月目も陰性化が持続しています。2014.10.19追記
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いまのところバニプレビル(バニヘップ)は11月中旬発売予定

2014年10月13日 | インターフェロン療法について
 
C型肝炎のインターフェロンの併用治療の新薬としてシメプレビル(ソブリアード)の次に出てくるバニプレビル(バニヘップ)ですが、11月中頃からは使えるようになりそうとのことでした。

助成制度はシメプレビル(ソブリアード)の物をそのまま使える予定だと言うことなので、順調に使えそうです。

セロタイプ1型の患者さんで、インターフェロンが可能な患者さんには無効例での効果が高いということで期待されています。耐性ウイルスの発生もインターフェロン併用により抑制されるかなと思っているんだけど。耐性ウイルスがいるからと効果がないと言うことではない感じで期待したいところです。

バニプレビル(バニヘップ)が製造承認 ペグイントロンとレベトールと一緒に使いますこちらで紹介してます。
 
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ソブリアード終了4週の患者さん22人のデータ 4週目のSVRは72% 2014.9.25までで59%

2014年09月30日 | インターフェロン療法について
 
シメプレビル(ソブリアード)治療を開始して、終了後4週たった患者さんが22人になりました。治療中に陽性化もしくは無効は6人でした。
ウイルスが終了時に陰性だった患者さんは16人、4週目陰性であった患者さんは16人(72.2%)、でも、その後ウイルスが陽性化した方は、3人います。終了2ヶ月目で2人、4ヶ月後が1人この方は消える予定だったのでとても残念でした、1人は治療中止だったので、予想どおりと言う形。
もともと、少量から開始している人が多い中でのデータなので、かなりいい方と思います。今までのインターフェロン療法で行けばこの量ではほとんど効かないパターンですから。
今の時点で、4ヶ月後の人も含めて、22人中13人(59%)が終了後陰性化です。
開始前に少量長期や再燃などのウイルスの減少の確認が取れてた方は10人、そのうちSVR継続しているのは7人、やはり減少は確認出来てもソブリアード以外の薬の量が少ないので効果としては低いです。でも、ふつうの投与量ができない人達なので、治療しなければ0%の人達なので、半分以上が陰性化継続しているということは本当に嬉しいことです。途中のデータの改善も陽性化した人でも確認出来ているので、発がん抑制に少しでも効果的であったことを期待したいです。副作用が無いように調節してできた結果でもあるので、今のところ十分期待通りの結果です。良かったです。
 
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バニプレビル(バニヘップ)が製造承認 ペグイントロンとレベトールと一緒に使います

2014年09月27日 | インターフェロン療法について
 
この薬のいいところは、治療無反応例でも6割弱効果があることです。これはテラビックやソブリアードより成績がいいのです。
 MSDからバニプレビル(1日2回内服)がいよいよ製造承認を得られましたと報告がありました。2014年9月26日。いよいよ作り始めるって事ですねえ。
12月頃には使えるようになるかなあ。

MSD株式会社 C型慢性肝炎治療薬
抗ウイルス剤「バニヘップ®」の製造販売承認を取得

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は本日、C型慢性肝炎治療薬「バニヘップ®カプセル150mg(一般名:バニプレビル、以下「バニヘップ®」)」の製造販売承認を取得いたしました。
「バニヘップ®」は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.が開発した第二世代のプロテアーゼ阻害剤で、C型肝炎ウイルス(以下HCV)の複製に関わる酵素を阻害します。ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)・リバビリンとの3剤併用療法により、日本人のC型肝炎患者さんの約70%を占めるジェノタイプ1型のC型慢性肝炎※に効果を示します。「バニヘップ®」は日本でのみ発売を予定しています。
現在、日本では約150万~200万人がHCVに感染していると推定されていますが、感染がわかっていない方や、わかっていても通院されていない方も多いのが現状です。慢性肝炎、肝硬変、肝がん患者さんの75%がHCVに感染しており、年間3万人が肝がんにより亡くなっています※。
MSDは、今回承認されました「バニヘップ®」および既存のC型慢性肝炎治療薬を通して、患者さんや医療従事者の皆さんに貢献できるよう努力して参ります。
※ 独立行政法人国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター「肝炎情報センター」HPより

 
この薬で気になるところは消化器症状が強めにでることです。悪心嘔吐下痢の症状が15日以内に発現(発現のうち58%)、全体の約3割くらいに認められそうです。なので、最初は吐き気止めや下痢止めなどの併用が必要となるかも知れません。

 
投与期間は、初回投与と再燃例またはブレークスルー例ではバニプレビル(バニヘップ)は12週投与でそう治療期間24週
無効例では、バニプレビル(バニヘップ)は24週間投与となります。これがテラプレビル(テラビック)やシメプレビル(ソブリアード)とちがうところ

 
そしてさらに薬剤耐性ウイルスについても効果が確かめられていて、耐性ウイルスがいても初回再燃例では90%前後、前治療無効例でも6割弱効果があるってのが心強いところです。今回調べている耐性変異は、NS3プロテアーゼ領域で、36,41,43,54,56,80,156,168,170ということから、結構沢山調べてくれていてのデータなので、シメプレビル(ソブリアード)やテラプレビル(テラビック)でも効果が無かったような方にも効く可能性が有るということになります。

 
ウイルスの減少する非常に早いです。これで、治療期間中だけでも肝障害が改善してくれたら、時間が稼げることは期待できるかなあと思います。

インターフェロンが可能な方、待たずに治療をした方がいい方は準備に入りたいと思います。
つぶやき(ペガシスと一緒に使えないのが残念。。。第2相ではペガシス、コペガスを使ってたんだけどなあMSDからでるからにはペグイントロンになるのねえ。患者さんによっては、どっちかが使えないって人もいるからそこが残念です。私たちも第2相の治験には参加していたので吐き気や下痢の症状が乗りきれるようにみて行く必要を感じます。)
 
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2013年12月6日からソブリアード(1人目2人目)を使い始めて24週間+終了後12週たちました 2014.9.25追記

2014年09月25日 | インターフェロン療法について
 
12月6日よりソブリアードを使い始めた患者さんが二人(HCVゲノタイプ1b高ウイルス量)いて、一人は10日目で1.2未満検出あり14日目で検出せず、もう一人は1週目で1.4、2週目で1.2未満検出ありでした。1週目ですごい下がると聞いていたけど。実際に使ってみて副作用がほとんどなくて、びっくりです。2014年2月27日でソブリアードは内服終了となります。20013.12.22記載開始9月25日更新

一人は普通のペグリバでは副作用が多くてペガシス30μg月一回単独の少量長期でウイルスが6.4から4.6に下がるのを確認していたので、その後1回投与量がペガシス18μgならつづけられると18に減らして、ウイルス量は6.8となっていました。ラエンネックを週3回10月から併用はじめて倦怠感も良くなってきたと自信がついて来ていたので、週一回の少量のペガシス18μg(1回投与量10分の1)であれば、月ペガシス64μgと単独療法より月の投与量が増えるので、18とコペガス200mg(通常量600mg)とソブリアード100mg1錠で開始。この方は倦怠感が強くなりやすかったので大事をとって入院で開始としました。おなかがちょっと痛くなったけどそのあとは戻って継続で来ています。10日後1.2未満検出と今までにない低下率で本人も喜んでいます。
追記 12月20日二週間後は1.2未満検出せずで消えました-。1月8日の診察では倦怠感がきつくなってきており、週一回を2週に1回にする方法もあることを伝えて無理せず少ない量でも十分効果が出ているので、多い量にこだわらずに行きましょうと説明しています。1月10日追記分
その後、倦怠感が6週すぎたあたりから嘘のようになくなってきて、元気になってきましたとのこと、インターフェロン中に倦怠感がとれたと言う方、ウイルスが消えて元気になっているのかSVRになった方に何人か経験があります。そうだといいですねと説明しました。ただ、足のだるさが出てきているので、そこが落ち着いてくれるといいなと話していました。1月23日追記分
その後は、インターフェロンを売った最初の3日はハイテンションでそのあと落ち込む感じがあるとのことでした、1週間経つと戻っているという状態、何とかソブリアードは8週に入ってきたので、乗り切りたいと話していました。前回のペグリバのときに今より多い量で行っていたのでそのときのうつ状態よりははるかに楽そうです。ラエンネックも倦怠感の改善に役立っているのかもしれません。2月5日追記
残すところあと2週間を切ってきました。倦怠感やいらいら感は続いていて、ワイパックスの効果が少し弱くなってきているとのことで、コペガスを夕方飲むのから朝(夕方から朝に切り替えるだけでも倦怠感が改善することがあります)に切り替えてもらいました。あとめまいが起きそうになる感じがあると言うことで耳鼻科で以前もらっていたトラベルミンを使ってしのいでいるとのことで追加で処方しました。この調子なら乗り切れそうとがんばっています。あまり頑張りすぎないでと話ながらつづけています。2月23日追記
2月27日でソブリアード終了。めまいも落ち着いて大丈夫とのこと。これからはペグリバのみのりきれますように2月26日診察で。3月8日追記
その後ソブリアード終わってから、いらいら感がでてきているとのことで、安定剤の1日1回から2回に増やしているとのことでした。ソブリアードの副作用をちょっと軽減する作用があるかもっていうのが、なくなったのかもしれないですね。でも、しのげているので最後までいけそうとのこと。ウイルス陰性化継続。4月26日追記
その後も同様の調子でしたが、最終的に24週終了しました。ラエンネックは継続して使用しています。あとは終了後のウイルスの変化を見ていきます。5月30日追記
終了後頭痛が少しあったが、今は落ち着いている。6月20日追記
終了後2ヶ月後も陰性化持続です。8月2日追記
3ヶ月後まで陰性でしたが、4ヶ月目で陽性化1.2未満プラスとなりました。残念でしたが、ここまでウイルスが陰性化持続したって事はかなり減っていると考えて次へ向けて準備開始です。9月25日追記

もう一人は、副作用が出ないようにと希望され、外来にて2012年5月からペガシス90コペガス400(通常量の半分から開始)を2週に1回から、はじめて2回で声がかれたり咳が続くなどあり、1カ月空けて2012年6月ペグリバに変更、ペグイントロン80μgレベトール400mgに変更してで開始から5ヶ月で陰性化、貧血などの副作用は認めますが、十分日常生活は可能でした。2013年9月に72週投与で終了としましたが、11月再燃したため、HCVRNAが7.2LogIU/mlに上昇し再度頑張ってみるとのことで、前回陰性化した量のペグイントロン80μgレベトール400mgソブリアードを開始しました。1週後ウイルス量は1.4とすごい低下です。今のところ順調です。既存の治療で副作用が無いかたの場合は外来での開始も可能と思われました。
追記 12月20日は1.2未満検出ありでまだ消えきっていませんがもう少しという感じです。2014.1.4に1.2未満ケンシュツセズになりました。ちょっとふらつきがあるけど、貧血などの悪化はなく順調です。
この方は、本当に副作用なく順調です。私の患者さんの中では基準量に近い状態(リバビリンは半分ですが)で行っている患者さんです。
かゆみが続いているとのことでしたがこのくらいであれば大丈夫と内服や軟膏などはだしていない患者さんです。2月23日追記。
かゆみは続いている感じですが、症状としては特に変化なく最後までいけそうとのことでした。ウイルスは陰性化継続。4月26日追記
引きつづき陰性が持続し終了しました。5月30日追記
終了後更年期のような症状があったが2週で治まった。6月20日追記
終了後二ヶ月後も陰性化持続です。8月2日追記
終了後3ヶ月目陰性化持続です。9月25日追記

ちなみに基準量で開始した方は作成日までで1人だけですね。今までの治療経過から副作用を少なくして治療を希望する方が多いので反応が出た量で開始することを基準にしています。

次の飲みのみの治療の可能性もあるので副作用なく投与できて陰性化ができることを目標にいまは頑張っています。このまま消えてくれたら本当にうれしいです。
写真は冬の朝日ですー。C型肝炎治療の本当の夜明けが見えてきてる感じがします。

 
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いよいよバニプレビルが承認へ C型肝炎治療のインターフェロン併用3剤

2014年09月16日 | インターフェロン療法について
治験が終わっていつでるのかとまっていたバニプレビルが、いよいよ承認了承9月5日にされました。その後正式に承認されたあと順調にいけば12月には使えるようになるのではと期待しています。

ペグイントロンとレベトールとバニヘップカプセル150mg(バニプレビル)の形で使用することになるそうですが、ソブリアード(シメプレビル)できかなかった方にも効くのではないかと期待しているんだけど。どうなんだろう。基本2剤の無効例には6割以上の効果がありそうとのことで期待しています。インターフェロンなしのいい治療が出てくる一方で、少しでも早くウイルスを減らし発癌を抑制したいというニーズには期待できる薬と思っています。

詳細が明らかになって使った方がいい患者さんが分かれば、是非検討したいと思っています。
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残念 超少量PegIFN ソブリアード併用3剤( ペガシス(10分の1)コペガス200mg(3分の1))12週のSVR達後再燃

2014年09月10日 | インターフェロン療法について
 
12月6日よりソブリアードを使い始めた患者さん超少量のインターフェロンで副作用がひどくなること無く終了し3ヶ月のSVRを達成しました。のこり3ヶ月陰性化が続いてくれれば日本でのSVR基準が達成です。
超少量ペグインターフェロン、リバビリン、ソブリアードで3ヶ月のSVR達成、少量のインターフェロンは半量から4分の1を指す先生方が多いので、超少量という形で表現してみました。

普通のペグリバでは副作用が多くてペガシス30μg月一回単独の少量長期でウイルスが6.4から4.6に下がるのを確認していたので、その後1回投与量がペガシス18μgならつづけられると18に減らして、ウイルス量は6.8となっていました。ラエンネックを週3回10月から併用はじめて倦怠感も良くなってきたと自信がついて来ていたので、週一回の少量のペガシス18μg(1回投与量10分の1)であれば、月ペガシス64μgと単独療法より月の投与量が増えるので、18とコペガス200mg(通常量600mg)とソブリアード100mg1錠で開始。この方は倦怠感が強くなりやすかったので大事をとって入院で開始としました。おなかがちょっと痛くなったけどそのあとは戻って継続で来ています。10日後1.2未満検出と今までにない低下率で本人も喜んでいます。
追記 12月20日二週間後は1.2未満検出せずで消えました-。1月8日の診察では倦怠感がきつくなってきており、週一回を2週に1回にする方法もあることを伝えて無理せず少ない量でも十分効果が出ているので、多い量にこだわらずに行きましょうと説明しています。1月10日追記分
その後、倦怠感が6週すぎたあたりから嘘のようになくなってきて、元気になってきましたとのこと、インターフェロン中に倦怠感がとれたと言う方、ウイルスが消えて元気になっているのかSVRになった方に何人か経験があります。そうだといいですねと説明しました。ただ、足のだるさが出てきているので、そこが落ち着いてくれるといいなと話していました。1月23日追記分
その後は、インターフェロンを売った最初の3日はハイテンションでそのあと落ち込む感じがあるとのことでした、1週間経つと戻っているという状態、何とかソブリアードは8週に入ってきたので、乗り切りたいと話していました。前回のペグリバのときに今より多い量で行っていたのでそのときのうつ状態よりははるかに楽そうです。ラエンネックも倦怠感の改善に役立っているのかもしれません。2月5日追記
残すところあと2週間を切ってきました。倦怠感やいらいら感は続いていて、ワイパックスの効果が少し弱くなってきているとのことで、コペガスを夕方飲むのから朝(夕方から朝に切り替えるだけでも倦怠感が改善することがあります)に切り替えてもらいました。あとめまいが起きそうになる感じがあると言うことで耳鼻科で以前もらっていたトラベルミンを使ってしのいでいるとのことで追加で処方しました。この調子なら乗り切れそうとがんばっています。あまり頑張りすぎないでと話ながらつづけています。2月23日追記
2月27日でソブリアード終了。めまいも落ち着いて大丈夫とのこと。これからはペグリバのみのりきれますように2月26日診察で。3月8日追記
その後ソブリアード終わってから、いらいら感がでてきているとのことで、安定剤の1日1回から2回に増やしているとのことでした。ソブリアードの副作用をちょっと軽減する作用があるかもっていうのが、なくなったのかもしれないですね。でも、しのげているので最後までいけそうとのこと。ウイルス陰性化継続。4月26日追記
その後も同様の調子でしたが、最終的に24週終了しました。ラエンネックは継続して使用しています。あとは終了後のウイルスの変化を見ていきます。5月30日追記
終了後頭痛が少しあったが、今は落ち着いている。6月20日追記
終了後2ヶ月後も陰性化持続です。8月2日追記
終了後3ヶ月後も陰性化持続です。うつ状態がかなりとれて元気になってきたと喜んでいました。9月5日追記
写真は冬の朝日ですー。C型肝炎治療の本当の夜明けが見えてきてる感じがします。
9月の治療終了後4ヶ月めの結果が出たのですが、1.2未満陽性の結果が出ました。患者さんがっかりで落ち込んでいましたが、ウイルス量がこれだけ減ったということは次の治療では治りやすくなっているはずだから、また頑張りましょうと言うことで、5ヶ月目のウイルス量が引きつづき上昇しているようなら、薬害耐性ウイルスをチェックして次の治療を相談することとしました。うーん、それにしても残念だけど、普通量では辛い方だったからこの量でウイルスが消えてる期間を稼げたことは発がん抑制には貢献してることは間違いないと思えるので良かったです。9月10日追記

 
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シメプレビル(ソブリアード) コペガスを休薬した人が3名 ソブリアードの3ヶ月だけ1名の1カ月後

2014年08月30日 | インターフェロン療法について
 
ソブリアードを開始して、リバビリンの副作用(倦怠感が強くなったり頭痛が強くなったりなどで)が強くリバビリンを休んで継続されている方が、3名います。それでもウイルスは、3ヶ月迄陰性化を継続してくれていますが、その後どう変化するか,経過を診ています。消え続けてほしいのだけど。2014.5.16記載6.20追記

ソブリアードの3ヶ月だけは頑張った方が1名、3ヶ月の時点では陰性化してるので、そのごのペガシスコペガスをやめる形となっています。この方も頭重感倦怠感がすごい強くて、休薬に入りました。
追記2014.5.21ソブリアードの3ヶ月で終了した方の終了後1カ月目、陰性でした。よかったです。
追記2014.6.20ソブリアードだけで3ヶ月で終了後2ヶ月目、1.2未満検出ででてきました。ウイルスの陰性化がでただけでもよかったので、次の治療につなげていきたいと思います。
追記2014.8.29 最終的に1例がリバビリンを止めて24週終了し陰性化を持続しています。終了後1カ月経過でも陰性化

写真は近くの新川通の桜並木で立派に咲いていた桜です。
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β(べーた)インターフェロンの1日二回打の発想 奥新先生のエッセイありました

2014年04月18日 | インターフェロン療法について
 
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ベータ型インターフェロンの1日二回打が生まれてきた発想が書かれていました。奥新先生は患者さんの負担が少なく最高の効果が上がる治療を常に目指していて、医療講演の司会をしてもらったときそんなはなしをして下さいました。学会とかであうと今も教えてもらうことが多いです。これから出てくるウイルスの薬は、細菌で言う殺菌的な働きがきっとあるから、もっと効果を引き出せそうと先日も話していました。
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シメプレビル(ソブリアード)を使ってみて ペグインターフェロンとリバビリンで導入した患者さんの場合

2014年04月04日 | インターフェロン療法について
 
写真は札幌駅南側 雪が減って春っぽくなってきましたー。

2013年12月6日から、慢性肝炎(C型)の1b高ウイルス量の方にはシメプレビルが主流となってきています。
ペグリバにシメプレビルが一つ追加になるってことで、ペグリバの副作用がクリアできる人ならシメプレビルは大丈夫ってパターンも多いのでは無いかと思って、導入にペグインターフェロンとリバビリンをやって、それで大丈夫そうならシメプレビルを追加してみましょうってパターンで治療導入できた方が8人いました。ただ、導入時のペグリバでやっぱり無理だとあきらめた方も2人ほどいました。導入でも減量して副作用なくってやってたんだけどリバビリンはやっぱきつい方にはきついですねえ。

で、8人シメプレビルを追加して、副作用は増えたかとみてきたのですが、7人は、ほとんど変わらないと言うことでした。一人だるさが増したという方がいましたが、何とか我慢して続けたいという事で継続しています。かゆみについては追加の症状となってるかもしれない方もいますが、ちょっと確信は持てないです。それだけ軽いって事でもあります。

テラビックの時も、ペグリバでウイルス量を減らしてやってみると治療の反応が推測できて、IL28bなどの高い検査をしなくてもいけるって発表があったので、その変化球版で副作用を見るためにやってみるってのもありだなと思いました。
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