肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

日本人のためのがん予防法 肝炎ウイルスもやっと認識されるように

2014年11月30日 | 肝がん検診
 
 
2014年11月30日の道新に記事が載っていました。肝炎ウイルス検査もがんの予防につながるって、肝がんの予防には肝炎ウイルス検査が最大の貢献って、言い続けてきたけど。やっとこう言うのにものるようになってくれましたね。どのがんよりも確実に減らせるがんであること、国民が知るのと同時にどうして肝炎ウイルスが広がったのかも伝えて欲しいですね。
札幌で肝がん検診団が、2015年2月15日に行う肝がん検診には、ウイルス肝炎検査が含まれています。是非、多くの方に受診して欲しいです。

日本人のためのがん予防法
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生クリーム よつ葉 しぼり袋つき

2014年11月29日 | 
 
よつ葉の生クリームが原始人食的にはまだいい方だと思えるようになって、とても楽しく生クリーム食べています。
先日かったやつには、絞りの袋がついていました。クリスマスに向けてケーキ作りの助けになるって事なんでしょうかね。
食べても体重が減ってるって、すごい不思議。でも、おいしい。
毎日食べると栄養偏るので、週1回位は食べたいなと思っていたりします。でも、おいしい。。。
皆さんの工夫教えて下さいね。

北見市の2015年肝がん検診助成決定!2015年5月24日(日)予定

2014年11月26日 | 肝炎救済に関連して
 
肝がん検診の2015年北見での助成が実現しました。
一人2000円とのことですが、4千円で肝がん検診が受けられると言うことになります。
患者会の大石事務局長が、辛い体調の中何度も役所に交渉していただき実現しました。以下、大石さんからのメールを添付します。

北見市の健康推進課長梅田氏に連絡とってみました。ガン検診の助成金、成立しました。受診者一人当たり2千円で50人分、10万円予算化したそうです。やりました!先生のおかげです。嬉しい。とりあえずご報告まで。

よく頑張ってくれました。一人でも多くの方が救われてくれたらと思います。

B型肝炎とC型肝炎のこれまでとこれから 武蔵野赤十字病院 泉先生 2014年11月24日札幌の講演にて

2014年11月25日 | 医療講演や歌の集いの動画
B型肝炎とC型肝炎のこれまでとこれから 武蔵野赤十字病院 泉先生


B型肝炎とC型肝炎のこれまでとこれから 武蔵野赤十字の泉並木先生の講演です。

2014年年11月24日札幌のアステイ45にて
B型肝炎、C型肝炎の治療はどんどん進歩していて、治る人も出てきていので、患者さんにがんばろうってやる気になる内容を話してもらうことができました。とてもわかりやすく、ゆっくりと話してくれたので、是非見ていただけたらと思います。
テノゼットやソホスブビル、レジバスビル、そのあとの薬の話なんかもてんこ盛りです。

 
ためしてガッテンに出てた先生です。記事はこちら ためしてガッテン11月12日水 放送内容抜粋

B型肝炎やC型肝炎の超少量インターフェロン療法について 2014年11月24日札幌の講演にて

2014年11月25日 | インターフェロン療法について
B型肝炎やC型肝炎に超少量インターフェロン療法について 2014年11月24日札幌の講演にて


2014年年11月24日札幌のアステイ45にて
健康でしあわせに過ごすためにの話からはじまって、
B型肝炎、C型肝炎のインターフェロン治療の工夫で、副作用を出来るだけ減らし、仕事への影響も減らす方法として、行っている治療を紹介しています。
少量インターフェロンが半量の週1回を示すことが多いので、月1回などさらに少ない量であることを強調するのに超少量と言う言葉を使っています。
インターフェロンで、出来るだけ副作用が無いようにそれでいて効果もある形で調整することも今後は重要と考えます。もちろん減量することで効果は減りますが、インターフェロンをすることがなかった人達でもこのような工夫でする気持ちになれるのであれば、肝がんを確実に減らすことが出来ると思います。参考になれば幸いです。
ソブリアードでも、副作用を出来るだけ減らしても、40%位の効果がありました。本来であればゼロだった方々のチャレンジですから、やることでの意義はとても大きいと思います。
 
 

やせるコツの動画はこちら
原始人食ダイエット15 15ヶ月 15kやせましたー!

FMアップル B型肝炎訴訟応援枠 2014年11月24日月 美馬医師と行ってきました

2014年11月25日 | FMアップル ニュースJapan
 
141124FMアップル美馬川西青い山脈


○FMアップル B型肝炎訴訟応援枠 2014年11月24日月 午後4時から30分 にいってきましたー

2014年11月24日月 午後4時から30分 
札幌緑愛病院 肝臓センター 名誉所長 美馬聰昭さん
B型肝炎訴訟を実現させた医師であり、肝炎患者救済のために命がけで取り組んでいる医師でもあります。
ブログ
Dr.mimaが医原病を斬る!blog.goo.ne.jp/jmima
では、様々な医原病について患者が救われる道はなんなのかなど語っています。是非見ていただきたいです。
そんな、美馬医師に今回出演していただくことが出来ました。
川西は孫弟子に当たります。美馬医師がいなければ私が肝臓を選択することはなかったかも知れません。

11月の取り組み
11月8日土 B型肝炎北海道原告の総会が11.8(土)
 北海道で原告数は1823名で内和解者は約2/3
 全国の原告数は13,000人と感染者数からするとハードルが高く原告数が少ない。
 二次(子)、三次(孫)感染者が増えてきている。
11月15日 苫小牧 肝がん検診 B型肝炎訴訟説明会
11月21日 苫小牧医療講演 平岡医療講演
11月24日 アステイ45 武蔵野の泉先生 午前10時から12時

12月以降の取り組み
12月5日金 厚別すこやかホール 医療講演
12月7日日 集団予防接種等によるHBV 感染症拡大の真相究明と被害救済に関する調査研究班の会議大阪
12月18日木 麻生で医療講演

・B型肝炎訴訟の裁判期日は下記
 ・2015年1月16日(金)14時~ ・年3月6日(金)14~)

シンガーソングライターあきのギター弾き語り付きは
 青い山脈
 
 
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元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 詳細決定 武蔵野赤十字の泉先生来ますー!11月24日月祝です

2014年11月23日 | 医療講演やイベント
 
元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 詳細決定 武蔵野赤十字の泉先生来ますー!11月24日月祝です 11月1日作成
ためしてガッテンでも、話していましたねえ。

いつも大変お世話になっております。
B型肝炎の治療の話も混ぜてもらえるので、この講演会は非常に貴重です。是非、参加して頂けたら勉強になりますよー。
告知の方もお願いします。私の大好きな先生の一人です。
泉先生はすごい有名な先生なので、北海道の札幌で患者さん向けにしてくれるのはしばらくなかったかな。
医者向けの方が多いかもって感じの先生です。これからの肝炎治療がどうなるか、是非皆さんにお勧めください。

B型肝炎の新しい薬、テノフォビル、来年出るかものスーパーテノフォ?
C型肝炎では、ギリアドのソホスブビルやレジバスビル、アッヴィ(avvi)の治験中の薬の話なんかが聞けるかなあ。いろんな治験が世界中でされているのでC型肝炎については5年から10年以内に日本のC型肝炎はほぼ完治なんてのも夢じゃなくなってきています。

元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 決定

日時11月24日月曜日午前10時から12時まで
場所 アステイ45 12階 1206
   北海道札幌市中央区北4条西5丁目

9時半開場で 10時から20分
 講師 札幌緑愛病院肝臓センター 川西輝明医師
 肝臓を元気にするために!? 超少量インターフェロンの経験とともに
10時30分から11時30分まで
 講師 武蔵赤十字病院 消化器科 泉並木医師
 B型肝炎とC型肝炎のこれまでとこれから

お問い合わせ 肝がん検診団(留守番電話)011-350-1008

共催 肝炎友の会はるにれ会 中外製薬株式会社
後援 北海道肝炎患者対策協議会
 
 
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元気の出る医療講演 in 苫小牧(32名参加)平岡(51名参加) 大成功!

2014年11月22日 | 医療講演やイベント
 
 
苫小牧と札幌市の平岡で医療講演をしてきました。
苫小牧は平日の午前中だったので、集まるかちょっと不安はありましたが、席を追加して30名を超えて集まってくれたのでとても有り難かったです。相談も治療方針についての確認だったので、安心して治療と検査を継続して下さいと言う形で話せました。
平岡では、ゆらりというコミュニテイの方々が、人を集めてくれてとてもアットホームな会場で、ステージって感じ講演セットをしてくれていて。これまた、感動でした。50人超えるというすごい状態でした。部屋がびっちりで追加でイスを出していました。皆さん楽しく話を聞いてくれて、原始人食の本も買っていく方が沢山いました。
またこのような企画を継続して行けたらと思います。

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←大きく見たい方はこちら
元気の出る医療講演会 in 苫小牧 32名参加 相談3名 本3冊
 11月21日金 苫小牧 午前10時から
場所 グランドホテルニュー王子 2F桔梗の間
演題名
やせるコツ伝授します?
 ー笑顔と感動の日常生活のコツと脂肪肝、生活習慣病対策にー
肝臓を元気にするために!?
アルコールとのつき合い方から最新の治療まで 肝がん検診団の取り組みから
無料療養相談 講演終了後(時間に限りが有るため先着順となる場合があります)
お問い合わせ 肝がん検診団(留守番電話)011-350-1008
共催 肝がん検診団 肝炎友の会はるにれ会 ブリストルマイヤーズ株式会社
後援 北海道肝炎患者対策協議会
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←大きく見たい方はこちら
元気の出る医療講演会 in 平岡 51名参加 相談5名 本9冊
日時 2014年11月21日(金) 午後2時から3時半
場所 ふれあいサロン「ゆらり」
札幌市清田区平岡4条2丁目11番11号「コスモテラス」地階
演題名
やせるコツ伝授します?
 ー笑顔と感動の日常生活のコツと脂肪肝、生活習慣病対策にー
肝臓を元気にするために!?
アルコールとのつき合い方から最新の治療まで 肝がん検診団の取り組みから
無料療養相談 講演終了後
お問い合わせ
一般利用者 090-3397-8626(松田)
ふくろう清田会員 090-9520-0959(中村)

共催 ふくろう清田 札幌緑愛病院 ブリストルマイヤーズ株式会社
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ぶどう収穫 手稲山 散歩道 冬支度

2014年11月18日 | 花、植物、風景
 
 
 
雪が降って、ぶどうとさくらんぼの木の剪定を行いました。その際ぶどうがまだたくさん残っていたので収穫。これがすごい甘い、においもワインのような甘いにおい。たくさんとれたので、近所の人とかクリニックや病院へもお裾分けしてきました。
手稲山はすっかり雪、散策路は雪で覆われていましたが、もう溶けてきています。根雪まではもうちょっとかなあ。

FMアップル B型肝炎訴訟応援枠 2014年11月24日月 いってきます。

2014年11月17日 | FMアップル ニュースJapan
○FMアップル B型肝炎訴訟応援枠 2014年11月24日月 午後4時から30分 にいってきます。
FMアップルでのB型肝炎訴訟応援放送も午後4時から有ります。
http://www.ustream.tv/channel/8155634
エリア外はインターネットで見れますので是非生中継みてください。
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2014年11月24日月 午後4時から30分 
札幌緑愛病院 肝臓センター 名誉所長 美馬聰昭さん
B型肝炎訴訟を実現させた医師であり、肝炎患者救済のために命がけで取り組んでいる医師でもあります。
ブログ
Dr.mimaが医原病を斬る!blog.goo.ne.jp/jmima
では、様々な医原病について患者が救われる道はなんなのかなど語っています。是非見ていただきたいです。
そんな、美馬医師に今回出演していただくことが出来ました。
川西は孫弟子に当たります。美馬医師がいなければ私が肝臓を選択することはなかったかも知れません。

11月の取り組み
11月8日土 B型肝炎北海道原告の総会が11.8(土)
 北海道で原告数は1823名で内和解者は約2/3
 全国の原告数は13,000人と感染者数からするとハードルが高く原告数が少ない。
 二次(子)、三次(孫)感染者が増えてきている。
11月15日 苫小牧 肝がん検診 B型肝炎訴訟説明会
11月21日 苫小牧医療講演 平岡医療講演
11月24日 アステイ45 武蔵野の泉先生 午前10時から12時

12月以降の取り組み
12月5日金 厚別すこやかホール 医療講演
12月7日日 集団予防接種等によるHBV 感染症拡大の真相究明と被害救済に関する調査
研究班の会議大阪
12月18日木 麻生で医療講演

・B型肝炎訴訟の裁判期日は下記
 ・2015年1月16日(金)14時~ ・年3月6日(金)14~)

シンガーソングライターあきのギター弾き語り付きは
 あきらめないで

 
 
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11月24日月10時からアステイ45の肝臓医療講演の紹介 11月16日朝刊道新

2014年11月16日 | 医療講演やイベント
 

元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 詳細決定 武蔵野赤十字の泉先生来ますー!11月24日月祝です
いつも大変お世話になっております。
B型肝炎の治療の話も混ぜてもらえるので、この講演会は非常に貴重です。是非、参加して頂けたら勉強になりますよー。
告知の方もお願いします。私の大好きな先生の一人です。
泉先生はすごい有名な先生なので、北海道の札幌で患者さん向けにしてくれるのはしばらくなかったかな。
医者向けの方が多いかもって感じの先生です。これからの肝炎治療がどうなるか、是非皆さんにお勧めください。

B型肝炎の新しい薬、テノフォビル、来年出るかものスーパーテノフォ?
C型肝炎では、ギリアドのソホスブビルやレジバスビル、アッヴィ(avvi)の治験中の薬の話なんかが聞けるかなあ。いろんな治験が世界中でされているのでC型肝炎については5年から10年以内に日本のC型肝炎はほぼ完治なんてのも夢じゃなくなってきています。

元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 決定

日時11月24日月曜日午前10時から12時まで
場所 アステイ45 12階 1206
   北海道札幌市中央区北4条西5丁目

9時半開場で 10時から20分
 講師 札幌緑愛病院肝臓センター 川西輝明医師
 肝臓を元気にするために!? 超少量インターフェロンの経験とともに
10時30分から11時30分まで
 講師 武蔵赤十字病院 消化器科 泉並木医師
 B型肝炎とC型肝炎のこれまでとこれから

お問い合わせ 肝がん検診団(留守番電話)011-350-1008

共催 肝炎友の会はるにれ会 中外製薬株式会社
後援 北海道肝炎患者対策協議会
 
 
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2014年 苫小牧 肝がん検診終了 20名受診

2014年11月16日 | 肝がん検診
 
2014年11月15日土苫小牧市民会館で肝がん検診をしてきました。晴れていました。苫小牧は札幌のように雪は積もっていなかったですねえ。

20名の受診予約で20名受診。流れもとてもスムーズで予定どおりの終了でした。
上司から肝がん検診があるからと勧められたという方もいました。脂肪肝の方へやせるコツの医療講演が来週有るのでと勧めてきました。
昨年副腎腫瘍が指摘された方、悪性ではないことを精査で確認でしてよかったと話されていました。
幸い肝がんの方はいませんでした。

B型肝炎訴訟をしているかたが3名、和解になった方が3名いました。弁護士さんの相談コーナーも作っていただいて、健診の前後で相談される方もいて本当によかったです。

次は2015年2月15日日、札幌、かでる2・7で行います。一度も肝臓の専門医にかかったことの無い方は是非受診して下さい。
 
 
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クリスマスツリーと癒される人形

2014年11月13日 | 花、植物、風景
 
 
緑愛の健診センターに一足早くクリスマスツリーが登場。病院は12月に入ってからの予定です。
病院のクリスマス会は12月16日火曜日午後3時からです。是非見に来て下さい。

癒される人形 くまさんかなあ 患者さんがおいていったそうです。癒される-。

ためしてガッテン11月12日水 放送内容抜粋

2014年11月12日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
 3分で8割減! 肝臓がん撲滅SP 2014年11月12日放送
3分で八割減って何のことなと思ったら、3分の採血で治療につながって治れば肝がんが8割も減るってことだったんですね。
すごいタイトルだと感心しました。
以下はNHKの番組の内容の抜粋を編集した物です。NHKのホームページの方では印刷も出来る形になっているのですごいですねえ。

今回の番組内容
ほんのちょっとしたことで、がんと無縁の生活を送ることができたら......。 今回は、そんな切なる願いが本当にかなうかもしれない、「肝臓がん」がテーマとのことでした。
数あるがんの中で、年間の死亡者数が第4位という「肝臓がん」は、自覚 症状がないまま肝臓が侵されてしまい、やがて死に至るがん。 肝臓だから、アルコールが一番の原因かと思いきや、じつはわずか5%ほ どで、ほとんどの原因は肝炎ウイルスだったのです。とこれ本当に実感されていないんですよね。このことだけでも伝えてくれたこと大変意義が有ると思いました。

番組ディレクターのひとこともとても重要なことを伝えてくれていました。
感染症と差別について
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抜粋 患者さんへの取材は簡単なことではありませんが、今回は特に大変でした。
理由は感染症への「差別」です。 B型の感染者もC型の感染者も地域や会社などで差別される不安から、そう 簡単には取材に応じてもらえないのです。私はまだまだ現存するこの「差 別」という問題に愕(がく)然としました。 B型、C型肝炎ウイルスは、主に血液での感染なので、会話、咳(せき)・ くしゃみ、握手など体に触れるといった通常の生活ではうつりませ ん。 「知らない」という理由で生まれる差別。少しでもなくなってくれればと願います。
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このことを伝えてくれただけでも救われる患者さんが沢山います。放送してくれたことに感謝です。
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抜粋 肝臓がんの原因の多くはお酒じゃなくてウイルス!
患者さんの体験が伝えられています。
30年前、体調を崩し病院で検査を受けたAさんは、急性の肝炎と診断さ れました。幸い、すぐ治療を受けたため、回復することができましたが、こ れをきっかけにお酒を控えたり、食事に気をつかったり、定期的に検査を受 けたりすることにしました。その後20年近く、肝機能の数値は正常正常でした。ところが、突然、肝臓にがんができていたのです。
ずっと肝臓の機能が正常だったAさんが、いきなり肝臓がんになったのは、 B型肝炎ウイルスに原因がありました。 じつは、肝臓に侵入したB型肝炎ウイルスは、何かの拍子で肝細胞をがん化してしまうため、いつがんになるのか、予測することができません。つまり、一度感染したら、常に気をつけていないといけないのです。
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予防接種での感染だけでなく、母子感染について知らない人がいるって事も、国民に周知がされていないということ、いわれてみればそうですよね。。。
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抜粋 母親がB型肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、1986年から出産 時に必ず検査しています。母親が感染していれば、赤ちゃんにすぐワクチン を打つため感染は防ぐことができます。そのため、母子感染の可能性が高い のは29歳以上の人です。
また、ウイルスによる肝臓がんの原因は、B型だけではなく、C型もありま す。肝臓がんの原因のうち、なんとC型がおよそ65%も占めているんです。
C型肝炎ウイルスもB型と同様、血液で感染するため、輸血や注射器の使い回しなどが感染経路になります。ただし、B型のように母親からうつる ケースは、現在はまれだと考えられています。
現在は、輸血も精密な検査をしていて、予防接種の注射器の使い回しもなく、たとえ大人になってから感染しても、通常は免疫力でウイルスをほぼ退治で きます。つまり、いま感染している人のがんを予防することができれば、肝臓がんはほぼ8割がた撲滅することができるはずなのです。
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このこともしっかりと取材して放送していたのでとても有り難いことです。
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抜粋 感染しているかどうかは、肝炎ウイルス検査でしかわかりません。 肝炎ウイルス検査は、保健所で受けることができますが、じつは、ほかにもいい方法があるんです。このこともあまり知られていないこと、そこが本当に問題だと思います。

 肝炎ウイルス検査は最寄りの病院で採血するだけ!
肝炎ウイルス検査は、保健所だけでなく、最寄りの病院でも受けること ができるんです。
検査法は、簡単な問診のあと、採血をするだけなので、3分足らずで終 わります。 ガッテンで人口10万人以上の都市のうちおよそ300か所を調べたとこ ろ、9割の地域で病院でも検査を受けられることがわかりました。また、そ のうちの7割が無料でした。
検査について詳しく知りたい場合は、お住まいの市区町村の役所や保健所 などに問い合わせてください。
劇的進歩!肝炎ウイルス治療の最前線
近年、肝炎ウイルス治療に劇的な変化が起こっています。
治療法には、免疫力を高めて肝臓内のウイルスを排除する「インターフェ ロン治療」があります。現在はインターフェロンと飲み薬の併用で9割の 患者のウイルスを完全に排除することができるようになりました。さら に、インターフェロンが効きにくい場合でも、2つの新薬を飲むことで 85%の患者さんのウイルスを排除できます。
B型の場合は、ウイルスを完全に排除することはできませんが、肝臓の状態 をコントロールすることが可能です。
ウイルスの増殖を防ぐ核酸アナログという薬の新しいタイプが登場したた め、治療の幅が広がりました。副作用も少なく、患者さんのウイルスを活 動させないようにすることができるそうです。
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コンパクトな放送時間内で、しっかりと伝えてくれていてよかったです。
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抜粋 このように治療薬の進歩によって、7~8割の肝臓がんを予防できる時 代になってきたのです。
※薬には副作用があります。治療には、薬の選択や経過観察がとても重要で すので、できれば肝臓の専門医に相談してください。
今回のお役立ち情報
肝臓がんの原因の多くは、アルコールではなくウイルスです。B型とC型の肝 炎ウイルスが80%を占め、アルコールはたったの5%ほどにすぎません。 B型肝炎ウイルスは、輸血や予防接種などのほか、主に母親から感染し ま す。出産時、子宮内で出血した血液の中にウイルスがいると、その血液が赤 ちゃんの胎盤から体内に侵入します。また、産道にも母親の血液が付着する ため、 それも原因と考えられています。1986年から出産時に母親がウイ ルスに感染しているかどうか検査しています。そのため、母子感染の可能性 があるのは、29歳以上の人と考えられます。 C型肝炎ウイルスは、母親からの感染はほとんどなく、輸血や注射針の使い 回しなどが感染経路になります。 ※ただし、現在では輸血や予防接種では、肝炎ウイルスに感染しないよう対 策が取られています。
肝炎ウイルス検査は、お近くの病院や保健所などで受けることができます。 ガッテンで、人口10万人以上の都市のうちおよそ300か所を調べたとこ ろ、9割の地域で病院でも肝炎ウイルス検査を受けられることがわかりまし た。また、そのうちの7割が無料でした。 地域によって、検査を受け付けている病院の数、検査の期間や対象年齢、無 料で受けられる人数などが異なるので、まずは役所か保健所などにお問い合 わせください。検査対象に含まれる場合、風邪で病院へ行った際、ついでに 検査を受けられる場合もあります。

 肝炎ウイルス検査の受け方について
B型肝炎ウイルスは、ウイルスの増殖を防ぐ核酸アナログという薬で治療し ます。副作用が少なく、患者さんのウイルスを肝臓の奥に閉じ込め、活動さ せないようにする働きがあります。 C型肝炎ウイルスは、免疫力を高めて肝臓内のウイルスを排除する「イン ターフェロン治療」と「飲み薬」を一緒に使うことで、9割の患者さんのウ イルスを完全に排除できるようになりました。また、インターフェロンが効 きにくい場合でも、2種類の飲み薬だけで85%の患者さんのウイルスを排 除することができます。 このように肝炎ウイルスの治療はかなり進歩しているため、以前、治療をや めてしまった人にとっても、いまこそウイルスを排除するチャンスといえま す。 ただし、薬ですので副作用もあります。薬の選択や経過観察などが重要です ので、できれば肝臓の専門医にご相談ください。
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この放送が一般の方に見ていただけて、一人でも多くの人の肝炎ウイルス検査実施につながってくれたら,多くの国民の命が救われることになります。