言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

決算委員会

2011年09月27日 | Weblog
大田市議会は、9月定例会において前年度の決算を審議する決算特別委員会を各常任委員会から3名ずつ選任して、一般・特別会計決算審査特別委員会と公営企業(水道事業・病院事業)決算審査特別委員会を構成し、決算について審査をいたします。

決算委員会は、過去の財政運営を通じて問題点を発見し、将来の財政運営に反映させるという大きな意味を持っています。

「執行済みだから・・・」ということで黙認していては、課題解決には至りません。

一つ一つの事業成果を厳しく追及することで、新たな発見をし、次年度への布石となると考えます。

それが、一年間厳格に監査された監査委員に対しての礼義であり、有権者である市民に対しての忠誠であるのではないでしょうか。

自主財源比率が極めて低い大田市にとって、いかに市税等の自主財源を確実に収納し、事業執行に際しては、市民からの血税という概念を念頭に入れ適正な予算執行を行い、また、事業の成果として市民が潤い、自主財源が増加することを期待しなければなりません。

さて今回、私は、監査委員の意見書に基づいて、執行率の極端に低い事業と不要額が大きい事業に関する質疑をしました。

いちいち答弁を求めた担当部課長にとっては、非常に面倒臭かったかもしれませんが、これも委員としての責務と思い、しつこく質疑を繰り返しました。

その狙いは、もちろん適正な予算執行を確認し、不要額の理由が適切なものかどうか確認するものでしたが、一方で、この度開催される事業評価(大田市版事業仕分け)を想定してのものでもありました。


最終日には、委員長報告の中で、昨年と同様、数点の指摘事項を盛り込んでいただくことになっています。