「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

激走 伊江島ハーフマラソン②

2008年04月17日 | 沖縄の旅案内
なんとか中間地点を過ぎて、その後は快調に走ること1、2キロ。伊是名島がよく見える海岸近くで走りながら写真を撮っていたら、後ろから快調に走ってきたいかにもベテランそうなオジサンに「ビデオ録っているの?」と話しかけられる。しばらく併走しつつ、息を切らしながら雑談を交わす。聞けば、沖縄県内のマラソンレースには殆ど出て、もちろんフルマラソンも何度も走っているとのこと。

どこまで併走できるかなと思いながら暫くは併走していたが、走りながら写真撮ったり、給水所でのんびり水を飲んでいるうちに、いつの間にか見えなくなった。ちょっと速く走って、止まって、というのを繰り返すより、ゆっくりなペースでも着実に走り続けたほうが結果的には速いというのを実感。

15km付近で第4給水所に到達。ゴールが見えてきたか。今までの給水所では、冷水と黒糖、塩と水を含ませたスポンジが供給されるくらいだったが、ここは、レモンスライスや梅干、ワラビ餅やバナナ1/3カットが置いてあり、うれし~と思いながら、もぐもぐほうばる。好タイムなんて目指してないので、立ち止まって栄養補給。

ホッとするのも束の間、走り始めた目の前で、足がつって搬送される人に出会う。「慣れていそうな人に見えたのに・・・うちらも気をつけないとね」、という隣の人の声に、「そうだ、急に来るかも」、とちょっと怖くなる。この不安は、この後ずっと抜けなかった。

17Km付近で、これまでの距離数表示から、「あと5Km」という表示に変わる。もう少しだ、と思う反面、古傷の右ひざが痛くなってきた。左に見える蒼い海や、右に見えるタッチューの風景に助けられながら、何とか走り続ける。

あと3Km地点を通過。だんだんと足が上がらなくなってくる。時計を見ると、制限時間内には何とか間に合いそうだ。しかし、ずっと歩き続けるのは格好悪いから、できるだけ走ろうと思うが、思うようにスピードが上がらない。

あと2Km。集落近くの直線道路。歩きたいのはやまやまだが、給水所などでは地元の人が応援してくれるので、何とか無理して走る。500m走ると、あと500mは歩いているような感じ。

何とか、あと1Kmの看板を通過。最後はラストスパート、と思ったが、何とか小走りする程度が精一杯。あと500m、ゴール直前の上り坂でやはりスピードダウン。それでも、とぼとぼ歩く人を何人か追い越して、ようやくゴール地点の公園に飛び込む。

やった~!何とかゴール。。。もう、足がパンパン。ビール飲むよりもまずは腰を下ろす。しばし呆然。
イテテ・・・と暫く足をさすり、待望の祝杯にありつけたのは、ゴールから30分後だった。何はともあれ、乾杯。

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