えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

停車駅より

2007-05-01 22:27:23 | 航海日誌

ブログをはじめて曲がりなりにもはや2年 永いようであっという間で
人生をしつらえると大上段に振りかぶったものの わかったことは一人はさびしいということ

暮らしが落ち着いた頃には、今で言うチョイ悪オヤジをめざして髭をのばしてジーンズをはいて
一張羅の革靴で居酒屋に出没してみたものの私よりもっと若いかもっと年寄りの世代の狭間で浮きまくるわたくし。
たしかに、考えてみればこの時間の飲み屋に正業に就いたまともな同世代がこられるはずもないわけで・・・

格好をつけるわけじゃないが、ひとりで飲みながら居住まいを正すというのもこれはこれで疲れるもので・・・

さらに昨年までは時折いただいた、近況や相談など個人的にも近しくしていただいたお客様からの電話も
さすがに途切れがちに、こうして人は忘れられていくのだなぁ、と帰し方を思う えいちあーる亭 亭主

でも人は忘れる事でいいことばかりが積み重なっていく

なにかの本で読んだセリフと思うが
あの頃の仲間への憎しみはとげのように突き刺さってとけることはないけれど
心がとどいたと思えたお客様との幸せな記憶ばかりが繰り返し思い出されるそして、
そのことで今も癒されるわたくしがいる。

終着駅のつもりで降りた駅はまだ、途中の停車駅に過ぎず
ながらうこともないと思えた体もいつかそれなりにバランスを取り戻しつつある、また、それにとまどいつつも
おまえが見損ねた夢、つかみ損ねた幸せを、子供らの暮らしを、そして生まれた子を抱いた感想を
繰り返し話して聞かせるためにも、もうひとがんばりしてみようと思う えいちあーる亭 亭主でした



コメント (6)
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坂崎幸之助商店