肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

本年もお世話になりました-。

2009年12月31日 | 目標
いろんな事が有りました。
肝炎対策基本法が可決されて、ホっとしてる気持がありますが。肝炎に関わっていない人たちから見るとできてよかったねえ。もう解決だねって。感じになってるかと思われますが、これから、さらに本当の意味での活動が必要です。国の感覚と患者の感覚を如何に一緒にしていくか。元気な国民をたくさん増やせるよう、働きかけ続けることを忘れてはいけません。生活、人生がかかっていますから。あきらめたらその時点で止まってしまいます。つねに、先を見つめて、少しでも出来ること。思うことだけでも続けていって見ましょう。
北海道外の人たちとの交流もたくさんすることが出来ました。インターネットで結ぶ肝臓患者と支援者の会も立ち上がって、いろんな方の思いをお聞きすることが出来ました。みんなが前に進みたくなるような関わりをこれからも続けていきたいと思います。いっぱいの笑顔にお会いできたこと、これからもたくさんの方の笑顔にお会いできることを楽しみに無理せずゆっくりがんばります-。

朝の公園 年賀状作りの日

2009年12月30日 | 花、植物、風景

最近寒くて、ソックスの散歩が10分くらいで終わっていました。で、今日は、時間があったのでゆっくり1時間近く、散歩してきて、公園に行ってきました。遊具が新しいものに置き換わって、来年はこの遊具で遊べるんだねえって、娘と話してきました。朝のまだ薄暗いなかでしたが、いろんな遊びが出来そうで楽しそうな遊具でした。年賀状の作成、無事終わりました。元旦に届くかなあ。

肝炎ウイルウイルス検診のすすめ 肝がん検診団ポスター

2009年12月28日 | 肝がん検診
B型肝炎原告の清本さん作のポスターが出来ました。とてもわかりやすく、インパクトのあるポスターで、うれしいですねえ。
一人でも多くの人たちがウイルス検診を受けて、必要な人が肝がん検診が受けられるようになってほしいです。
 

ウイルス肝炎患者支援全国キャンペーン 医療講演や交流会 in 新居浜 神戸 温根湯 東京

2009年12月28日 | 肝炎救済に関連して
ウイルス肝炎患者支援全国キャンペーンってことで道内中心の企画を今後の予定(出来るんでないかなあを含め)を並べてみました。支援法の内容によって今後も署名を集めていくことが予想されます。署名用紙が新しくなることも予定されているようです。理解者を増やすという意味で街頭活動も可能なところ実現したいです。講演内容に肝炎対策基本法を追加しました。各地区の患者会には本当に相談にのってもらって助けてもらっています。この場を借りてお礼申し上げます。2010.1.2更新

必ず、肝炎対策基本法の内容充実を実現させましょ-。絶対出来る。そう思う人が増えれば必ず出来るんですから。

12月以降の肝がん検診団企画、北海道での把握している予定をお知らせいたします。日程や場所など変更する場合があるので直前に確認を忘れずにお願いします。

講演の基本的な内容は以下の通りです。うたとギター付きです。相談も受けていますので、是非ご参加下さい。
きっとかなう夢のために ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー みんな楽しくがんばろう
   ○肝臓によい日常生活(アルコールとのつき合い方など)
   ○ウイルス性肝炎の最新治療と肝炎対策基本法について
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    肝がん検診団 団長      川西 輝明 先生

1月9日土  新居浜 医療講演 午後2時から 新居浜市民文化センター 大会議室
           交流会  午後3時半から
1月10日日 神戸  医療講演 午前10時から 神戸青少年会館5階
           交流会  午後11時半から 千人代官
1月22日金 温根湯 午後6時から 医療講演と歌の集い(検討中)
1月29日金 B型肝炎訴訟 集会 B型肝炎訴訟傍聴 午前9時半から札幌地方裁判所 道庁へ行動展開できるか
1月30日土 北海道肝臓医療講演会 うたとギター付きです。
        午前10時くらいから KKRホテル札幌の予定
        司会 肝がん検診団 川西 輝明
        静岡肝友会 顧問
        肝臓病・子育て よろず相談 伊東クリニック院長 伊東和樹先生
        が来道して講演をしてくれます。
        静岡からインターフェロンの外来導入を積極的にしてあきらめない
        肝炎治療を実践している先生です。
        12時から肝炎友の会はるにれ会の新年会(会費4000円 午後3時まで)が
        あります。是非参加できる方交流しましょう。
2月13日土 東京 ミニ交流会(場所未定)11時くらいからかなあ出来るといいな企画
2月14日日 東京 医療講演 午前10時か 東京都障害者福祉会館 1階 A1A2室
          懇親・交流会 午後0時から1時半 障害者会館談話室で参加者の交流会
2月20日土 札幌肝がん検診 
2月21日日 (検討中)札幌 肝臓講演会交流会 相談会 午前10時~1時くらいまで 北海道難病センター

 

 

 

 

終了分
11月12日木 岩見沢 医療講演 午後6時~ まなみーる「岩見沢市民会館」30名参加
11月15日日 苫小牧肝がん検診 14土から変更になりました。22名受診
11月21日土 旭川 街頭署名 午後3時から 買いもの公園旭川駅側
           医療講演 午後4時から 旭川市民文化会館 第2会議室
11月28日土 大阪 医療講演 交流会 午前11時から 大阪コロナホテル 30名参加
12月4日金 B型肝炎訴訟 集会 B型肝炎訴訟傍聴 午後1時から札幌地方裁判所
  支援者の方々の参加をよろしくお願いいたします。どの行動もすべてが通じます。
12月3日木  札幌市豊平区 医療講演 午後6時から きたえーる 中会議室 10名参加
12月12日土 千歳 医療講演 午後2時から 千歳市民文化センター 3階中会議室 50名参加
12月20日日 千葉 医療講演 午後1時からペリエール ペリエホール 高千穂(大)30名参加

ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

そういえば 実物大 ガンダム 静岡に

2009年12月27日 | 映画 模型 プラモデル

お台場で、出現した、18mのガンダムが2010年7月に静岡市にきて2011年5月まで見れるって事で、来年は静岡に伊東先生を訪ねないばならないって気がしてきました。
これも、運命なのですね。って、違うか。いいことがいっぱい有りますように。

ウルルの森の物語 見てきました

2009年12月27日 | 映画 模型 プラモデル
ウルルの森の物語見てきました。展開としてはあり得ない都合手技盛りだくさんなんですが、このべたな展開にしっかりと泣かされてる私。でも、ある意味ハッピーエンドづくしになるとわかっている展開なので安心して泣いていられます。こう言う映画は本当に泣けてしまう私でした。
あきらめないで、きっと夢がかなうからみたいな話と、別れの時に辛い思いをすることとの何ともいえない、良くあるお涙頂戴の流れなのですが、しっかりと泣かせて頂きました。是非家族で見てほしい番組ですねえ。

クリスマス会 in 札幌緑愛病院

2009年12月25日 | 患者さんとの関わり

12月24日、札幌緑愛病院内で、患者さん対象にクリスマス会をしましたー。ちびっ子サンタが登場して、入場時にクリスマスツリーの飾りをプレゼント(あれ、最後に配るんじゃなかったっけーってのは、いいことにしちゃって)会場内を笑顔で満たしてくれて、大正琴、アロママッサージ、うたとギター、カラオケ、最後にきよしこの夜をみんなで歌って、楽しい時間を作ることが出来ました。ステージの上の垂れ幕が、なぜかくだけひらがなになっているのですが、ま、いっかてきなところ、とても私気に入っています。
クリスマスツリーはさらにバージョンアップして、飴がいっぱい付いていました。最後に、飴をまたちびっ子サンタが配ってくれて、にこやかな雰囲気で終わることが出来ました。
参加してくれたみなさん、準備に関わってくれた方々本当にありがとうございました。

医療講演 ビラとポスターの基本デザイン作製中

2009年12月24日 | 医療講演やイベント

いま、B型肝炎訴訟の原告さんの清本さんに、いろんなデザインを見直してもらっています。先日は名刺、今回は医療講演でのビラやポスターの基本デザインを考えてもらったのですが、今載せているのが最終稿になるかなってことで。すごい暖かい感じや夢がかなうって思いがこもっていて、わたし的にはとても満足していますー。

現在肝がん検診団の情報広告もデザインしてもらっているので、道新に載せることが出来そうですー。また、楽しいデザインですから、期待してくださいねえ。
ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

12月25日は B型肝炎訴訟東京行動がありますー

2009年12月22日 | 肝炎救済に関連して
詳しくは、後からになるけど、東京地裁でB型肝炎訴訟があります。25日だけど、集まれる方は是非集まって盛り上げてください。って、千葉の講演の時B型の原告さんからお聞きしました。

詳しい内容確認できましたー。以下の内容ですー。お願いしますー。

東京訴訟第6回裁判期日のタイムスケジュールをお知らせします。

【日時】12月25日(金) 12:00~18:00

12時~13時 厚労省前宣伝
13時30分~ 入廷行動(東京地裁前)
13時45分~ 第6回裁判(弁論&原告意見陳述:東京地裁103号法廷)
14時30分~ 報告集会、原告・支援・弁護士交流会
       (TKP虎ノ門ビジネスセンター)
17時~18時 厚労省前宣伝

TKP虎ノ門ビジネスセンター:東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル
 銀座線「虎ノ門駅」徒歩1分、日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」徒歩2分
 都営三田線「内幸町駅」徒歩4分

17時からの厚労省前宣伝は、キャンドルライトを灯しての活動です。
1時間の街頭活動なので温かい服装でのご参加をお勧めします。
よろしくお願いいたします。

行動の情報って、早めに教えてくれたらって、思うときがありますが、準備期間が少ない中でやるって事が多いので、出たとこ勝負で行きましょうって感じです。国会の動きも同じで、今動かないとってタイミングが結構あるんですよねえ。
じゃ、今日って感じの時はまだいいのかあって、気もしたりしますが、その時々で動ける方が参加してがんばっていくことが次につながりますので,是非、動けるときは動いていきましょう。

ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

千葉の講演交流会 12月21日読売の記事にのりましたー 千葉地方版

2009年12月21日 | 肝臓センター

12月20日の講演交流会を記事にしてくれていましたー。ありがたいですねえー。12月21日の新聞の写真撮り込めましたー。
読売新聞千葉版 肝炎治療前向きに

 肝炎の治療や患者救済活動で知られる札幌緑愛病院肝臓センター(札幌市)の川西輝明所長=写真=が20日、千葉市内で講演し、肝炎患者ら約20人に、「肝炎治療は常に進歩している。治療をあきらめずに、笑顔でいましょう」と訴えた。

 川西医師は、肝炎治療に使われるインターフェロンについて、「使用を不安視する人もいるが、決して特殊な薬ではない」と安全性を強調。インターフェロンの4回の少量投与で肝炎ウイルスが消えたという84歳女性の事例を紹介し、「肝硬変でも治ったケースがある」と、肝炎治療に前向きに取り組むよう勧めた。

 講演会は、薬害C型肝炎訴訟の原告だった同市の歯科衛生士、久野郁子さん(51)ら、千葉で活動する肝臓病患者支援者の招きで実現した。先月末には、すべての肝炎患者救済を目的とした肝炎対策基本法が成立したばかりだが、久野さんは「患者の交流の輪を広げたい」と語り、「インターネットで結ぶ肝臓病患者と支援者の会」(http://web1.nazca.co.jp/hkkawa/index.html)への参加を呼びかけている。

(2009年12月21日 読売新聞)

ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

千葉医療講演 交流会 大成功ー 30名参加

2009年12月20日 | 医療講演やイベント

千葉市にて医療講演交流会してきました。
来ていただけた方々は、肝がん検診団、インターネットで結ぶ肝臓患者と支援者の会、はるにれ会、患者会、B型肝炎訴訟原告、薬害肝炎原告・支援者の会、肝臓の会・神奈川、たじま要議員の秘書さん、読売新聞の記者方も来て頂き、本当に熱い時間が過ごせたと思います。交流会では20名の参加で、講演会の後に引続き参加された方が多かったのも、この間の全国活動の流れが出ているなと思いました。

ブログ仲間の参加者は、前向きさん、akioさん、toraさん、おさんぽさん、ユノママ東京さん、木の葉さんが来てくれました。

交流会での、みんなの自己紹介と意見交流。肝炎対策基本法ができたあと、これからどうしていくか、啓発も医療従事者、社会などいろんな面で必要性があることなど、みんなで出来ることを一つずつやっていきましょうと話して終わりました。

最後に集合写真をとって、また会いましょうって感じでお別れしました。写真は公開を了承してくれた方々のものです。
ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

今でなければ救えない命がある by 福田えりこ

2009年12月20日 | 肝炎救済に関連して
前向きさんに教えて頂いたページ、みました。私はうるうるしてしまいました。先日会ったときにも話していた内容、本当に国会議員にならなければ、成立していなかったのではないかと思いました。私たちが出来ることは、一つ一つは小さいけれどこういう結果へ導く大切な力なんだなと実感します。私たちの思いが実現する方法の一つとして、つたわる人にしっかりとつたわっていくことで実現化する形だなと思えました。

是非見てください。前向きさんありがとうございますー。
テレビ朝日 ザ・スクープ http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/
の下のほうの肝炎法案成立へ…福田衣里子“激闘”の舞台裏を見て!
最初のほうで、47秒から1分32秒は関係ないので飛ばしてください。
ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

嫌がらせに負けない方法 

2009年12月19日 | 健康になるために 生き方について
soulismさんのC型肝炎の経験者 ~治療から完治と、その後~のブログから
そうだなあーって、思うことが書いてあって、転載の許可がもらえたのでのせてみます。治療中や人生において同じような気持になる方って多いと思います。乗り切るための発想法の一つとして是非試して欲しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
嫌がらせに負けない方法 2009-12-17 00:25:41 テーマ:C型肝炎

〝誤解〟を含む〝うわさ話〟には 我慢できない感情がふくまれた『脚色』があるものだと私は嫌がらせを受けて学びました。ときに、その脚色は〝牙や角〟となって鵜呑みに信用した人が私に突進してくることもありました。どうして『私に確認もしないで信用してしまうのか?』嫌がらせに、もう1人が加わったときは本当に孤独な想いでした。その場所の、いままで十分知っている人さえも不信に思えてしまうのでした。大人になってこういう思いをするとは。。。C型肝炎治療中であることも含めて自分が情けなくもなりました。

けれど、私には〝自分を信じる〟冷静さがありました。それは、私のなかで何百回も『なぜだろう?』と考えた先に嫌がらせだとわかったからです。
相手はそれを〝正義〟だと思ってるかもしれませんが、嫌がらせは、つまり〝いじめ〟です。私が治療中であることも相手は知っているし、それでも、私を外そうとする様々な発言や行動には思いやりは見当たりません。その状況では自分を自分で守るしかないと私は思いました。だから〝自分を信じる〟気持ちが働いたのだと思うのです。

こういうときの人間は孤独で、人間不信で、自分が情けなくもなります。でも、〝つじつまが合わないことに無視はできません〟でした。だから〝いじめ〟だと気づけたのだと思います。

病気でいるために嫌な思いをさせられている方もたくさんいらっしゃると思います。でも、それは病気が悪いのではありません。それは、嫌がらせをする人に問題があるのだと私は思います。
病気ではない人も、日常や職場、人が集まる環境にも〝嫌がらせ〟は存在するでしょう。それも、嫌がらせをする人の問題だと、私は思います。
なぜなら、理性が働けば、つじつまの合う行動や発言になると思えるからです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
嫌がらせに共通する〝つじつまが合わない〟こと 2009-12-18 00:11:41 テーマ:C型肝炎

私が嫌がらせを受けた経験に共通するのは、つじつまが合わない行動や発言でした。全く身に覚えのない話しが周囲に広がっていたり、あまり話をしたこともない方からいきなり感情をぶつけられたりもしました。私にとっては、どれもつじつまの合わない疑問だらけの出来事でした。たとえば、正義感を持って、人に注意を施すならば本人にむきあって話せるはず、と私は思うのです。正義を感じているならば、後ろめたさはないはずですから。

けれど、当人を介さずにその人のことを周囲の人たちだけであれこれ言っても何も意味をなさないし、解決にもならないと思うのです。
つじつまの合わない発言も、嫌がらせをしている方の感情が制御できなくなると〝嘘〟になってしまいます。
そのたびに、私は『嘘とわかってしまうのに、なぜそういう話をしてしまうのだろうか?』と、その心理が本当にわからなくてとても多くの悩む時間を費やしました。それは、嫌がらせの方にも〝目的がある〟ことに気づいたのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人のふりを見て、自分も学ぶ 2009-12-19 00:37:14 テーマ:C型肝炎

私が経験した嫌がらせは、C型肝炎の治療の真っただ中でした。おかげで気持ちの動揺が体調に影響し、いちばん心配だった検査の数値にも出てしまったこともありました。『これ以上に動揺したら、インターフェロン治療も無駄になってしまう』そう思った私は、命がけで自分を守ろうと思いました。
その守る行動は、嫌がらせに対して〝私の感情を表さない〟ことでした。どんなに腹立たしくても沈黙を続けました。
なぜなら、嫌がらせの相手は私が感情的になって騒ぐことを待っているのだと思えたからです。相手は現実にないことを数人に話していましたから私が感情的になって躍り出してしまえば〝やっぱり、本当だった〟となってしまいます。ですのでその裏をつくしかないと思ったのです。

それは半年以上を要した、孤独な沈黙でした。けれど、その沈黙のなかで徐々に相手の気持ちがわかり始めたのでした。相手はただただ私が邪魔で私が身を引くことを願っていたのだと思うのです。だから、自分がつじつまが合わない発言をしても〝それはどうでもよいこと〟なのです。それよりも私がいなくなることだけを考えていた、のだろうと思います。それがその方の目的だった、と思うのです。

その方には私の存在がとてつもなくお気に召さなかった、のかもしれません。本来なら、そのことを直接話して下さっても、私はよかったのです。けれど、そういうことは一度もなかった。ということは。。。その方にも、自分がしていることに〝後ろめたさを感じる何か〟があったのだろうと思うのです。でも〝後ろめたさ〟よりも〝我慢できない〟ほうが勝ってしまい嫌がらせという行動を起こしたのだろう、と私は理解しました。
〝我慢できないから邪魔〟ということしか見えなくなるとその目的を果たすまで進んでいってしまうそういう方だったのかもしれません。そこには、もはや理性はないです。だから、自分のつじつまが合ってないことに、違和感さえ気づけないのかもしれません。

私には、『人のふりみて、我がふり直せ』の心境でした。その方のおかげで、私は新たに気づけたし、徳をいただいたのだから、経験してよかった!。。。そう思えるまで、時間はかかりましたが、いまは、心から良い(新しいことを知れた)経験だったと思ってます。