ブルーシャムロック

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なんとかざBeginning_2

2019-05-25 15:17:27 | 逆襲の藤隆
僕達を載せた航空機はぐんぐん上に上がっていく。
巡航速度が出る高度まで達した蹟、
アナウンスは続ける。
「当機はyy岬を通過しています。」
この岬は日本の地理の授業では日本列島の縁としばしば言われているところだ。
海と陸地のすれすれの場所を飛んでいるんだなぁ。
「ふーん、今回の目的地はなんだか不思議なものと出会いそう。」
知世がつぶやいた。
「不思議なもの?この前の妖怪が出てくる実写映画か、長編アニメ映画みたいだね。」
僕は一週間前なんとかプライムサービスで見た映画を見て考えていた。
不思議なものってなんだろうか。ひょっとしたら、異世界のプリンスやプリンセスとか・・。
「あのー、知世。プリンスやプリンセスが出てきて騷動が大きくなって・・。」
僕は昔見たアニメか漫画を思い出していた。
「それもありそうね。異世界のプリンスやプリンセスに出会えても・・。それよりも
今回の旅の目的はこんな場所よ。」
知世はガイドブックをさして、お目当ての女性がいる店に赤インクをつけていた。
つづく
コメント
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