ブルーシャムロック

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瀬戸内ビジネスHour_2

2010-09-12 17:55:33 | 信・どんど晴れ
前回、論述した中池哲治以外にも、高垣と仕事をした人間のことを
述べておく。
一人は仙臺に本社があり、主に宮城県を中心とした東北の民芸品や郷土玩具
を業務とした企業に属していた安倍川紘市、
もう一人は富山市に本社がある医療機器メーカーに属していた笹本倉治
である。
安倍川は海の物とも、山の物とも違う感じの男。ぬるりとした男
笹本は、神経質そうな細面の男だった・・・。
安倍川は、仙臺と同じように關東でも自分の力を発揮できると
思った矢先、リストラ室勤務に成ってしまっていつものんだくれて、
笹本は、出社拒否のような形になった。
しかし、高垣の必至の説得が功を奏して、
安倍川も笹本もリストラ室プロジェクトをに動くようになった。
安倍川は営業の鬼だけあって、人の強みや弱点を見抜く力が強く、
笹本はもともと、製品開発部に所属して、機器の欠点を見抜くことが得意だった
ので、彼の持ち前の檢査精神を開花させていった。
今上げた2人に高垣は感謝された。そして、2人とも本社に舞い戻ったのだが、
關東営業所での実績でリストラ室勤務になった。
そして、中池である・・・。
つづく
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