リッターバイクを「紹介する記事」を見ると最高速が300km以上出ますとか、
鋭い加速力が魅力とか、ハイスピードでのコーナリングが楽しいとか、色々書いてありますが、
実際、そんな走り方をするとライダーにとって「危険である」ことは分かっているはず。
でも、バイク雑誌やネットを見ると「速さに対する性能」を前面にアピールしてる内容は多いです。
いや、もしかしたら「そこばかり」だったりますよね。
本来「安全を促す」立場の人が、逆にライダーに対して「危険を助長してる」としか思えません。(笑)
極端なことを言えば、とてつもないハイパワーバイクで、
思いっきり飛ばして「そのうち死んでください」って言ってるようなもの。
だって、実際そう書いてあるようなものですもん。(笑)
もちろん、バイクは性能を紹介して「魅力を伝える」ものですが、
今の大型スポーツバイクの性能は、一般ライダーが普通に扱える範囲を遥かに超えています。
ライダー自身が自生してパワーを貯金と考え「性能の半分以下で乗る」なら全然問題ないですが、
情報に「触発」されて高速道路で最高速を試してみたり、
サーキットではなく、一般の峠でどこまで攻めれるか試すライダーは必ず出てくる思います。
だって雑誌やネットで「凄く速いバイクですから是非どうぞ」って言ってますからね。(笑)
いやぁ、これってどうなでしょう。
確かに性能はバイクの魅力であり、今のバイクは昔のレーサーに匹敵する速さを誇っています。
しかしそれに乗る人間は、ごく「普通の人」が大半で、
スピードに対して「特別な訓練」をしてる人なんてほとんどいません。
てことは、やはりこれって不慣れなライダーに危険を助長してることになりますよね。
安全運転を心がけるように促してる反面、一部の雑誌やネットではバイクの性能をフルに発揮するような言い回しで、
確実に購入者を危険へと煽っています。
とにかくバイクを売るための必勝コメントでしょうが、もっとよく考えて記事を書くようにして欲しいです。
だって、一般ライダーを「危険な世界」へと誘っているなんてあり得ない事でしょう。
これに関しては、個人的に「昔からずっと気になっていた」んですよね。(笑)