PR会社の時代―メディア活用のプロフェッショナル 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2006-07 |
同じく 矢島尚 さん の本。
「好かれる方法」が、一般の方向けの内容なのに対し、
「PR会社の時代」は、企業向けの内容になっています。
内容は一部重複しますが、興味深かったのが、
「アメリカで生まれたPRの歴史」と
「独自の道を歩んだ日本のPR業界」。
●PRは、アメリカ社会、中でも政治の道具として成長してきた。
●オリンピック招致活動で、シドニーに負けた中国は
次のときに、前に負けたそのPR会社を使って招致を果たした。
●アメリカのPR会社にとって、ブログ対応は不可欠な要素である。
●日本のPRは、「広告のおまけ」として存在が認められるところから
始まった。PR=「プレゼントコーナー」(タダ)という図式があった。
●日本のPR業界が発展しなかったのは、企業の「自前主義」のため。
広報は、新聞記者を丸め込んで、悪い記事を書かせないように
するのが仕事だと思っている経営者が多かった。
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