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ウイルス肝炎対策の充実を求めて ちょっと直しました

2009年12月08日 | 肝炎救済に関連して
国政道政に関わる方々へ            平成21年12月8日(12月9日修正)
   ウイルス肝炎対策の充実を求める請願             

                 肝がん検診団 団長  川西 輝明
                
<請願の趣旨>
 北海道は2008年9月末、道独自のウイルス性肝炎進行防止対策事業のうち低所得者に対し医療費を免除する経過措置を廃止した。市町村民税が非課税世帯の場合、それまで肝炎治療の医療費は無料だったが、10月以降、①インターフェロンの治療中②インターフェロン治療後一年間③肝臓の障害の程度を表すALT(GPT)の数値が基準値の二倍以上-のいずれかの基準に該当しない場合、通常の支払いを義務づけられた。この結果、経過措置の対象者約5000人のうち約4割が基準を満たせず、新たに自己負担を余儀なくさ
れたという。
 道は1974年以来、難治性肝炎(ウイルス性肝炎)を道独自の特定疾患に指定し、医療助成を行うなど全国的にも先進的な取り組みを続けてきた。道は今回の措置について、助成の対象を肝硬変や肝臓がんに進行しやすいハイリスク患者に絞り込み、効果的な治療の確保と医療費全体の抑制を図るのを狙いとしている。しかし今回、打ち切られた患者には年金などで暮らす人も多く、新たに数万円の負担を余儀なくされ、経済的な困難に直面しているケースもみられる。この基準は、患者の受診抑制にもつながり、結果的に、医療費が増大する可能性もある。
 2009年11月30日には肝炎対策基本法が制定され、ウイルス肝炎に対する国の責任が明記されたことをうけ、被害者救済も視野に入れた対策が急務である。このことを鑑みても基準の見直しとウイルス肝炎患者の幅広い助成の復活を求めるものである。

<請願項目>
 国や道のウイルス肝炎対策についての幅広い助成の充実及び復活を求めることを議決し、国および道に提案してください。

この手の文章って、アピールって感じかなあ。今ひとつ、仕組みが、、、とりあえず、発信してみますって感じですねえ。
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