宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南地域特産「柿」の全国発送が始まる

2017年12月15日 16時56分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成29年12月8日,宮城県ころ柿出荷協同組合(白石市)は,ふるさと便「宮城の樽柿・ころ柿」の発送式を行いました。生産者と白石市の山田市長を含めた関係者約40人が33回目となる発送式を祝いました。

 はじめに保科組合長から,「今年は8月の天候不順と11月の凍霜害で樽柿の生産減少が見込まれる。一方,ころ柿加工は順調で最高の出来に仕上がっている」と挨拶がありました。

 第1便として,「蜂屋柿」を渋抜きした「樽柿」約250箱が全国に発送されました。1月からは柿を乾燥させ,橙色の色鮮やかでとろっとした食感が特徴の「ころ柿」の発送が始まります。


全国販売が始まった「樽柿」

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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角田市生活研究グループ先進地視察研修会が開催されました。

2017年12月15日 16時02分07秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年11月6日に角田市農村生活研究グループ連絡協議会が魅力的な農家経営のための知識・技術の向上を目的に,宮城県栗原市方面へ先進地視察研修会を行いました。

 はじめに「くりはらツーリズムネットワーク」が実施している自生している「葛のつる」を利用した「編みかご教室」を体験しました。編み始めは,思いどおりに編めなかった会員もすぐに慣れ,1時間程で編みかごが完成。

 昼食は栗原市若柳にある農家民宿「有賀の里たかまった」で地元の食材を使った創作料理をいただきました。食事を取りながら農家民宿の千葉さんから農家民宿への取り組み,地元農産物を料理の提供等について貴重なお話をいただきました。
最後に,わかやなぎ農産物直売所「くりでん」において,出荷組合の代表より,直売所の設立経過,これまでの取り組み内容についてお話をいただきました。
 今回の研修先等の女性の活動,活躍に触れることができ,今後の活動の参考となったようです。
 普及センターでは,今後も角田市と連携して農村生活研究グループ活動の支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138





編みかご教室







昼食 農家民宿「たかまった」






直売所「くりでん」




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カーネーションの省エネルギー栽培に関する勉強会を開催しました

2017年12月15日 13時22分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成29年11月24日にカーネーション栽培において暖房などの経費を軽減することを目的に,カーネーション省エネ勉強会を農業・園芸総合研究所を会場に開催し,管内のカ-ネーション生産者9名が参加しました。農業・園芸総合研究所花きチームから「スプレーカーネーションのEOD-heating処理による燃油消費量削減」と題し,カーネーションの温度管理を10℃一定から多段変温管理にした場合の開花時期と燃油消費量削減に関するを情報提供しました。参加者は,ハウスの多段変温管理による暖房費削減に興味を示し,実施する場合のポイント等を積極的に質問していました。普及センターからは,施設の暖房や保温状況の再点検等による省エネ効果について情報提供しました。その後にほ場見学を行い,参加者は試験場における試験状況を聞き取りながら活発に意見交換をしていました。「自分の施設の保温状況等を再確認したい,変温管理に取り組んでみたい」との声が聞かれ,省エネの取り組みが進むことが期待されました。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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家族経営協定に関する研修会及び相談会を開催

2017年12月15日 13時16分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
名取市農業委員会では東日本大震災以前に締結された家族経営協定を見直したいという農業者の意向を受けて,平成29年11月6日に家族経営協定に関する研修会を開催し,約20名の農業者が参加しました。亘理農業改良普及センターから家族経営協定の目的やメリット,方法について説明し,農業委員会からは制度上のメリットについて説明しました。
参加者からは,家族経営協定締結に向けた前向きな質問が多く出ました。研修後の11月22日,29日,12月1日に個別相談会も開催され,20名の女性農業者が参加しました。相談会では,普及センターが相談者に対して,「家族経営協定はわかり易く作成すること」,「農業に従事していない家族とも一緒に話し合い,将来家族が就農しやすくすること」などの助言を行いました。今後,家族経営協定を締結することで,経営及び生活がよりよいものになるよう今後も支援します。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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赤岩地区の日本型直接支払制度の構成員が農地保全の先進地研修を行いました。

2017年12月15日 10時36分06秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
気仙沼市赤岩地区では今後の農地を守っていく方法について話し合いを続けており,平成29年12月6日に,草刈りを地域の若者が引き受けている事例について研修してきました。
山形県川西町では,多面的機能の保全活動のうち草刈りを部分的に地域の若者(草刈り隊)に委託する体制が構築されており,今回は草刈り隊を支援・助成しているJAグループ山形から事例紹介していただきました。
草刈り隊は,地元青年会を母体として地域の若者で組織され,会社員などの非農家も構成員として在籍しています。JAグループ山形では,草刈り隊の立ち上げや活動に対して支援・助成を行っており,高齢化が進む地域での農地保全の一助となり,さらに地域の若者同士の繋がり,地域と若者達の繋がりが強くなることも今後の農地を守っていくうえで重要だとしています。草刈り隊は地域の除草面積の2割程度を引き受けており,町外からも作業を引き受けてくれるよう頼まれることがあるが,地域の絆を維持したい思いから「地元の若い衆に声をかけてくれ」と断っているとのことで,若者達も地域の繋がりを大切にする機運が生まれてきているようでした。
事例紹介後の意見交換では,赤岩地区の構成員から意見・質問が多数出され,時間一杯,活発な議論が行われました。
川西町の事例は,担い手の減少や高齢化が進む中,農地保全をとおして,地域の繋がりが強まっているのが分かる事例でした。赤岩地区では今後も話し合いを続け,自分たちの農地を守っていく方法を検討していくこととしています。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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直売施設小十郎の郷で栽培講習会を開催しました。

2017年12月15日 10時23分05秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成29年度の普及指導計画プロジェクト課題の指導対象である白石市の「小十郎の郷」の農産物出荷者を対象に平成29年11月21日(火)に栽培講習会を開催しました。

 白石市のイメージに合う特産野菜として「カボチャ(白皮)」「白いとうもろこし(ピュアホワイト:白粒)」「サトイモ」を三白野菜として位置づけ,これらの野菜の安定した収量,品質向上を図るために栽培講習会が行われました。

 講習会では,平成30年度の作付け計画(ベジタブル・ドリームプラン)作成するために,はじめに平成29年度の野菜の生産,販売状況について,アンケート方式で振り返りを行い課題を明らかにしました。今後,この課題に対して具体的な解決策をベジタブル・ドリームプランに記入し,栽培品目ごとの栽培計画を今後作成予定です。
 今後普及センターでは,関係機関と連携した栽培向上への支援を行って行きます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
    TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138



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パート従業員向けGAP研修会の開催

2017年12月15日 08時53分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
平成29年12月14日に株式会社デ・リーフデ北上においてパート従業員向けの農業生産工程管理(以下GAP)研修会を実施しました。デ・リーフデ北上は平成28年からトマトおよびパプリカを栽培しており,本年度からはGAPへの取組みを開始しました。GAPは,食品面・労働面・環境面において考えられるリスクを小さくするための改善活動です。GAPの認証を受けるには,パート従業員も含めた会社全体の意思統一が不可欠です。今回の研修では,自分たちが毎日作業しているところにどんなリスクがあるのか,どんな対策がとれるのかを考えるきっかけになりました。今後は早期GAP認証取得に向けて,具体的な改善活動を行っていくとのことでした。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第2班
TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999

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