ブルーシャムロック

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黄金町ラメント_2

2014-02-26 06:33:16 | 逆襲の藤隆
説明が遅れた。
ここは横浜市。神奈川縣の県庁所在地で、国際的な港町である。
そのなかでも、おっさんが向かった黄金町はつい最近まで
うさんくさい店が沢山あることで知られていて、
多くの市民も近づかなかったことで知られている。
「ちょんのま」
という言葉が存在して、特に女性には評判が悪かった。
そこの雑然とした一角に古い映画館が存在する。
支配人を兼ねた探偵が、そこで探偵事務所にしている。
「はい。えっシェルティが逃げた?!分かりました。」
受話器越しに、探偵は大声を上げる。
車は、そのまま、山手のお屋敷街に向かっていく。
ばかでかい古いアメ車である。
探偵の趣味である。
ラジオから音楽が流れている。今はやりのバンド
放課後コーヒータイムの「吉原ラメント」という曲である。
メンバーの一人がるろうに剣心とjinに嵌っていて、ソレのAnswer Song
を作ろうと言うことになって、この曲ができたとラジオは説明している。
音のイメージはるろうに剣心の主題歌であるジュディマリのそばかすみたいだ。
歌詞はjinを想起させる。このバンド花の慶次やへうげものにはまっていて、
古田織部を想像したチェッカーズ風の楽曲「多分利休七哲」という曲も作ってた。
七哲ということを考えると、織部以外の人間もまじってやしないだろうか。
そんなことを考えながら、探偵はラジオを聞いていた。
そんなことを考えていると車は山手につく。
依頼者は10歳前後の少女だった。
報酬は1,000円。
探偵は嫌な顔をせず、シェルティの依頼を受け取る。
居なくなった方向に、行こうとした矢先
「黄金町で殺人事件が発生。」
とメールが送られてきた。
えっと思って探偵は、事務所のある黄金町に戻る。
歸ったとき、
「立ち入り禁止、神奈川県警」
と貼られている場所があった。
つづく

コメント
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