鈴鹿の街の一隅で数十家族で、それぞれ暮らしながらも、家族のような
親しさで安心して生活が営めないだろうかと、2000年ころから、
そんな面白い試みがはじまりました。
ぼくは、そんな街に5年前引っ越してきました。
そのころ、こんな風に暮らしている、その実際を表現してみようということが
話題になり、”アズワンコミュニテイ”と呼んでみようとなったらしい。
”アズワン=as one"、ジョンレノンの「イマジン」の歌詞、この世界には
国境もない、所有もない、夢じゃない、一つの世界があるじゃないか、
これからもらったと聞いた。
最近、このコミュニテイを紹介するパンフレットができた。
それに”as one style"という言葉が出てきた。
こういう表現がでてきたといことは、そのように捉えられる何か実際
現われてきたものがあるんだろうな。
なんとなく、分からないではないけど、でも実際どんなものだろう?って
見たくなるし、知りたくなるなあ。
興味深深というところです。
折りしも、最近はアズワンコミュニテイのことを知りたいという人たちの
なかに、そのベースになっている”サイエンズ”に関心があるという人が
現われてきた。
そのなかには、日本の人たちだけでなく、ブラジルや韓国の人もいる。
その人たちは、日本語はほとんど出来ないけれど、日々、いろいろな
気持ちを味わいながら暮らしているようです。
言葉が分からなくとも、”as one style", ここで暮らす人たちの心の
もとのものが現われていたら、誰でも、そんなんが安心で、楽で、面白い、
ってなことで、通じていけるんじゃないかな?
ここで、いろいろな地域からのサイエンズ留学生の暮らしを
アルバムにしてみました。
(3月はじめ、各地からサイエンズ留学生が鈴鹿にやってきました。
中井宅で食事。賑やかでした)
(留学の暮らしをしていく職場や街を見学しました。ここは、SUZUKA
FARMの出荷場)
(すずかの里山へも行きました。シイタケの植菌にもチャレンジ)
(シイタケの原木、重いよ。韓国からのヨンジュさん)
(本山宅に家庭訪問。韓国フンミさん)
(SUZUKA FARM で、職場体験。どうもこの日はみんなで畑に出たほうが
よさそうだね)
(地域のなかにあるジャガイモ畑。「わあ、広い」。向こうの鈴鹿山脈から
いまだ冷たい風)
(まだ、はじまったばかりだけど、赤ちゃんから3歳児までの6人の子どもの
家。お母さんも含めて。どんな家にしていくか研究しながらやっている。留学生も
関わらせてもらうことになった)
(桜の花が咲く頃、桜餅づくり)
(マリアナさんは、畑仕事が好きだ。午前中だけでは足りない。午後も
一人でやっている)
(稲。でたあ~。出揃ったあ~!)
(マリアナさんも、喜んでくれた。稲垣さん、満足!でも、いま彼は、
こんな満足には満足していない)
(子どもの家は、留学生に人気があります)
(ヨンジュさんは、子どもたちに贈り物をしました)
(九州から来ている舞子さん、ふだんおべんとう屋さんに行っていますが、午後
には、子どもの家に来る日もつくりました)
(鈴鹿カルチャーステーションは、留学生たちのたまり場です。パソコンやっている
人、日本語の勉強している人)
(別のテーブルでは、アズワンマップの手折りを楽しそうにしていました)
(おべんとう屋さんには、日によってちがいますが、3名から6名ぐらい、
おべんとうつくりにいきます。ただ、働くというより、そこでいろいろな人や
出来事に出会って、そこで自分のなかで起きたを観察するときもあります。
それを、検討・探究するのが面白いという人もいます)