「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

やんばるで山菜!

2008年03月16日 | 沖縄の旅案内
3月のやんばる(沖縄本島北部の森林地帯)。本土より2ヶ月早く、既に新緑の季節です。

「ブロッコリーの森」と呼ばれるイタジイを中心とする森では、既に黄緑の新芽が盛んに出ており、咲き終わったヒカンザクラの新芽と共に、亜熱帯の山を様々な緑が鮮やかに輝いています。

今回は、樹木医の方や、生物の先生をやっていた研究家の方、学芸員の方などともに、森の奥深くの山小屋に泊まり、春の山野草を食べながら森を歩きました。

タブノキ、カツモウイノデ、アカメガシワなど、今まで「ただの山に生えている木」としか分からなかったものが、名前や生態の特徴について教えてもらった上に、「この時期の新芽がウマい」とか言われると、いっそう興味を持って周りを眺められるようになります。

もちろん食用じゃなくても、ヒリュウシダの新芽、エゴノキの花、シロダモの新芽など、この時期特有の彩りを見るだけでもワクワクします。

結局、10種類以上の山野草をいただき、森の中をのんびりとおしゃべりしながら歩いて、やんばるの新緑を存分に楽しみました。

※補足
帰りに、やんばるの森を削ってダムを作っている現場を通りました。
これまで見てきた緑の森から赤土がむき出しになり、山が痛々しく見えます。