暖かくなるとオートバイに乗ってて「気持ちいい」なんて、乗ったことがない人からよく言われますが、
夏のオートバイって実際は「暑い」が先行して「気持ちいい」とはほど遠いのが現状ですよね。（笑）
外の温度は日中ともなると30度を超え蒸し蒸し、エンジンからくる熱風で下半身は激アツ！
ヘルメットは蒸れるし、薄着だと風で体力は消耗してしまい、
バイクがら降りると、ヘトヘトになってしまいます。
長いツーリング中でも「気持ちいい」はちょっとした瞬間に味わうもので、ほとんどがそんな感じじゃない。
ある種、乗ること自体が「我慢大会」の様です。
でも、オートバイに乗ってどこかに行きたい！その衝動はオートバイ好きにはあります。
矛盾してるのですが、これが現実です。
最近は暑さ対策として色々なアイテムが登場していますが、
完全装備してる人はごくわずかで、ほとんどの人は暑いにも関わらず安全のために厚着をしますし、
涼しくなんてちっともない。
実は1年を通してオートバイにとっての「最高の季節」はごくわずかで、
ほとんどが「暑いか寒いか」のどちらかです。（笑）
それでもオートバイに乗りたくなるのは、現実として襲ってくる悪いイメージを吹き飛ばして、
最高の時間を求めるからこそです。
辛い事も分かっているけど、その辛さを乗り越えてオートバイに乗るんですよね。
もし、これからオートバに乗りたいって考えてる方がいるなら、想像してるイメージとは違う事を伝えたいです。
とにかくオートバイに乗るには、辛さも楽しさに変える「意欲」が必要です。
「夏が来たぜ！オートバイの季節だ！」なんて簡単に考えると、現実とのギャップに衝撃を覚え、
直ぐに乗らなくなってしまうかもしれません。
そうは言ってもオートバイは「楽しい乗り物」です。
クルマと違って、自分でコントロールしてる感覚ですし、上手にの乗りこなして意のままに操ることが出来れば最高ですからね！
それが出来れば、多少の暑さや寒さなんて、なんとも無くなります。
ただ、良いイメージだけが先行して現実を知らない場合、
がっかりしてしまう事だけは避けたいですから、
これからオートバイに乗ろうと考えてる人は、
ある程度の知識と経験のある人の話をしっかり聞き、理解して乗る事をお勧めします。
オートバイは良いことばかりじゃない、ある種の「覚悟は必要」という事です。（笑）
