肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

B型肝炎訴訟の基本合意調印菅首相謝罪後の記者会見と報告集会 ギターで歌ってきました

2011年06月30日 | 肝炎救済に関連して
B型肝炎訴訟の基本合意調印菅首相謝罪後の記者会見と報告集会
6月28日(火)午後5時30分からはじまりました。
記者会見では、厚労省大臣の謝罪と調印と総理の謝罪の報告がありました。申し訳なかったという気持ちが表れていてとてもいい謝罪だったと思います。これから本当に肝炎患者さんにとっていい対策がとられていくか見極めていくことは国民の責任でもあることを再度実感しました。そのあと今までの思いを原告さん弁護士さんが語っていました。本当に辛い闘いで、涙がうるうるしてる方がたくさんいました。私も、みんなよくがんばったなあと感慨ひとしおでした。
報告集会には、国会議員が多数来てくれて、原告さんの思いを再度聞いてくれました。そして、国会議員の方1人ひとりがこれからのことを一緒にがんばっていきましょうと決意を述べてくれていて、心強い限りでした。

最後私のギターの弾き語りで、あきらめないでときっときっとをみんなと歌ってきました。会場の雰囲気とあいまって今までで一番感動しましたといって貰えてよかったです。
ちなみに、福岡の弁護士さんが東京の事務所からギターを借りてきてくれて急遽弾くことになったのですが、国会議員の人たちも医者が作詞作曲してるのは、素直に驚いていたようでした。

ユーチューブにアップしてくれているか方がいました。
許可頂けたのでリンクしてみます。B型肝炎訴訟 応援歌 で登録されています。


途中から近くなっているので、音が大きくなりますから気をつけてください。

B型肝炎訴訟の基本合意調印菅首相謝罪

2011年06月28日 | 肝炎救済に関連して
B型肝炎訴訟の基本合意調印菅首相謝罪の書類とムービーを載せます。
恒久対策などがさらに加速して進んでくれることを祈らずにはいられません。B型もC型も救ってくださいと握手しながら、お願いしてきました。

 

 

 
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B型肝炎訴訟、和解合意が確定=首相謝罪へ 6月28日報告集会でお会いしましょう

2011年06月25日 | 肝炎救済に関連して
B型肝炎訴訟、和解合意が確定=首相謝罪へ、検証機関設置―札幌地裁

時事通信 6月24日(金)12時11分配信
 集団予防接種の注射器使い回しをめぐるB型肝炎訴訟の和解協議が24日、札幌地裁(石橋俊一裁判長)であり、原告側と国側は和解のための基本合意書を確定させた。28日に細川律夫厚生労働相と原告団が調印し、菅直人首相が官邸で原告に直接謝罪する。
 2008年以降、全国10地裁で700人以上が提訴した一連のB型肝炎訴訟は終結する。
 基本合意書には、B型肝炎ウイルスに感染させた国の責任と謝罪▽恒久対策のための国と原告の協議機関の設置▽原因究明を検証する第三者機関の設置―などが盛り込まれた。
 石橋裁判長は協議の中で、早期解決と、20年で賠償請求権がなくなる除斥期間を経過した患者の救済について双方に努力を促した。

28日東京で、原告さんたちが首相に会いに行きます。医療班として私も同行します。是非、報告集会に参加できるかたはお願いします。
B型肝炎訴訟の基本合意調印、菅首相謝罪後の報告集会
日時:6月28日(火)午後5時30分~
場所:衆議院第1議員会館・多目的ホール

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北海道新聞での24日、25日記事が出ました。長くなるけど載せます。

2011年06月25日 | 肝炎救済に関連して

道新でもたくさんとりあげてくれました。
 
 
最終的にきちんと対策していくことが、将来の減税を実現しうる対策となることが可能な問題です。

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肝炎、恒久対策協議の場 道新朝刊

2011年06月23日 | 肝炎救済に関連して

道新の朝刊ででていました。どんどん恒久対策の要求が国につながる場が出てきましたね。訴訟を起こせない、B型C型肝炎の人たちにとっても朗報となる対策がきっと実現すると思います。応援して期待しましょう。みんなの応援がさらに広がっていくのがわかります。

B型肝炎訴訟最高裁判決5周年記念集会 大成功 和解協議はかなり残念

2011年06月17日 | 肝炎救済に関連して

B型肝炎訴訟最高裁判決5周年記念集会はたくさんの方々が集まってくれて大成功でした。
6月16日は平成18年にB型肝炎訴訟で原告が最高裁判決を勝ち取った日です。その日から新たに訴訟を起こした原告さんたち、仲間の輪が広がり、国民にも知って貰い、国会議員も理解を勝ち取ってきました。しかし、まだまだ差別偏見はあり、安心して暮らせる世の中の実現への道はつづきます。
裁判を起こせない、B型C型の肝炎ウイルス患者さんのためにも恒久対策、社会制度の確立を目指してこれからもがんばろうと話していました。
また、キャリアの方々や除斥の方々にとってはまだまだ改善すべき和解でもあり、この解決にはキャリアや除斥に該当する人たちが自ら声を出していかないことには、国も国民も理解してくれない壁があることも運動をしながら切実に感じているということも話していました。
自分の未来を作って行くのは自分であること、人任せにしていてはいけないこと。思いだけでも先ずは強くもって、理想を思い描いて欲しいと思います。それが何かしらの結果を実現してくれる原動力になるはずです。

集会の前に和解協議が行われましたが、進展なく、国の誠意は感じられないと。。。震災後やるべきことが沢山あるとは思いますが、救われる国民が確実に救われるよう、そしてそれが国の力へつながることを確信して頑張って行きましょう。

これからは首相との面談の実現が計画されています。その際にはまたみんなで盛り上げていきましょう。

写真は和解協議の時に原告さんに貰ったドーナツとアクリルたわしです。これが楽しみで集会に行っています。ってのは冗談ですが(本当に違いないと思っている人もきっといると思うけど)、みんなの思いがつまった行動に涙が繰り返し出てきた日でした。
 

散歩の道ばたの花 ぐすべりの実

2011年06月16日 | 花、植物、風景

朝ソックスと散歩をしていたら、道ばたの雑草の中に小さい白い花が咲いていました。めんこかったので写真を撮りました。

庭のぐすべりの実が大きくなってきています。食べ頃になるのを楽しみにしている子供たちがいます。
 

B型肝炎訴訟最高裁判決5周年記念集会 和解協議後 札幌であります。

2011年06月15日 | 肝炎救済に関連して

この間東京で行われてきた記念集会が、札幌市で開催されます。

第1次訴訟17年プラス5年・・最初の北海道からの訴訟から22年が経過したことになります。
この間、多くのC型、B型肝炎患者さんが亡くなりました。
ここからスタートですね。
ご案内
日時:平成23年6月16日(木)
18時30分~ 20時00分
会場:ホテルさっぽろ芸文館(旧北海道厚生年金会館)
3階「清流の間」
札幌市中央区北1条西12丁目

肝炎患者、皆さんのご参加をお願いします。

B型肝炎訴訟
<6月16日(木)>

14時30分~ 裁判所前集会
15時00分~ 第22回和解協議(札幌地方裁判所)

よいおやすみと よいおはようを 睡眠について

2011年06月12日 | 健康になるために 生き方について

睡眠って大事ですよね。
診察室で寝れない事ってあまり患者さん言わないなあって思いながら不眠の勉強のビデオ見ていました。
睡眠がいろんなことをしていて大事だって事がいろいろかいてありました。
体の成長にも、血圧の調整にも脳の休息にも糖尿病に関連する代謝にも、もっともっとたくさんのことが行われているんだなあって思います。

インターフェロンの治療中にも不眠になる方たくさんいますし、普通に定期検査をしている方の中にもいます。是非なんだか寝不足だなあって思うことがあったら相談して頂ければと思います。私も声掛けるようにしないとなあ。

イラストは、徐波睡眠のもっている効果を示しています。よく夢を見る睡眠の時間帯と言われてたりします。ぐっすり寝るときとあさく寝るときがあってこのリズムがとても大事だって事なんですよね。

二つ目のイラストは、医師と患者さんの睡眠についての会話がどのくらいあるのかと言うことを示しています。ぐっすり寝れてる感じがしないなあって時は是非相談してみてください。


第18回日本門脈圧亢進症学会総会 第14回B-RTO研究会 福岡であります

2011年06月11日 | 学会研究会報告新聞記事など
第18回日本門脈圧亢進症学会総会のホームページができています。演題申し込みは締めきりになっていますが、是非福岡でお会いしましょう。って、医療関係者向けの話だけど。

http://www.congre.co.jp/jsph18/

第14回B-RTO研究会を、第18回日本門脈圧亢進症学会総会2日目に開催いたします。

第14回B-RTO研究会当番世話人
川西 輝明
(札幌緑愛病院肝臓センター)

■ 会期
平成23年9月16日(金) 午後(予定)
■ 会場
西鉄グランドホテル 
福岡市中央区大名2-6-60 TEL:092-771-7171 FAX:092-751-8224
■ プログラム概要
(1) 日本門脈圧亢進症学会・B-RTO研究会合同ワークショップ  になるか案です。
『B-RTOの20年から未来へ』
B-RTOが登場して20年が経過し、B-RTOは手技的にも熟成し、長期成績も明らかにされてきています。20年の実績や進歩の流れを再認識し、これからのB-RTOの果たすべき役割、未来へつながる可能性を活発に討論できたらと思います。
治療の諸工夫、EIS、PSEやTIPSなどとの併用療法や、新たな手技の開発などにつき活発な討論をお願いいたします。