バイクレースと言えばマルケスやバレンティーノ・ロッシなどが戦っている「motoGP」が最高峰になりますが、
実はそれ以外にも「WSBK」ワールドスーパーバイクをメインに、各国でスーパーバイクレース(SS)が行われています。
これらは全て市販車をベースにレギュレーションの中で改造されたバイクを使ってレースをしてるのですが、
不思議なことに開催レースによって「チャンピオンチーム」が大きく異なります。
最高峰の国際レースとなる「WSBK」はカワサキ。
イギリスで行われている「BSBK」や、オーストラリアで行われている「ASBK」はホンダ。
そして日本で行われている「JSB1000」ではヤマハ。
なんと「チャンピオンチーム」がバラバラです。(笑)
ほぼ、どこの国でも決められているレース規定(レギュレーション)は同じなのですが、
戦っている国によって強いチームに違いがあるのは、かなり不思議なことですよね。
もちろんトップライダーの技量の差もありますが、どの国でも「バイクメーカーが競っている」状況に変わりはありません。
一番に考えられるのは行われているサーキットの特性。
イギリスやオーストラリアのサーキットは、中低速コーナーが多いサーキットが主流で、
イタリアや日本は長い直線を持つハイスピードコーナーが主流です。
バイクによって特性が違うのでサーキットの特性によって強さが異なるケースは大いに考えられます。
さらにアメリカで行われている「AMA-WSB」は特に違ってて、デイトナ200などはサーキットの半分がオーバルとなっています。
で、トップチームはカワサキ。
世界最高峰の「WSBK」がカワサキで、アメリカでの「WSB」もカワサキなので、
総評するとカワサキがトップになります。
しかし、国内レースを見ると現在は圧倒的にヤマハ。
ヨーロッパ圏では俄然にホンダ。
う〜ん、やはりよくわかりません。
話はちょっと変わりますが、国産以外で頑張ってるのがドゥカティ。
他にもKTMやアプリリアなどがエントリーしていますが、イマイチ成績はパッとしません。
やはり強いのは日本メーカーになるのですが、
不思議なくらい開催国で強さが違う状況です。
なんでなんでしょうね!(笑)