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名車の次は迷走期、ホンダ。CB750FOUR-II。(番外編vol.3643)

2023-06-26 10:26:04 | 日記

1969年に登場した、初代ホンダ「ドリーム-CB750FOUR」は国産のオートバイに対する技術力を「世界に知らしめた最初の1台」となる

のですが、そこから更に6年経った1975年には「2世代目モデル」として、今日ご紹介する「CB750FOUR-II」へと進化を遂げることと

なります。ただ、それより2年前の1973年にはライバルとなる、カワサキから既にあの名車「Z750RS(Z2)」が、新開発したDOHC

(ツインカム)エンジンを引っさげて既に登場しており、逆にこの「CB750FOUR-II」登場のタイミングとしては「後発」と言う流れでも

あって発売当時って、残念ながら若干世間を「ガッカリさせる車両」となってしまいます「何故にそうなったか?」と言うと。主にその要因

は、エンジンが初代からのSOHC(シングルカム)のままであった事や、フォルム(デザイン)が「Z750RS(Z2)」に比べイマイチだった

事にありました。とは言えホンダとしては初期モデルよりかなり「新しいコンセプト」を盛り込んでおり、軽量を目指してスッキリでスマート

になったフォルムや、ヨシムラが当時考案した「集合管」などが標準で装備されていた所です。これは同時期に登場した、これまた名車となる

中型モデル「CB400FOUR」にも採用されてたもので、こっちに関しては、そこが売りとなり4気筒エンジンと共に人気モデルとなるのですが、

残念ながら、大型バイクに至っては4本マフラーの方が、全然カッコいいとなってた時代だったので、逆効果となってしまいます。まぁ、採用が

早かった感じだったのかも知れません(笑) あらためてよく見てみますと、初代に比べるとタンクやリアカウルのデザインがスッキリした

もので少し角張ったものになっていました。また後期に入るとホンダ得意の「コムスターホイール」も採用さて、1970年代にあって新しさを

醸し出す雰囲気を持っていた感じでした。ただ、結果的には、この「反省」を元に、1977年には姉妹車として初期モデルに戻したデザインで

3世代目「CB750FOUR-K」を販売し、更に、最新技術を導入したクラッチレスのホンダマチック(ATバージョン)となる「EARA CB750A」を

同時に登場させます。ただエンジンは全てSOHCだったので、スペックとしては大きな変更は行われておらず、ある意味、性能の向上に関しては

1979年に登場する名車「CB750F」を待つこととなります。で、一応この「CB750FOUR-II」の詳細なスペックを見てみますと、まずエンジン

は空冷式4スト並列4気筒SOHC2バルブで、正式な排気量が736cc、最高出力は67psで、最大トルクが6.1kg、車重は244kgsで、ガソリンタンク

容量が満タンで17リットル、市街地での平均燃費が大体17kmと言う感じになっていました。またフレームは初代とほぼ同じタイプで、スチール製

のダブルクレードル式、ブレーキシステムはフロントがシングルのディスク式でリアがドラム式となっていました。更に先ほども書きましたが、

ヨシムラが考案した「集合管」を装備しており、この事でパワーが5psアップされてもいました。またオートバイとしての位置付けとしては、一応

「大型スポーツバイク」となっており、ホイールサイズはフロントが19インチ、リアが18インチでした。で、最後の現在の中古市場を見てみますと、

大体安いもので110万円あたりから、高いもので280万円前後で取引されてる様です。結構高額化してますね。そこそこ販売期間は長かったので

球数は揃ってて、探すことに苦労はない様ですが、もし購入するなら150万円を超える車両でないと不安がありそうです。もちろんその要因は

状態の良しわるしにあります。さて、今日はそんなホンダ「CB750FOUR-II」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)





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