かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

5月5日つれづれ

2014-05-08 06:54:26 | わがうちなるつれづれの記
朝、眼を覚まして、テレビをつけた。東京で地震があったという
ニュース。震度5弱。津波の心配はありませんとのこと。
幸い、目立った被害はないようだ。
とっさに、兄や東京に暮らす人のことが浮かんできたが、
経過を見てみようと思った。そういえば、兄はいまフィリピン。
東京、4月の半ばに行ってきた。
あんなとこで、もし建物が倒壊するほどの地震になったら、
どないなるか。
どないも、こないもないだろう。
想像したら、空恐ろしい。

起きてボーっとしていたら、玄関から人の足音。
小浪が畑に行って、帰って来たかなと思いきや、
風友がパジャマの姿で現れた。
「今日は、休みかい」
「うん」
「昨日、散歩で創徳中に行ってきたよ。ソフトボールの
練習してるかと思って」
「きのうは、イオンに行った」

今日は曇っている。
9時ぐらいから雨の予報。
はたけ公園にスナックエンドウを採りにいくつもり。
昨日、耕一くんからラインが入って、返事した。
ラインで文字を打つと、それを打ったつもりが、別の
ところが打たれていたりする。
「9時」を「11時」と打って、再度「9時からです」と
打つのに苦労した。

風友と二人、ボーっとテレビを見るでもなく、見ないでもなく、
居間におった。
なんとも。ほのぼのとしたひととき。
隣にただ座っているだけなのに、なにかあったかいものが
ほんわりと・・

妻が畑から帰ってきた。
「あら、来てたの。パジャマのままじゃん」
「うん」
「何か食べようぜ」ぼく。
「イチゴ入りのパン食べる?」
「ジャムもうまいよ」(これもぼく)
「コーヒーも入れようか」

三人で、わが家の居間でモーニング。
いやあ、小浪と二人のときと、違う。
あったりまえだけど、人と人って、面白い。
風友は、何を思っているかわからないけど、爺の
方はかけがえのない時間。

はたけ公園では耕一くんが、スナックエンドウの採り方の
手ほどきをしてくれた。
久しぶりの畑。
ふっくらと実ったエンドウを見ると、ワクワクする。
船田夫妻も少しあとでやってきた。
「こんなこと、昔もしてたよね。何だっけ、チョウセイとか言って」
 杏子さん。
「そんときゃ、おもしろかったけどな」船田さん。

「見落としのないようにね」と耕一くん。
採ったあと、振り返ると結構取り残しがけっこうあるんだよね。
「人のとこ見ると、たくさんあるのよね」杏子さん。
「ああ、よろしくたのむよ、取り残し」船田さん。
小浪もあとからやってきた。
「ここ、太ったのいっぱいあるよ。こっち、こっち」
たしかに、一番北側の列は採りごろのやつがワンサと
垂れている。
「わあー」

わが家に戻ったら、風友、ゲームをしていた。
「ゲーム三昧だね」
「うふふ」うれしそう。
どうも、中学に通い始め、ソフトボールのクラブ活動を
はじめ、けっこう忙しいみたい。
「明日も休みだよ」
子どもころを思い出す。
なんだか、理由は分からないが、「明日休み」と思うと
わくわくしたのを思い出す。

小浪はスクール研修所でセミナーの人たちの食事をつくり
に行っている。
「カレーとうどんがあるからね」と言い残して、小浪は
出かけた。カレーは秀子さんの作。

「風友、カレーうどん、食べるかい」
「うん、食べない。家に帰って食べる」」
「そうか」
「スマホ貸して」
「何する?」
「ママに電話」
ママは、なかなかでない。
 二人分のカレー作ったら、「じゃあ、食べる」というので
二人で食べた。

そのあと、SCSに出かけている間も、一人でゲームしたり、
わが家の寝室でぐっすり昼寝したりしていた。

5月5日子どもの日。
風友はどんな一日だったろう。

弟の晴空は2日だったか、わが家にカバンを放り投げて、
飛び出して行ったきり、カバンを取りに戻ってくることは
ない。
学校に行くというモードに入ったら、きっと取りにくるんだろう。
子どもの日。
暮れてきた。