肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

原始人食が病気を治す 原始人ダイエット 試してみています2

2013年08月29日 | 食事療法 ダイエット
 
このダイエットを今は試しています。っていうか、やっていくうちにこれになっていたことに気づいたって言う感じです。と前回報告してから1カ月、目標の体重に近づいてきました。といってもまだまだ先は長いのですがこれなら続けられそうです。
前回より2k体重が減りました。魚と肉と野菜と果物を中心におなかいっぱい食べても体重が増えなくなりました。ご飯や麺類小麦牛乳は避ける物になっているのですが、たまに食べても大丈夫。
これなら、ストレスなく行けそうって感じです。

肉断ちしたり、野菜だけにしてみたり、いろいろやったみたら、やっぱり、無性に駄目って言うものが食べたくなる。これって、からだが欲しがっているのかといろいろ考えていました。
子供の頃から、ごはんと味噌汁っていうのが基本の生活で、牛乳も体にいいって育てられてきていたので、なかなか、食べたいなあって気持ちがとれないと思っていたのですが、肉と魚を主食にしてやってみると、あれ、ご飯っていらないのかもって感じるようになってきました。腹持ちもよくて、おなかいっぱいになっていたはずなのに、ちゃんとおなかがすくんです、不思議な感じです。今までおなかいっぱい食べたら次もおなかいっぱいって感じだったのにです。
これが一番びっくり、そして、だんだんと食べる量が減ってきました。って、今までどんだけ食べてたんだって思うのですが、普通の食事量より少なくても、あら、食べたいって思わないぞとびっくりしている自分がいます。家族からもやせて来たねと言われるようになってきました。

いろんなたべものをすすめる理由、避けた方がいい理由があるのですが、これは本を読んでもらった方がいいと思います。売店にも置いてもらうかなあ。読むとなおさら納得して食べた方がいい物を探すようになって避けた方がいい物を自然と食べたくなくなりました。暗示にかかりやすい性格だからかもしれないけど。。。全てが正しいと言うことでは無いかもしれませんが、食品をいろいろ食べていくことでの栄養吸収のしくみが総合的にかかれている食事の本って少なかったように思います。是非1度読んで見て欲しい本です。

お勧めの食材とその調理法は
肉(赤身中心)、魚介類、野菜にくだものです。納豆はとてもいいとお勧めです。味付けは味噌醤油を中心に、油炒めならオリーブオイルやココナッツオイルを中心に、調理法は煮るゆでる焼く、なるべく低温調理で。
基本的な考え方は動物性の食品から吸収される栄養素を最大限活用するという点かなと思います。ビタミンやミネラルも動物性の食品に含まれている物が植物性よりも吸収がよいということ。プラス植物性の栄養素を活用するという感じです。

反対に控える物は手っ取り早くおなかがふくれるように作られているもの。加工食品の類、特に人工甘味料に気を付けましょう。
農耕文化によってはじまった食生活の特徴である、米、小麦、とうもろこしなどの穀物、豆類は納豆以外はそんなにとらなくてもいいって言う感じ。
牛乳も人間にとっては栄養素以外の阻害物質がたくさんあるため、控えましょうという物です。

腸の働きがすごくよくなっている実感が出てきます。消化管でカロリーが消費されている感じもあります。筋肉だけでのカロリー消費でやせるのは大変なことなのでこう言ったからだの仕組みを引き出しているところもすごいなあと思いました。
あとは、運動は可能なものを少しずつでもやっていきましょう。って感じです。

ここも大切なポイントで、最終的には8割うまくいけば、残りの2割は何を食べても大丈夫ってことです。10食食べるなら、2食は好きなものを食べてOK。これってストレス貯めないためにはとっても大切な割合かなあって。厳密じゃ無くてもいいのでまずはやってみて、好きな物をと思ってケーキやご飯ものを一杯食べても大丈夫、そのうち、そういった物が欲しくなくなってくる感覚も出てきます。不思議でした。からだが欲しがるものをだんだんと感じられるようになったらあとは自然とうまくいく感じがします。

ご飯とかパンとか麺類を少し我慢って感じでやってみたら、以外とできるようになっていて、いまは、これでやってみています。
書いてあるのが全て正しいってことでは無いとは思いますが、腸の働きや、栄養の吸収がいろんな側面で阻害されたりしていることがとてもわかりやすい。本来持っているはずの栄養がたくさん食べても役に立っていない感じがとてもしていたのでこれで一定納得できました。うまくつづけられたら、いろんな病気の食事療法に使えるかなって思っています。

第二回肝臓勉強会してきました。2013年8月20日

2013年08月28日 | 肝臓教室
第二回肝臓勉強会 してきましたー。
今回は、
慢性肝炎・肝硬変の診療ガイド(2013)1,260円(税込)
著者/編集:日本肝臓学会 出版社:文光堂

B型肝炎、C型肝炎の概要ってことで
テキストの2ページ目から4ページ、22ページから24ページ中まで
今回の範囲は、難しいところがたくさんありました。なので、ここ飛ばしていいですよーっていってるところがたくさんありますが、参考になれば幸いです。テキスト
なくても読んで見ると少し勉強になるかと思います。

2ページ
1 B型慢性肝炎の概要
1.はじめに
B型肝炎ウイルスの感染状態を表す表現がいっぱい有ります。これはそのとき時の分かっている内容でも変わります。
急性肝炎、無症候性キャリア、慢性肝炎、肝硬変、肝発がん、潜伏感染・再活性化など。。。
どの状態もつながっている時期の事が有るのでつながりがある物ととらえて下さい。
ウイルスの活動性が持続して、体が排除しようとすることで慢性肝炎となる。

2.B型肝炎ウイルスとその感染
ここでは、ウイルスの分類が紹介されています。細菌学とかで勉強する内容がかいていますが、B型肝炎ウイルスはDNAが遺伝子のウイルスで、C型肝炎はRNAが
遺伝子のウイルスとだけ覚えていただければ十分です。
さらに勉強される方は、cccDNAとかの話がかいていますが非常に専門的な話なので患者さんはむずかしいのねえで飛ばしましょう。
図1で右側にある球形粒子、管状粒子というのは、ウイルスが増殖するときにできる使わなかったウイルスの殻で、それがs抗原となります。
HBV感染者は世界人口の3分の1(22億人)います。治った人も含めてです。この話を聞いてみんなびっくりしていました。知られてないんですよね。このうち
3億5千万人がキャリアで、その75%が東南アジア及び西大西洋に住んでいるのです。このことから、B型肝炎ウイルスのワクチンが地球規模で必要だという意義が
伝わるかなと思います。日本に人の出入りがないのであれば必要ないワクチンですが、これから国際化を考えると国民を守るという意味が強くなってきています。
日本では、130万から150万人と推定されている。
HBVキャリアの主な感染経路は、母児管感染と幼少時の水平感染である(これは世界的に見て)。日本では1986年からB型肝炎母子感染防止事業が始まったの
で、国民のキャリア率はきわめて低いです。
この辺に予防接種などの医療行為での感染がかかれて欲しいところですがこのガイドラインには記載はないです。
成人で感染すると急性肝炎で治るが、キャリア化もすることがある。ゲノタイプAが強調されているが、頻度としては少ないが他の型でもあり得る。

3ページ
3.診断と病態の把握
B型肝炎の持続感染の診断としてはs抗原が用いられるが、記載はないですが、s抗原が陰性でもHBc抗体が陽性の場合はキャリアと判断して経過を診ることが大切
です。また、治ってs抗体が陽性でも免疫抑制が起こる状態では再度発症することがあります。
HBVキャリアでは家族の感染がないかを確認することが重要。
自然経過では、各種採血検査、免疫状態から、免疫寛容期、免疫排除期、免疫監視期などの病気に分類されますが、これも、あまり覚えておく必要なないです。治って
いく過程での呼び名があるんだなあくらいでいいです。

4.治療の対象と目標
現在、B型肝炎ウイルスを完全に排除することは難しく、現在の治療目標はウイルスが増えないように維持することです。
しかし、現行の治療でs抗原が陰性化して、s抗体ができて治ってきている方がどんどん報告されてきています。
治療のDNA量での目安は、e抗原陽性なら5,e抗原陰性なら4,肝硬変では3log copy/ml未満としています。
HBVキャリアの約90%は自然経過でe抗原からe抗体陽性のセロコンバージョンを起こして、DNA量も低下してきます。さらに肝炎が沈静化が継続して非活動性
キャリアとなり予後がよく治療も必要としないです。
肝炎の発症後もDNA量が低下せず肝炎が持続する症例では進行して肝硬変や肝がんとなる危険性があるから積極的な治療が必要となります。

22ページ
1 C型慢性肝炎の概要
1.C型慢性肝炎とは?
C型肝炎ウイルス(HCV)により持続的な炎症を起こす病気です。
HCVが感染している人ではほとんどが肝臓の組織を見ると肝炎を伴っている。(ここがB型肝炎とことなります)
肝細胞が壊れて治ってを繰り返し肝硬変へと進行します。
肝がんを合併しやすい。いろんな作用によると言われている。
ALTが正常な場合を無症候性キャリアと呼ばれる。しかし、肝硬変や肝がんが出ていることもありきちんと受診して診なくてはいけない。
状態を把握して方針を決めておくことが重要です。

2.診断の流れ
持続する肝機能障害がある場合、C型肝炎を疑いHCV抗体検査を行うとかいていますが、肝障害がなくてもウイルス肝炎検査は1度は受ける必要があります。
HCV抗体が陽性となったらHCVRNA検査をする。RNA陽性ならウイルス量と血清型を測定(ゲノタイプが測れるようになってくれたらいいのに)、抗体陽性で
HCVRNA陰性なら治ったと考えられる。このHCV抗体陽性は、インターフェロン後ウイルス消えていていても要請となるために健診やドックでHCV抗体陽性と
言われてびっくりして受診される方もいます。心配ないパターンがあることも是非覚えておいて下さい。
肝線維化の程度は治療のタイミングをみて行くためにも重要で肝生検をせずに判別式やフィブロスキャンの測定も今はされるようになってきています。

3.治療の流れ
治療の目標はウイルスの排除と進行の防止です。
ウイルス排除については、インターフェロンが不可欠となっていて、ウイルスの血清型や量で治療効果を予測します。健康保険の適応のない検査もありますが、早く保
険適応になって欲しいところです。ただ、効果がないという判定になる人の中にも効果がある人がいるので、副作用が少ないのであればまずは治療して効果を見ること
が一番確実です。効果がないと言われているなら、逆に副作用が出たならすぐやめるって言うのもありだと思います。

23ページ
2 検査・診断
1.疫学
日本では、約150万から200万人が感染していると考えられる。慢性肝疾患の7割がC型肝炎による。図1がテキストにあります。

2.診断にあたって
①病歴 輸血や、手術歴を確認、病院などでの静脈注射歴も大事だけどそこはかいていない。
刺青や静脈注射(麻薬など)、ピアスの穴あけでも感染する人がいるが、この聴取には配慮が必要です。
ほとんどは医療行為での感染なのですが、こう言ったことにかかわったことはありませんかというように。
夫婦間、母子感染も少ないがあり得る。

②自覚症状 ないことが多い、治療してウイルスがいなくなった後に気づく人もいる。元気になって前がだるかったんだという感じ。
肝硬変で進行した状態でいろんな症状が出る。そうなる前の患者さんがたくさん。

24ページ
③身体所見 肝腫大は見られることもあるが、身体所見はほとんど見られない。
肝硬変の進行した状態では、黄疸腹水などもあり得る。テキストに詳細あり。
肝臓以外にでる症状としては、皮疹や口の中の扁平苔癬というのもある。

3.検査を進めるにあたって
何度もかかれていることですが自覚症状も身体症状もほとんどないので、血液検査が重要となります。
肝障害を診断する上では、ウイルス性以外にも薬害、アルコール、脂肪肝関連、自己免疫、胆道系のチェックも重要となります。

次回は、4ページからと24ページの中くらいからです。
内容は、B型肝炎の検査と診断、C型肝炎の一般臨床検査成績からです。
9月17日火曜日 午後1時から かでる2・7 750研修室で行います。
 

FMアップルに出演しました 2013.8.26

2013年08月26日 | 肝炎救済に関連して

2013年8月26日FMアップルに出演したときの録音です。
肝がん検診団団長で札幌緑愛病院の肝臓センター所長の川西輝明です。
しばらく毎月第四月曜日午後4時からいろんな人に登場してもらって、B型肝炎訴訟応援する企画として続けてくれています。
 
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FMアップル B型肝炎訴訟応援番組 毎月第4月曜日午後4時 放送中 30分枠です

2013年08月26日 | 肝炎救済に関連して
FMアップルではB型肝炎訴訟を応援する企画と言うことで、毎月第4月曜日4時から30分枠で放送を続けています。
FM放送自体は札幌市内の限られた範囲ですが、インターネットでの放送もあるので是非ご覧になっていただければ幸いです。
作成2013.8.26
毎月第4月曜日PM16:00~16:30迄 FMラジオ周波数 76・5MHz札幌圏

Ustreamのインターネットで放送有り。こちらはネットが見れれば世界で見れる形です。
うまく表示されないけど、埋め込みのアドレスは以下でした。
<iframe width="480" height="296" src="http://www.ustream.tv/embed/8155634" scrolling="no" frameborder="0" style="border: 0px none transparent;"> </iframe>

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七夕歌の集い in 新発寒ファミリークリニック 8月19日月

2013年08月18日 | 歌の集い
 
七夕歌の集い in 新発寒ファミリークリニック
日時 8月19日月正午から 30分くらい
場所 新発寒ファミリークリニック
住所 札幌市手稲区新発寒5条5丁目
お問い合わせ先 電話番号 011-691-2100
クリスマスにつづき北海道は七夕が8月7日とはいえ、ちょっと遅いのですが、七夕歌の集いってことでやろうと思います。興味のある方は是非ご参加下さい。
外来のあとなので開始時間が若干ずれ込んだりする場合がありますのでお腹すく方は食べ物などご持参下さい。

ABMI(自己骨髄細胞投与)療法 早く安全な効果的な治療で広がって欲しいですね

2013年08月12日 | 学会研究会報告新聞記事など
ABMI(自己骨髄細胞投与)療法
ABMI療法の適応と実際 以下山口大学のホームページからのコピペです。http://www.ichinai-yamaguchi.jp/contents4/?categoryId=7
対象者は肝硬変症患者で、基本的な適応条件は以下の通りです
① 総ビリルビン値:3.0mg/dl以下
② 血小板数:5万/μl以上
③ 食道・胃静脈瘤のコントロールが良好である。
④ 心肺機能が良好で、その他の重篤な併存疾患が認められない。
⑤ CTやMRIなどの画像診断で肝細胞癌が存在しない(治療後の場合は残存がない)。

 実際の臨床研究のプロトコールでは、まず全身麻酔下にて自己骨髄液を400ml採取します。採取した骨髄液を濃縮洗浄し、その骨髄液をGMPグレード設備を完備した再生・細胞療法センターで洗浄し、単核球細胞を精製し患者本人の末梢静脈より投与します。細胞投与後は6ヶ月まで経過観察を続け、血液生化学検査・肝生検組織検査・腹部超音波検査、腹部CT検査を行い、安全性および有効性の評価を行います。

臨床研究への参加を希望される患者様、ご家族の方々へ
 ABMI療法は臨床研究として行われており、適応条件を満たす患者様に対して同意を得た上で行っている研究段階の治療法です。臨床研究への参加を希望される方は、まず現在の主治医の先生に診療情報提供書をご準備いただき、画像や検査所見などと併せての郵送をご依頼下さい。これらの資料を当科で検討させて頂き、適応の有無について主治医の先生にお返事させて頂きます。
 適応を満たし治療を希望される患者様につきましては、実際に当科に1週間程度の検査入院をして頂き、適応の有無を最終的に決定しております。何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

(お問い合わせ・資料送付先)
〒755-8505
山口県宇部市南小串1-1-1
山口大学 第1内科 「肝臓再生療法グループ」宛て

読売新聞の記事の治療、いまは以上のような感じで山口大学で行われています。2004年にスタートした研究、もう10年近く経つんですね。。。早く可能な方なら全国でもできる治療になってくれたらと思います。

肝臓 再生医療 2013.7.30読売新聞

2013年08月11日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
「画期的な治療で、助かるかもしれない」。妻の美恵子さん(64)が大学にすぐにメールを送った。山口さんが病気を告げられたのは30年前。知人の輸血に協力するため、病院で血液を調べたところ、肝臓の機能が低下していた。「何かの間違いじゃないか」と耳を疑った。小学校で柔道、中学で陸上、高校・大学は空手とスポーツを続け、健康には自信があった。痛みも、だるさも感じたことはなかった。しかし、精密検査の結果、B型肝炎が判明してすぐに入院。治療を続けたが、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返した。肝硬変に進行して、新たにC型肝炎も見つかった。医師からは「完全に治す方法はない」と告げられた。山口きんがだるさを訴えたり、顔にむくみが出たりするたびに、美恵子さんの心配は募った。美恵子さんは、肝硬変と肝がんで父親を56歳で亡くしていた。
 山口さんは漢方薬が良いと聞けば試し、東京や韓国まで食事療法の指導を受けにも通ったが、症状が良くなることはなかった。
 山口大病院が2003年11月に臨床試験として始めた再生治療は、患者から採取した骨髄の細胞を、静脈から体内に戻して、線維化して硬くなった肝臓の機能を回復させようというものだ。骨髄の細胞が肝臓の線維化した部分を溶かすとともに、肝臓の細胞に変わったり、肝臓の細胞を刺激したりして、正常な肝臓の細胞が増えると期待される。
 05年10月に治療を受けた山口さんの効果は劇的だった。身体が軽くなり、足のむくみやだるさがなくなった。悩まされた太ももの引き付けも起きなくなった。肝臓の機能を示すアルブミン値も改善。腹部にたまっていた水もなくなった。
 「運が良かった。再生治療は自分にあっていた」と山口さんは振り返る。腹水が消えたことで、インターフェロンの治療が可能になり、C 型肝炎ウイルスも消えた。8年近くたったが、経過は良好だ。
 「肝硬変が判明して30年。ここまで生きられるとは思わなかった。自分が元気でいることが、治療をしてくれた人への恩返し。みんなが治療を受けられるようになってほしい」

骨髄
骨の中心部にある血液を作る柔らかな組織
赤血球や白血球などの血液のもとになる造血幹細胞のほか、骨や心筋、脂肪、神経のもとになる間葉系幹細胞が含まれる。

肝臓医療講演 in 函館 2013.8.4 動画です シメプレビルの情報入り

2013年08月09日 | 医療講演やイベント
函館の医療講演の動画です。いつもより音と画像がよくなってますね。記録ありがとうございましたー。

 
きっとかなう夢のために ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー
演題名 肝炎治療はこう変わる!!
     ー患者さんと探し続けるB型、C型肝炎の治療法ー
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    肝がん検診団 団長      川西 輝明 先生
2013年8月4日日曜日、函館の肝がん検診の会場となる亀田福祉センターで医療講演をしてきました。函館はお祭りの真っ最中でしたが、30名もの方が参加、医療相談も5名いました。シメプレビルや飲みのみの話が増えて、期待できる治療が待っていますという内容になっています。相談は、肝がんの治療についてが多かったですね。地元の専門委の先生を紹介しながらかかりつけ医師との連携を勧めたりしました。
 
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函館肝がん検診助成と住民周知のお願いが新聞記事に 2013.8.6

2013年08月06日 | 肝炎救済に関連して
函館肝がん検診助成と住民周知のお願いが新聞記事に 2013.8.6
 
 
函館での肝がん検診の助成と周知のお願いが道新と函館新聞で記事していただけました。こういった記事は、国民の命が救われて行くことにつながりとても有り難いです。
ちなみに肝がん検診の函館の受付は9月19日からです。
 
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函館医療講演と肝がん検診の助成と周知のお願いにいってきました

2013年08月05日 | 肝炎救済に関連して
 
8月4日日曜日、函館の肝がん検診の会場となる亀田福祉センターで医療講演をしてきました。函館はお祭りの真っ最中でしたが、30名もの方が参加、医療相談も5名いました。シメプレビルや飲みのみの話が増えて、期待できる治療が待っていますという内容になっています。相談は、肝がんの治療についてが多かったですね。地元の専門医の先生を紹介しながらかかりつけ医師との連携を勧めたりしました。
 
8月5日月曜日、函館市役所では保健福祉部方々が肝がん検診の助成と周知の要望について話を聞いてくれました。こちらからは、はまなす会の会長の川上氏とB型肝炎原告の方と、高橋道議が同席してくれて、話を盛り上げてくれました。B型肝炎原告の方々は国へウイルス検診の充実をくりかえし厚労省に訴えてくれていることも話してくれました。
函館の保健所では肝炎ウイルス検査の陽性の方に保健所長が直接話をして受診勧奨をしていると言うことで最近の1年間で1000人の方が受診して、24名の方が陽性であったと言うことでした。とても、フォローがしっかりしていることは、うれしい話でした。
肝がん検診が橋渡しができる部分は、キャリアなどで受診していない方なので、土日に受診してフォローを広げるという意義がわかってもらえていれば幸いと思いました。例年のとおり広報の方へ検診のお知らせを載せてもらえることにはなりそうです。もっともっと、肝がん検診という取り組みがあることを知ってもらってさらに助成のきっかけになってくれたらありがたいと思います。
市役所や保健所の方には、肝炎ウイルス検査のお勧めのオレンジバナーが貼りだされていて活用されていたのがとてもうれしかったです。
 
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