言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

春嵐

2012年04月03日 | Weblog
凄まじい暴風雨の一日でした。まさに春嵐。

バス以外の公共交通機関は麻痺したようです。

新年度を迎えた途端、このような嵐に見舞われて、何か波乱含みの24年度が予想されます。

日本政界に大阪維新という嵐が巻き起こるのかもしれません。


先般、産婦人科医と教師の勉強会に参加させていただきました。

どちらも本物の先生です。

その昔、私が初めて仕えた国会議員に、

『世の中に「先生」と呼ばれる職業は2種類しかいない。それは、「医師」と「教師」である。議員は先生ではない。だから金輪際、自分のことを先生と呼ぶな!!』

と教えられたことがあります。

さて、このたびの勉強会の内容は「いまどきの子どもたち」についてです。

教師側からは増加する発達障害児の現状を、医師側からは若年者の性の現状を説明していただきました。

教育現場と医療現場の生の声を聞かせていただき、非常に衝撃を受けました。

今回お聞きした事全てが、今の子どもたちに当て嵌る訳ではありません。ごく限られたほんの一部でしょう。

しかし、今の社会環境では何時、誰がそうなるか解りません。

現在の子どもたちを取り巻く環境はまさに暴風雨のようであり、それは大人たちが造り出していることに間違いはありません。

そんな子どもたちを問題視・特別視するのではなく、大人・親の無責任さを猛省しなければならないと痛感させられました。

しかしながら、医師と教師が現状を憂い、責任感をもって課題解決に向け取り組む姿勢を拝見し、嵐の中でも光明を見つけたような気がしました。