ブルーシャムロック

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黄金町ラメント_1

2014-02-25 11:08:41 | 逆襲の藤隆
「おっさん、また監理官ともめていたようだな。」
長身で髭の濃い刑事は10程年齢の違う刑事に言う。
長身の刑事よりも背の低い刑事は
「ああ。」
と、一礼する。
「この前の捜査一歩進んだのは、やはりおっさんのリークした情報なんだよ」
長身の刑事は言う。
「まだ1970年代の事件の真相を追っているのかね。」
おっさんと呼ばれた刑事は、長身の刑事をみた。
「まあな。俺は警察の上層部が何かを隠しているように思えるからな。」
と長身は答える。
「あの学生運動が盛んな時代、事件がyamiからyamiに消されてしまう事だって有る。
だから、君には深入りすることをやめて貰いたいのだけれども。」
長身の刑事はだまった。
「でも、俺が調査しているから分かったことがあって、おっさんの追いかけている事件の
解決につながったんだぜ。」
と、いったん押し黙った跡そう回答した。
「お、おっさん。今回起きた事件は黄金町方面で起きたようだな。黄金町もうさんくさい
事件が多いからなぁ。」
と、長身の刑事はどこかに消えていく。
つづく
コメント
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