言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

新党ブーム

2010年04月22日 | Weblog
 参議院選挙を目前に控え、国政では国会議員ばかりでなく地方自治体の首長を巻き込んで相次いで新党が結成されています。

 今から20年足らず前、私が政治の世界に一歩踏み入った当時も現在のような新党ブームでした。宮澤政権時代、日本新党や新党さきがけなど無党派層や既存政党に属さない有権者の受け皿として注目を浴び一斉を風靡しました。その結果、細川首相が誕生し非自民の連立政権を樹立したことは皆様も記憶されていると思います。その後、いくつもの政党が分裂と合併を繰り返し現在に至るわけですが、立党理念はさておき、有権者の存在を棚上げした数合わせの権力争いであったことは皆さんにも納得いただけるのではないでしょうか。国民の政治離れを引き起こした大きな要因と思われます。

 さて、大田市議会において保守系会派(グループ)が3つに分かれたという新聞記事がありました。
 この四年間の旧保守系議員のグループは、大所帯のため会議の回数が極端に少なく、勉強会すら皆無でありました。個々人もしくは親しい議員同志の行動や国政選挙が主な活動でした。そういった中、数名の離脱者が発生した経緯もあり、このたびの政策グループ結成という流れになりました。
 会派分裂だとか国政・県政・市長選挙には全く関係なく、純粋に市民生活の向上と大田市発展を目指すことが目的の政策グループの誕生と理解していただきたいと思います。
 それぞれが切磋琢磨し、市民サービスの向上が実現し、市民の皆様に実感していただけるよう全力で取り組まなければなりません。