水戸梅日記

水戸・いばらき

PR会社の時代

2007-04-20 | 読んだ本
PR会社の時代―メディア活用のプロフェッショナル PR会社の時代―メディア活用のプロフェッショナル
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-07

 

 同じく 矢島尚 さん の本。

 

 「好かれる方法」が、一般の方向けの内容なのに対し、

 「PR会社の時代」は、企業向けの内容になっています。

 

 内容は一部重複しますが、興味深かったのが、

 「アメリカで生まれたPRの歴史」と

 「独自の道を歩んだ日本のPR業界」。

 

●PRは、アメリカ社会、中でも政治の道具として成長してきた。

 

●オリンピック招致活動で、シドニーに負けた中国は

 次のときに、前に負けたそのPR会社を使って招致を果たした。

 

●アメリカのPR会社にとって、ブログ対応は不可欠な要素である。

 

●日本のPRは、「広告のおまけ」として存在が認められるところから

 始まった。PR=「プレゼントコーナー」(タダ)という図式があった。 

 

●日本のPR業界が発展しなかったのは、企業の「自前主義」のため。

 広報は、新聞記者を丸め込んで、悪い記事を書かせないように

 するのが仕事だと思っている経営者が多かった。

 

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