肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

小学校の発表会

2008年11月30日 | その他
うちの子供たちの小学校の発表会がありました。毎年感じるのは子供たちのパワーのすごさですねえ。成長していく子供たちが、元気いっぱいに頑張っているのはとってもうれしいもんですねえ。
劇などは、台詞の多いとうらやましいとか言うこともあるかも知れませんが、自分の子供が頑張ってる姿を見るとそんなことは吹っ飛ぶんだなあと、親ばかを自覚した自分でした。

遠軽医療講演終了 100名参加

2008年11月29日 | 医療講演やイベント

遠軽は、土曜日の午後2時からでしたが、今回は健康づくり推進委員会の方の協力と参加があり、100名以上の方が集まってびっくりしました。みなさん熱心に聞いてくれて、最後の青い山脈も合唱のように迫力有りました。
肝臓によい日常生活についても話をしたので、一般の方も聞いてもらえてよかったかなと思いました。
医療相談では、インターフェロン療法について、以前は勧められたのに今は勧めてくれないと言っているかたがいましたが、再度茶レンしてみるといいですよとアドバイスしました。

写真は遠軽の講演会の風景です。
北見、遠軽の肝炎友の会の方も一生懸命がんばってくれていました。ありがとうございました。

北見医療講演終了

2008年11月28日 | 医療講演やイベント
今日は午前の診療が終わってから、北見に向かいました。6時からの講演なのですが5時半すぎについてぎりぎりーってかんじで、あぶなかったあ。余裕もって行動しましょう。って、自分のことですね。

20名の参加で、今回から肝臓の日常生活なども組み込んでやってみました。
療養相談では、深刻な話が多くて、不安を軽減して帰って行けた方がたくさんいたのでやってよかったです。
不安になる説明を受けている方が意外と多いことにちょっとびっくりしましたが、心配がないことを話して専門医の受診を勧めました。専門医とかかりつけの棲み分けをするだけでも、気持が楽になることがたくさんあるので、是非、安心できる先生に巡り会ってほしいと思いました。

かにしゃぶ たこしゃぶ チゲ鍋

2008年11月27日 | 
昨日は、職員を集めて、すこやか会館でしゃぶしゃぶとチゲ鍋をしました。15人くらい集まってくれて、楽しく食べることが出来ました。野菜をたくさんとれるし、みんなで食べるとおいしいしって感じでよかったです。

また、企画したいと思いました。今度はすき焼きにしようかなあ。

ハッピーフライト見てきました

2008年11月24日 | 映画 模型 プラモデル
ハッピーフライト見てきました。笑いあり、涙あり(これは自分だけかも知れず。。。)おもしろかったです。実際の飛行機がどんな思いで飛んでいるか、支える人たちの仕事っぷりも非常に好感が持てて、仕事の大切さも伝わってきました。安全を守り人の命を預かる仕事って意味で、涙が出てきたシーンがありました。

ウオーターボーイズや、スイングガールズなどおもしろ映画を作っている監督さんなので、是非見に行ってみてください。

遠軽講演会 11月29日土 日にち間違っていました失礼いたしました。

2008年11月24日 | 医療講演やイベント

今回、一般の方も多いことが予想されるので肝臓によい日常生活の話も加えていきます。

11月29日土 遠軽町    午後 2時~ 
 場所 遠軽町保健福祉総合センター「げんき21」
 住所 遠軽町1条通北1丁目 電話0158-42-4813

できるだけ、多くの方の参加を願っていますが、相談会だけの出席でも構いません。
ギターの弾き語りで歌うのが最後にあります、気分転換にもなるかも。

【医療講演】
『きっとかなう夢のために
  ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー
  ウイルス性肝炎を取り巻く状況と最新の治療について』
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    肝がん検診団 団長      川西 輝明 先生

無料療養相談 講演会終了後行います。
肝炎についてお悩みのある方やご家族の方などの質疑応答・医療相談に応じます。
また、B型肝炎・C型肝炎が治ったといわれた方でも、定期的な受診や治療が必要な場合もありますので、是非、ご家族と一緒に、お気軽に聞きに来ていただければと思います。

北見医療講演 11月28日金 あります ポスター完成

2008年11月24日 | 医療講演やイベント

新しいポスターが出来たので変更します。たくさんの共催がとれました。
今回、一般の方も多いことが予想されるので肝臓によい日常生活の話も加えていきます。

11月28日金 北見市    午後 6時開場
 場所 北見市総合福祉会館
 住所 北見市寿町3丁目4-1 0157-61-8181

できるだけ、多くの方の参加を願っていますが、相談会だけの出席でも構いません。
ギターの弾き語りで歌うのが最後にあります、気分転換にもなるかも。

【医療講演】
『きっとかなう夢のために
  ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー
  ウイルス性肝炎を取り巻く状況と最新の治療について』
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    肝がん検診団 団長      川西 輝明 先生

無料療養相談 講演会終了後行います。
肝炎についてお悩みのある方やご家族の方などの質疑応答・医療相談に応じます。
また、B型肝炎・C型肝炎が治ったといわれた方でも、定期的な受診や治療が必要な場合もありますので、是非、ご家族と一緒に、お気軽に聞きに来ていただければと思います。

B型肝炎訴訟 口頭弁論全国で相次ぐ 川上さんのブログから

2008年11月23日 | 肝炎救済に関連して
川上博史さんのブログにB型肝炎訴訟の話がのっていました。肝炎患者さんの気持を逆なでするような、弁論。。。頻度の少ない感染経路を示すことで、すぐ救われる人が救われないような裁判にしてしまうことの犯罪的な行為を国はなぜするのか、、、悲しい現実ですね。B型もC型も医療が広げた病気であることを認識してもらうことがいちばん大切なのにと思います。

B型肝炎訴訟 口頭弁論全国で相次いで開かれました。

10月31日、鳥取地裁、14日、大阪地裁 17日、松江地裁 21日、東京地裁と開かれ、いずれも国側は請求棄却を求め、争う姿勢を示しました。

提訴者の感染経路の経緯が記事の中では書かれていないが、母子手帳などに予防接種などの記録が書かれていれば、最高裁判決に準じるはずなのだが。

いずれの地裁も予防接種にまつわる物的証拠がないのでしょうか。

大阪地裁では『国は答弁書で「ほかの原因で感染した可能性もある」と反論、予防接種と感染との因果関係を否定した。』と書かれています。
 ところが
最高裁の因果関係の判断では

本件において、原告らについて、集団予防接種のほかには感染の原因となる可能性の高い具体的な事実の存在はうかがわれず、他の原因による感染の可能性は、一般的、抽象的なものにすぎないことなどを総合すると、原告らは、集団予防接種における注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスに感染したがい然性が高いというべきであり、経験則上、集団予防接種と原告らの感染との間の因果関係を肯定するのが相当である。 参考 「札幌B型肝炎訴訟」の最高裁の判決要旨

とあるので、今更「予防接種と感染との因果関係を否定」したところで、単なる時間稼ぎにすぎないのだが。
国側の意図が読めませんね。傍聴しないと雰囲気がつかめないかもしれません。

肝臓病でのピロリ菌の影響 日本門脈圧亢進症学会から

2008年11月20日 | 学会研究会報告新聞記事など
久留米大学の於保先生が、講演をしているのを聞いて肝硬変とピロリ菌の関係が大分わかってきました。
メモ的でわかりにくいかも知れませんが、肝硬変では、現時点では、ピロリ菌を必ずしも除菌するといいというわけではなさそうです。

ピロリ菌について肝硬変で分析
代償期(肝硬変の良い方)の肝硬変の患者さん322名で検討した報告
一般の人と保菌率にあまりさはなく、
肝硬変の人に潰瘍が多いのはピロリ菌以外の因子があると推測できる

PHG(門脈圧亢進性胃症といって、門脈圧があがってくると胃粘膜のこまかい血管が増える状態)とピロリ菌も関連がない
脳症とも関連がない
フェリチンは低下している これが肝にいい働きをしているかは不明

静脈瘤の出血について検討したところ
出血していない人はピロリ菌のいる人が多かった。
胃酸の酸性度が高い人ほど出血しやすいかもしれない。PPIが非常に有用である可能性があると。
胃吻門部の静脈瘤の出血が、ピロリ菌のいない人が食道と他の胃静脈瘤の出血例と比較して多かったと

胃ガンを心配して肝硬変の患者さんで、ピロリ菌の除菌を勧めるのはもう少し様子をみた方がいいかも知れないと思いました。

森での医療講演が函館新聞にのりました 平成20年11月18日

2008年11月20日 | 医療講演やイベント

函館方面では、函館新聞が、肝炎について特集を組むなど積極的に報道してくれているとのこと、川上さんのブログで知りました。先日行った森町の講演も記事になっていたのでご紹介します。

B-RTOで腰痛が改善した症例

2008年11月20日 | 学会研究会報告新聞記事など

今回、学会で発表した治療経験です。もともと、胃静脈瘤や肝性脳症の治療としてしられているB-RTOが腰痛を改善したと言うことで、とても、おもしろいと興味を持って頂けたので、スライドの題名のところだけ載せておきます。

血管圧迫性の腰痛の原因の一つとして、精巣静脈の拡張があり得ると言うことを知り勉強になりました。B-RTOの時に、患者さん自身が治療した部位での痛みを教えてくれたのでわかりました。「そこですそこが痛いんです」と言ってくれたから自信を持ってB-RTOでの腰痛改善例だと発表できました。B-RTOの奥深さを再認識した次第です。
もちろん、肝性脳症も改善しました。

患者さんや家族のページ 2008.11.24更新

2008年11月20日 | 患者さんとの関わり
インターネットでブログをやっているといろんな人と知り合うことがありました。励まされたり、アドバイスされたり、そんな、心温まる方々とのふれあいがあるから何とかやってこれるって感じですかね。私がいつも励まされている方々のブログの一部を紹介しますね。

B型肝炎訴訟の東京原告の方のブログを知りました。とても前向きな方で、参考になります。
雨過天青

最近、見かけた方のブログです。
ペグ・リバ日記(ウイルス性肝炎に負けるな!)
ウイルス性肝炎は国の薬事行政のミスから生まれた「医原病」です。原因とその被害の蔓延の責任が国にあるのは明らかです。全国350万人以上のウイルス性肝炎患者全員の平等な救済を勝ち取るための闘うブログです。ってことで、とても熱いです。

以前紹介したブログです。
ふみりんのひとりごと C型肝炎と肝がんで亡くなった母親との関わりを体験から書いてくれています。
私もC肝治療中から治療後の記録へ C型肝炎のインターフェロンに絡んでいろいろなまとめをしてくれています。
讃岐の屋根から愛を込めて~  思いがけず ペグリバ治療をやって とりあえず終わりましたという方のブログです。いろんな方を励まして元気づけている楽しい方、たぶん。会ったこと無いけど
のっぱら スズメ インターフェロンや瀉血療法の体験などとても気持が伝わってきます。

もつ鍋

2008年11月19日 | 

福岡といえばもつ鍋ってことで、中洲ホルモンっていうお店に行っていました。おいしいのは当然ですが、たべたあとにチャンポン麺というのを入れてしめるというこれまたおいしかった。太めのラーメンですねえ。
写真は左がもつ鍋、食べ始め、右がチャンポン麺を入れたところです。

今回も鯖の一枚焼き 真 いってきました

2008年11月19日 | 

福岡に行ったら、必ず食べようと決めているのは、鯖の一枚焼きです。前回行って、これは来たら必ず食べようと思ったもの。
夜いくと風情があっていいですねえ(あ、居酒屋っぽいっていうか)。しっかり食べてきました。もちろん、20回以上は噛んでいます。
写真左上が、鯖の一枚焼きです。おいしかったあー。