歳を重ねるにつれて速くて高性能なバイクより「ビンテージ物やレアな物」を求めるってイメージがありますが、
実際のところはどうなんでしょうね。(笑)
確かに地元にある「バイクの聖地」などに行くと「年配のライダー」の中には、
そう言ったバイクに乗ってる人が多い気もします。
多分、60歳を超えた辺りからそうなっていく傾向に見えますが、
今年52歳になってしまったボクは、まだちょっと違う意識です。
まだまだ「速くて高性能なバイク」に目がいっちゃってます。(笑)
かと言って雰囲気で乗るバイクが嫌いな訳ではありません。
しっかりボクなりの憧れは持ってますから、
昔の古い英国車やイタ車、はたまたドイツのBMWやハーレーだって大好きです。
ただ、ほとんどが大型バイクですが実際は中型バイクレベルのパワーしかありませんし、
中には最高速が100km走るかどうかってのもあります。
そこがボクの場合、ネックなんですよね。(笑)
但し、こういったバイクに「雰囲気はあって味がある」ことは間違いないです。
ファッションも含めて「所有することに意義を感じる」ことで大満足出来ますからね。
同じバイク好きでも、完全に求めている方向性が違うってことです。
ある種の憧れは感じますが、実際求めるとなると大抵は「高額」ですし、
球数が圧倒的に「少ない」こともあり、なかなか手に入れることは困難です。
持ってる人はそれをクリアしてる訳ですが、ある意味バイクを完全な趣味としてる感じですね。
年齢を重ねることで「ビンテージ物やレアな物」に意識が変化するかどうかは、
人それぞれのように思えますが、
ただ「そうでなければならいとか、大人ならそうあるべきです」とかは違う気がします。
それぞれの世代で、若かりし頃の時代背景は違います。
今の60歳代の人に若かった時代があったように、
ボクら50歳は80年代の若者で「峠」を中心としたバイクの時代を生きた世代です。
なので、年齢を重ねてもそこに執着する部分は当然あります。
大人だからと言って「ビンテージ物やレアな物」に走る事が正しい道で、
そうじゃなければ「正解ではない」と考えることは「違う」と考えなければなりません。
これからはもっと世代の違う人たちが大人になってきますから、
余計にそうなる気もしますしね!(笑)